惚気話(チェコ・プラハ)

プラハ編

新しい街に来るたび不安に駆られる。「治安はどうだろう、宿は見つかるだろうか…？」と到底楽観的ではいられない。プラハも治安は良いと聞くが、いつもの如く不安。そんな話は置いといて・・・

世界史的にはマイナーな国だがプラハの春とビロード革命で有名。旧社会主義国であり、これらの革命で民主化を達成した国だ。世界一美しい街とも言われているらしい。僕はまだ世界を知らない井の中の蛙なので比較して評価することはできないが、これだけは言える。「いつ何時、何をして、どこにいても絵になる街並み」だ。カメラが捗りまくった🤔 構図として奥行き感のある写真がよく見える技の一つだが、どこを歩いても奥行きしかない。インスタグラマーの方は是非プラハへ〜。風景も中世都市の、のどかな印象を与えてくれる。

旧社会主義国だからか、物価も安い。初日のディナー、チェコ料理とビール2杯で1000円。今のところ、この旅で一番美味しかった。。
市街にはスイーツも充実しており、多くの観光客が食を楽しんでいた。

街は1日もあれば回りきれる。謎に日本人の僕が道を尋ねられることが何度かあり、何となく案内できた笑

観光地スポットとしてはカレル橋とプラハ城が有名。カレル(Charles)は英語のチャーチルがチェコ語ではこう発音されるのかな、知らんけど。

プラハ城

ゴシックは美しいなぁ。

城の渋さはボヘミア王からナチス、そして共産主義政権の拠点と次々とその役割を変えてきた歴史を物語っているかのよう。

気づき

プラハの街を「美しい」以外で形容することができないので、ざっくり気づきだけ。

・雲の流れが早く、雨と晴天を1時間ごとに繰り返す (プラハに限った話でもないが)

・韓国人観光客が異様に多い。なんで？？？

・相変わらずのケバブ人気

・美しい街とは言え路上喫煙は当たり前。男女関係なくバンバン吸ってる。特に喫煙女性は僕の目にはクールに映った。

・通貨はユーロではなく、コルナ。チェコはEU圏内だが、コルナが安定した通貨なためユーロ導入のリスクを懸念したことにより据え置きにされたよう。今後の導入に向けた動きにも注目したい。

ヴァーツラフ広場

夜は民主化運動の中心となったヴァーツラフ広場へ。激しい闘争が起こった地には綺麗に花が植えられている。ちなみに、ビロード革命で民主化を達成したわけだが、流血が起こることなく円滑になされたという。

またそこには民主化の歴史のパネルが24枚飾ってある。日本に住んでいると他人事だが、実際に行ってみるとそうは思えず、より深く″知ろう″という思いが湧いてくる。極寒の中、24枚夢中で読んだ。24枚全てが気になる方がいましたら、別途掲載します。

正直チェコの歴史に詳しいわけでもなんでもないため、来るか迷ったが結果的に来てよかった。ポーランドでは感じなかった民主化に向けた闘争の歴史を学ぶきっかけを与えてくれた。

観光面でもインスタグラマーも好きそうな街並みで、食べ物も美味しい。本当に素敵な街で惚れ惚れ。読者の皆さんも是非！

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