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このアートは知られるべき:Pop-art (Part1)

こんにちは!!みんな〜
はちにんこ!なんみ!!(上の逆ですwww)
ゴーリストのデザイナー「ティエン」と申します〜。
いつもご応援いただき、誠にありがとうございます〜。

さて、毎日いいデザインを作っていまっか。
今日がみんなの作品に役に立つテーマをご紹介します。
それは「Pop-art」です。
さっそくいきましょう!!!🏃🏼‍♂️🏃🏽‍♀️


I. なぜ生まれた

1. 名前の由来

詳しく生まれた経過の話の前に、ポップアートのその呼び方の由来をご紹介させていただきます。
実際に英語がPop-artで、「Popular Art」の省略です。つまり、「大衆芸術」です。
ポップアートは、現代美術の芸術運動のひとつで、大量生産・大量消費の社会をテーマとして表現します。雑誌や広告、漫画、報道写真などを素材として扱います。

2. 歴史とその理由の説明

a. 業界と社会の状況

まず1950年より前の話をしましょう。
その時はもう第二次世界大戦が終わっていて、アメリカやイギリスなどの先進国では特に労働者の階層が、毎日大量に生産される製品に囲まれていました。そしてそれらを消費し、テレビや雑誌などの情報を重要視する生活を送っていました。その中でアートも人々に求められていました。

また、戦争後*の疲弊したイギリスには豊かなアメリカから急速に浸透し、若者を夢中にさせていた広告やSFや漫画や大衆音楽などのアメリカ大衆文化に対する皮肉で客観的な目もありました。その中に代表とされるアメリカのヒーローのComicが流行っていました。

*第二次世界大戦が、1939年9月1日から1945年9月2日までです。

Japan Wikipediaにより

ここから、ちょっと読者のみんなに小さな質問があります。
なぜComicが普及したのでしょうか ❓
あくまで自分の意見ですが、一つの回答になるのではないかなと思います。
戦争があるからこそ、人々が平和を求めて、強き物が欲しくなったわけです。ヒーローのComicがその要求に当てはまるだろうという。
んんん〜。。。🤔
みんながどう思いますか。是非コメントの欄によろしくお願い致します。

1950年前の話に戻りますね。
その時、分かりづらい抽象表現主義の作品に多くの観客やアーティストが飽き始めていました。
実は、ジャクソン・ポロックらに代表される抽象表現主義の人々がモダニズムを信奉する立場であり、「グッド・デザイン」を規範とし、大衆文化を芸術の前進する方向とは逆らっていました。これに対し、廃物や既製品など現実から持ってきた物体を使用して芸術にする作家らが、しばらくの間は「ネオダダ」とも呼ばれ、抽象表現主義に飽き始めて、ダダイスムや反芸術の影響を強くしていました。
なんか矛盾が発生しましたね〜😬
みんなの意見がなんですか。
アートが人々のため、または芸術家のために生まれたかという質問が自分に浮いてきました。

ジャクソン・ポロック、口にタバコを吸い、絵の具をキャンバスに落とす
写真提供:マーサ・ホームズ/ザ・ライフ・ピクチャー・コレクション/ゲッティ
Jackson Pollock; Number 1A; 1948
ネオダダ Robert Rauschenberg; Retroactive II; 1964

いったん、Pop-artが生まれる前の当時の状況をまとめます。
・抽象表現主義に飽き始めていた
・普通の人にふさわしいアートが求められていた
・広告や漫画や大衆音楽などのアメリカ大衆文化が普及になっていた

b. Pop-artの誕生

それでは、Pop-artの本来の生まれがバレていきますよ〜😎

・最初の遺跡

戦後間もなく、イギリス(スコットランド)の彫刻家、美術家であるエドゥアルド・パオロッツィ(Eduardo Paolozzi)は1947年に米軍兵士らと共に持ち込まれたアメリカの雑誌の切り抜きでコラージュ*を作り、すでにポップアートの始まりとなる作品を作っていた。ポップアートの最初の真の例証だというレッテルを張られていますが、パオロッツィは常に自分の作品はシュルレアリスムだと述べていました。

パオロッツィ『ニュートン』(1995年)大英図書館の広場. Japan Wikipediaにより
Eduardo Paolozzi, I was a Rich Man’s Plaything, 1947

*コラージュは、そもそもコラージュがアートのテクである
私もコラージュについての記事を出版しました。

是非、覗いてみてね〜😉

・1950年代

以上にも述べたように、ニューヨークでは抽象表現主義と大衆文化の矛盾が話題になりました。

1952年
ロンドンのICAというギャラリーで、パオロッツイら若い美術家やローレンス・アロウェイなど評論家が集まり、「インディペンデント・グループ」というグループを組んで芸術と大衆文化のかかわりの研究を続けていました。

Lawrence Alloway, Guggenheim International Awards, Solomon R. Guggenheim Museum, New York, 1964. Photo: SRGF

1956年
その研究のさなか、ローレンス・アロウェイが商業デザインなどを指して「ポピュラーなアート」という意味で使用したときである。
ロンドンで「これが明日だ」(This is Tomorrow)展が開催され、ここで発表されたリチャード・ハミルトンの作品「一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか」(Just what is it that makes today's homes so different, so appealing?)は、雑誌や広告の魅力的な商品やゴージャスなモデル写真を切り貼りしたコラージュで、ポップアートの先駆的作品といわれている。特にボディビルダーの男性が持つロリポップキャンディーの包み紙の「POP」の文字が強い印象を与えました。

Pages from the catalogue of TIT exhibition, 1956. © Whitechapel Gallery
Richard Hamilton, Just What is It That Makes Today’s Homes So Different, so Appealing?

・1960年代

アメリカのコミックスが大量に印刷され、拡大模写によって世に出た。アメリカ人のロイ・リキテンスタインと、商業デザイナーだったアンディ・ウォーホルのお二人がその傾向の代表人となった。また、イギリス人にとっては(戦後の日本人と同じく)アメリカの格好いい商品や大衆文化は眩しいものだったが、アメリカ人にとってはどこにでも売っているただの日用品で日常風景の一部であり、むしろ格好悪い物でありました。

Roy Lichtenstein, Stedelijk Museum
Roy Lichtenstein, Whaam!, 1963
Roy Lichtenstein, Drowning Girl, 1963
Andy Warhol in 1973, photographed by Jack Mitchell
Andy Warhol, Marilyn Diptych, 1962
Andy Warhol, Campbell’s Soup Cans, 1962

1961年
渡米していたローレンス・アロウェイがアメリカに「ポップアート」という言葉を紹介し、これらの傾向の呼び名になりました。
それで、イギリスで誕生したと言われましたが、実際にポップアートの元となる商品や大衆文化の発信地は1960年代のアメリカ(特にニューヨーク)であると言えるでしょう。


 次の項目が「Pop-artから生まれたその他のアート」ですが、もうここまでは文書が長くなりましたので、今日がここまでにしましょう。
次のパート2がみんなに色んな面白い芸術運動をご紹介します。後デザトレですので、トレーニングの内容も含めてお送りします。デザイン部のメンバーから面白かったというコメントもいただきました。読者の皆さんも、とても興味深い練習時間になれると思います。
是非、後編もお楽しみに!!

最後までお読みになっていただき、誠にありがとうございました。

そ〜れ〜で〜は!!またね!!

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この記事に載せているいくつの画像とコンテンツが以下の作成者とそのサイトのものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3
https://www.thecollector.com/pop-art-artists-famous-artworks/
https://www.thecollector.com/andy-warhol-portraits-which-are-his-most-famous/
https://kaitoriart.com/blog/robert-rauschenberg
https://www.guggenheim.org/articles/checklist/lawrence-alloway
https://www.britannica.com/biography/Jackson-Pollock



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