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Webスクールに行ったけど微妙だった全ての人に。

こんにちは。クリエイティブディレクター・メンターのぽりです。

失礼なのですが、「Webスクール行ったけど微妙だった」ってなんか、よく聞きませんか…?

それか、行ったけど金ドブだったことを認めたくなくて人に公言しないか、のどちらかなのでは?(私です)
こういう現状の中、私、スクール立ち上げました。

Design Toast(デザイントースト)を2020年3月にオープン。

今日は入学式・初レッスンでしたが写真撮り忘れた……
こちらがバーチャルスペースです!

近づくと誰とでも会話できます。ハワイアンミュージックが常に流れている。

スぺチャ

うちは少人数の近所の塾みたいな感じなので、メンターとの距離はとても近いです。話すことないけどきちゃったとかも全然ok。

真剣なデザイン相談やキャリア相談はもちろん、恋愛相談とかおしゃべりの場にもなっています。(月1交流会では外部デザイナーも呼ぶので色んな話が聞けますよ!)

デザイントーストのレッスンはどうなの?ってのも絡めて、いろいろ質問形式でざっくばらんに話していきたいと思います。

【質問】Webスクールなんか、沢山あるじゃん

「デザインスクールねぇ…でも最近死ぬほど沢山Webスクールってあるじゃん」
という声が聞こえてきそうなので答えると、デザイントーストは「Webスクール」じゃないんです。「デザインスクール」です。Webデザインに限定しません。

・グラフィックデザイン
・Webデザイン
・UIデザイン


基礎コースは、色々なデザインに触れるため全てのデザインを行えます。中途半端になるのでコーディングもプログラミングも学びません。
多くのスクールは職業訓練校・専門学校に近いとしたら、デザイントーストは美大の視覚デザイン科をそのまま抜き出してスクールにしたような、デザインに特化&オリジナル制作を作りまくるクリエイティブなスクールです。

【質問】初心者なんですが、デザインだけで転職できる?プログラミングは?

自分で言うのもなんですが、潔いコースですよね。
プログラミングは必要か?は以前こちらでも書きましたが、

さて、この中でも言っている一つの結論として私の見解ではなくても良い
大きく理由は3つ。

理由1、必須ではないから。

このnoteを主に見てくれているであろう業界未経験者さんに対しての話をまずすると、「一つの好きをまず実務可能レベルに上げることが、初心者の転職・独立というゴールへの最短ルート」です。

どっちも、初心者が3カ月やっただけで実務できるようになるほど簡単じゃない。なら、絞って自分の好き・得意を実務レベルまで上げた方がよい。

コーディング知識もやりたい人はやればいいけど、やりたくもないなら自分でやる必要は特にないです。普通にデザインだけやってほしい依頼も、仕事もありますから。
大体、その理屈で行けばデザイナーからしても、フロントエンドエンジニアがデザインができなくて困っています。笑

理由2、結局中途半端になるし、忘れるから

短期間に学んでも、忘れます。

まず1つをある程度ものにしましょう。
私はJavaScriptとPHP習いましたが、数カ月任されない間に速攻忘れました。

なのでビギナーが広く浅くやるのは無謀です、実務を伴わなかった作業はすぐ忘れます。

先輩の目線にたってみてもわかりますよね。広く浅くやったって、会社に入れば、どれもこれも教えなきゃいけないのは先輩。
教える時間も手間もない中、極力得意そうな、教える手間の少ない仕事から任されるのが普通です。

であれば、「こいつ、少し教えたら実務で使えるようになりそうだな」と思って貰えるスキルが1つでも(デザインが得意ならデザイン、コーディングが得意ならコーディング)がある人を採りたいし一緒に仕事したいです。

3.デザインをメインでやりたいなら、デザインが得意なことを買ってもらって採用された方がやりたいことができる

「転職市場で、デザインもコーディングもできる人ばかり募集してるじゃん!自分も勉強しないと!」
と焦るかもですが、ちょっと待った

あなたは、仕事でデザインがしたいですか?
それともコーディングがしたい?

私の今までの知人や、受講生からよく聞く話で、
「コーディングができるからと採用されたけど、コーディングばかり任されて、本当はデザインがやりたいけど任せてもらえない…」
という話を聞く機会は、まあ、結構多い。

彼女ら彼らは、別にコーディングが嫌いなわけじゃないけど、デザインがしたいのにできていません。

先日Twitterでこんな言葉を見かけました。
「幸せになるためには、全力でやりたいことをやるんじゃなく、やりたくないことをやらないことが一番の近道」
これ、本当にそうだと思います。

だから、シンプルに「デザイナーになりたい」なら「デザインを学んで、ものにすること」
デザイナーになるために他のスキルを覚える、というのは、遠回りな上にどんどん遠のいていきます。(それも縁と思えるのならいいのですが)

でも、私が思うことは、そんな遠回りわざわざする必要はない。デザイナーの仕事はデザインをすることです。
コーディング力を買われて、デザイン力の高い会社に入ったとしても、コーディングさせられるだけ。
そもそもデザイン=webデザインだけじゃないしね!

さあ、そのためには全部のデザイン力が100点になるのは時間がかかるので
・一つでもおお、と言ってもらえる制作物・ジャンルを持つ

まずこれが大事。採用されやすいです。

なのでデザイントーストでは、どんなデザインのプロになりたいか?を見つけ、集中し、まず一つを"ある程度"極め、卒業時はこのジャンルならできます!と言えるくらい、一人でも形にできるようになりましょう。

そのほうが断然、市場価値が高いし、将来にも繋がります。(つまみ食いスクール卒業後、全スキル平均して20%以下、という人が一般的なのでせめて1つを50に上げたいところ。)

デザイントーストではツール演習が最低限終わったら、全部オリジナル制作。実務のロールプレイで実際に実務になっても驚かず、自信が持てます。

【質問】初心者で、デザインのプロになるべきか、なんでも屋になるべきか?を迷っているんだけど…

上に似た質問ですが、
初心者でデザイントーストでしっかりデザイン学んだ方がいいと思う人は、

・自分はデザインが好き
・自分はデザインが得意
・既にコーディングスキルがある or 近い職務経験があるのでデザインを足したい

とかの人。

ホンダを立ち上げた本田宗一郎さんの言葉で、『嫌いな事なんてやっても伸びない。どうせ一度の人生なら、好きな事をとことんやるべき。それが社会の役に立つ』というものがあります。

苦手な事に時間を割くよりも、得意を磨く事に時間を使った方が自分の強みになる。これに私は沢山の受講生を見て本当に「好きこそものの上手なれ」だなと強く感じることです。

何より、好きだと上達が早いので他スキルより努力を必要とせず、すぐ伸ばせます。
(好き!と言える程の情熱も、自信もない、という人は、保険のために別スキルも一緒に学んでも良いと思う。)

逆にデザインもプログラミング言語5個できても、中途半端な人は雇われないし、フリーランスで生きていけません。
※これ見て”私・僕雇われたよ”という人は、20代前半のポテンシャル採用か、既に最低一つのスキルが一定レベルある人でしょう。勤務できたとしても元勤務経験を拾われて、というのがよく聞く話。

スクール卒業したものの、色々広く浅くつまみ食いしたスキルじゃ露頭に迷います。
もちろんそれでもどこかに拾われることはあるだろうけど、自分のやりたいことをその会社にはいってから探すのでしょうか?つまみ食いの段階で「自分の軸はこれだ!」と決めて伸ばしましょう、自分のためにも。


あと、私もクリエイティブディレクターとして色々なクリエイターさんに会うのですが、

ぶっちゃけスクール卒の自称"デザインもコーディングもできます!"という方に信用度はあまりないです。そしてそういう人は、スクールと実務との間に、大きな壁があることすらまだ知らないと面接官に思われるでしょう。
なので残念ながら、学んだからといって合格率は2倍に上がらない。

じゃあ、どうすればいいの!?
まずひとつ、ある程度できるようにしましょう。
・スキルは企業の求めるレベルに足りているのか?→足りないならデザイン力を伸ばそう
・ポートフォリオはプロセスを書いたか?考えからどうアウトプットしたか?自分らしさは伝わるか?→メンターに見てもらい日々改善
・挨拶・お礼などのマナーちゃんとしてるか?→なんならデザイントーストで面談ロールプレイでチェックします


等、見直すべきところは沢山ある。目の前の直せるものをまず直し、自分の良さを150%見せるようにする。

「きっと私に足りないのはコーディングスキルがないからだ!スキルがあれば受かるはず!」と思う人、気持ちも分かります。

まずそれはNo、はさっき言った通り。更に言うなら、それは青い鳥症候群です。身近にある原因から目をそらしては、永遠に改善・進化できません。できることからやりましょ!そっちのほうが簡単だし楽しいから!!!

そもそも、「何でもできる」という人に限ってクオリティに難がある。そもそもフルスペックを目指す必要なんて、ないです。

悪いところがあって良いところがあるのが人間。おそらく人って、全てのスキルを80点になんて、なかなかできないんです。できても時間がかかるか、そういう素質を既に持っている人です。
好きなことや得意分野が突出してしまうのが個性ですよね。(何でも80%できる人は、そういう個性と、努力の賜物なので素晴らしいです)

日本だと全て合格点の優等生を求めがちですが、北欧などの教育先進国では悪いところにフォーカスせず良い点をより伸ばす教育に力を入れていますよね。
皆ちがって皆いい、と金子みすゞも言ってます。

【結論】「"デザインが好き"という気持ちはある」それだけでデザインを学ぶ価値がある。

「デザインが好き」という気持ちは宝です。
ただ、今は7名受講生がおりますが、「デザインが好きだけど、何のデザインが好きかわからない」という人の声を多く聞きます。

これ、何か既視感があるな、と思ったら私もそうでした。

空間演出デザインを美大で学ぶ
→グラフィックデザインに転職
→Webデザインに転職
→フリーランスになりUIデザインを行う

と、いろいろやってみて、デザインジャンルと自分の向き不向きが少し理解できました。Webデザイン一つにしても、

・toBの採用サイトデザインが得意な人
・女性向けLPが得意な人
・ゲーム系デザインが得意な人


などいるように、自分でやってみないことには得意がわからない。向き不向きを知る機会が、まずビギナーや駆け出しさんには必要なのではないかと感じました。

コースの説明:基礎入門コース

「デザインをやってみたいけど、何が好きか分からない」
「ちょっとだけ触ってみたけど自分で作るとなると、何をまずやればいいの?」

という人が、基礎コースに向いています。オンライン不安かもですが、全員めっちゃくちゃ一人ひとりにマンツーマンレベルで面倒見ます。分からないときは、すぐ話そう!って言うし月一回必ず進捗も聞かせてもらうメンタリングも行います。DMでよく相談も受けます。

ここでは、
・Adobe Illustrator、Photoshop、XDの基本操作から行う
・グラフィックデザイン・Webデザイン・UI/UXデザイン全てを学ぶ

なおかつ、ビジネス系、フード系、美容系、など自分で興味のあるデザイン課題を沢山ある中から選んで行うことができます。

メンターもドン引きする、大量の課題数。
3カ月で終わらせられる人はおそらくいない課題量…。無制限にレビューします!

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デザイントーストの売り


・デザイン特化

実践的なオリジナル制作課題(実務の一連のプロセス全部のせ)
・少人数
・レビューを無制限にもらえる
(操作方法のサポートではなく、みっちり添削アドバイスです)

自分で言うのもなんですが、自分が学生の頃入るなら、ほんとにこういうスクールに入りたかった!
そう思えるスクールを自分で作りました。

個人的にも思うけど、ビギナーの時のやる気がピークの時にガンガン伸ばせる環境は後のその人の人生を確実に左右します。

いちばん大事な時期に、天井つっかえたらもったいないよ!!!

コースの説明:応用コース

自分で作品を作ったことがある、中級者以降向けコース。

もう本当に、これはデザイナー全員頷くと思うんですが、
質の良いレビューを貰う事が上達にはとても大事。
というか必須。


10年前私を育ててくれた、めちゃくちゃ厳しい先輩は、今も私の師です。
かっこいいデザインを沢山見せてくれ、常に私を何レベルも軽く超えたクリエイティブを作ってくれました。その先輩に出会わなかったら私は今デザイナーなんてやっていないと思います。
(※↓クリックしたらDesign Toastのサイトに飛びます)

アートボード 1

私が学生の時行ったスクールが役に立たなかった理由5つ

私が美大で美術教育を受けたから、もともとの目指すラインが高いという可能性もありますが、
世の中のスクールって、うわべだけで、まともに役に立つ知識とか全然学べてなくない!??と思ったのがきっかけです。

実は2つ行ったんですよ、スクール…
当時の大手スクールに文句を言いたいことは正直めたくそありますが、羅列するならば以下。

1
データとかが全部、完璧に用意された状態から始まる
 →なんでデータ用意するんだよー!実際、実践出た時アートボードの作り方や普通はどの大きさにするのかも分からず、先輩にそんなことも分からないの?と言う目で見られるのがとても情けなかった…(なので、Design Toastではあえて何も準備されてない状態から行ってもらうと決めた。実務と同じ!)

2・課題は全て、イラレとフォトショの機能を一つ一つ使って正解を作るだけの、ぶつ切り知識。
→実際に使いたい時全く結びつかないので、ツールの使い方なんてすぐ忘れた。自分で作りたいオリジナル作品作って、逆引きした時の方が全然身についた。(Design Toastではオリジナル作品を0から作ってもらう。ツールの使用法を一通り学んだらおさらいのために、自分の裁量が大きい真っ白なアートボードから作ってもらうオリジナル制作課題で定着させる)

3・自分の気分が上がるものが作れなかった。
→おしゃれなクリエイティブが作りたかったのに、課題が全然おしゃれじゃなくて気分が上がらない(DesignToastではトレンドに載った、実際よく使うよねこれ、と言う表現しか入れなかった。Adobe練習課題のデザインクオリティにもこだわった。)

4・講師の質が微妙だし、話す機会なし
→2つのスクールのうち1つは、聞きたい時に先生がいつもおらず、週2回出勤。1つは、講師がデザインスキルがない(Design Toastのメンターは実績とコミュニケーションを見て、私が一緒に仕事したい!と感じて関わるスーパーデザイナーたちのみ。Slackでいつでも質問できるし、呼んでくれればメンターとバーチャルルームで落ち合い、個人授業やレビューを行うことも)

5・ビデオ録画だけ。
→ふざけるな(^^) いや、嘘です。確認しなかった自分も悪い。

じゃ、Design Toastで学ぼうぜ!でも何か月?


1.初心者なら
基礎入門(3か月)+応用(3か月)=6か月。

2.自分で独学でがっつりデザインしてきたなら
応用(3か月)+人によってはもう少しプラスラボコースで継続

3.お金ないよ!という人
独学でAdobe使えるようになる(3か月~6か月)+応用(3か月)

は最低限、必須です。
情報商材とかあるけど、おすすめしません。デザインって独学が難しい。

なぜかというと、デザインってかなり柔らかいもので正解がなく、クライアントによって正解がコロコロ変わるからです。

アドビ使えるようになりたいだけならUdemyでもいいけど、「ソフト使える」と「デザインできる」は天と地ほどの差があります。

アルファベット学んだだけで文章作れますか?できないですよね。

文法を作りながら、常に正解を提示するのがメンターです

最後に。スクール卒業した時の自分の姿を想像しよう

これからデザインを学ぶ人におすすめですが、目標を持つこと。

「イラレ使えるようになる」「フォトショ使えるようになる」という、ツールをゴールにするのは、スクール学費に対してもったいないと思います。

「どんなオリジナル作品を作るか?」と、過程を経験する大切さ

スクールを卒業したとき「私がやりました!」「これが私です!」と自信を持って言えるオリジナル作品を作れることは、
非常に今後のモチベーションと自信につながります。なので、デザイントーストではオリジナル作品を沢山作ります。

「これを作りたい!」「こうなりたい!」というコアの部分を自覚し形にすることを意識しないと、オペレーターを大量生産するスクール出身卒業生たちのどんぐりの背比べから抜けられません。

無料カウンセリングも、キャリアカウンセリングのご相談も乗りますよ。
いつでもご予約ください!



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