Amazon🆚Walmart as of 12/2021

の本が出ることを知り即購入。鈴木敏仁さんの名前だけではピンときていなかったが、今までにも記事をお目にかかっていたあの米国小売業ジャーナリストの方だ!

Walmartは長年世界1位の座は変わらないであろうと思われていたが、Amazonが迫っている。Amazonは「データ」がビジネスの根幹であり小売業に参入した訳だが、その土壌に他の小売業が参入する形となっているのだ。ホールフーズの買収もリアル店舗ではなく購買データが狙いであった。2社とも買収をしながら成長している。

【Walmart】
3業態 15ヶ国6363店舗がピーク
スーパーセンター
ネイバーフッドマーケット
サムズクラブ
→サムズクラブで8兆円は日本トップ小売売上高を越える。1999英アズダを買収しかなり影響を受けた。本社アーカンソー州の田舎町ベントンビル。

・EDLPは配送センターのけが人を減らす。なるほどと膝を打ってしまった。

・システムは自前で構築してきた。ウォルマートのテクノロジー企業の転換。

【Amazon】21カ国
・FedExの買収をやめて自社配送を構築しようとした。アマゾンフレッシュの宅配輸送手段に自社トラックをはじめて投入した。2013年にUPSとFedExが耐えきれずオーバーフローしてから。今ソーティングセンターを増やしている。投資額は9%(売上高比率)で他社の2%よりかなり高い。


【所感】
Walmartが自前でシステムを磨きながら成長しているのに好感を持った。一方上記メモにはないがAmazonはフォースターなど知らない業態が出ていることも知った。アメリカに行っていない3年の間に急速に変化しているのだろうなと読みながらしみじみと感じた。両者とも好きなので今後も展開を追いかけたい。

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