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社会人からのフランス留学②

本日フランス大使館にてビザ申請の手続きをしてまいりました「ぽむ」です。これでVISAがおりれば、昨年の夏から約一年かけて進めてきたフランス留学の準備がやっとひと段落します…。

今回は大学院留学を決めた私が具体的にどのようにして志望校を選んだのかについてお話していきたいと思います!

(社会人として働いていた私が大学院留学を決めたわけについてはこちらをご覧ください)


【志望校を決める】学部選びと大学選び

まず第一に日本からフランスの大学へ出願する場合、キャンパスフランスという機関を通して行うことになります。正規の留学だけでなく、交換留学や長期の語学留学の際もこちらの機関を必ず通して行います。フランスに留学してみたい!という方はとりあえず一度サイトを訪れてみるといろいろと情報が載っているのでおすすめです。

こちらのサイト上で学士・修士問わずコースの検索ができるようになっています。社会学、言語学、といった感じでフィルターをかけて探すことができます。また大学だけでなく、語学学校や芸術系の学校の検索もできるので、留学エージェントなどを使わずに自分で進めたいという方はこちらで検索するといいかと思います。

※おそらく日本で学士を取得してそのままフランスの大学院に進むといった場合には、まず研究室の教授に推薦状を書いてもらい、あらかじめ行きたい大学の教授あてにメールをしてコンタクトをとるのが一般的なようです。
ただ私は卒業してから2年経っていたことと、そもそも所属していたのがヨーロッパ地誌の研究室(教授の専門はドイツ)だったので、推薦状を頼める人がいなかったので、すべて自力で出願するケースと思ってください。

学部選び
もともと教育学部で日本語教育や多文化共生について学んでいたこともあり、学生時代に院進を悩んでいた時は、海外における「日本語教育」を学びたいと思っていました。フランスで日本語教師になれたらいいのにと漠然と思っていました。ただ、一度旅行会社で働いたことで、フランス語を使った仕事がしたいと思うようになり、通訳やガイドといった仕事の方にも興味を持つようになりました。

「日本語や日本文化、アジアの文化を広めるような活動、仕事がしたい。」
「(パートナーとのことも考えて)どちらの国でも働けるようにしたい。」

そのための学びを得るということを軸に学部選びをしました。日本語教育については日本の大学でかなり学んでいたので、「翻訳関連の仕事(漫画やアニメの翻訳)」や「通訳案内士」を目指せるコースに絞り、「通訳翻訳」「観光研究」のコースで探していました。最終的には、「通訳翻訳コース―文学翻訳(日本語ーフランス語)」を選びました。

修士課程の場合には学士課程ですでに学んだ内容かもしくは職務経験に関係のあるコースでないと入学許可がもらえないので注意してください。

大学選び
私の場合は、フランスに留学することの1つの目的に恋人と一緒に住むということがあったので、おのずとエリアも大学も絞れました。ただ、初めてフランスに留学する方には私は大都市をおすすめします。

パリは日本人が多いから地方のほうがおすすめという人も多くいますし、それもあながち間違ってはいないと思いますが、個人的な意見としては大都市以外だと遊ぶ場所や息抜きの場所が少ないので、モチベーションを保つのが難しいかなと思います。

前述のサイトでコース検索をした後、その大学のホームページでコースの詳細を確認するという感じで調べました。ここで注意してほしいのは、キャンパスフランスのコース検索の際に出てくる大学ごとのフランス語の必要最低レベルと実際学部ごとに指定してくるフランス語のレベルは違う可能性があるということです。実際私もC1レベルでいいと書かれていたのに、入学却下理由にフランス語レベル不足と書かれていたコースがありました。

自分の希望に叶うところ以外は受かっても意味がないと思ったので、私はパリ大学、エクスマルセイユ大学、オルレアン大学、グルノーブル大学の4つに出願することにしました。

これから出願準備をする方に向けて
私がフランスの大学院への挑戦を決めたのも去年の今頃でした。社会人で海外の大学院を受験するというのは同じ境遇の人も少なくはっきり言って(精神的に)大変です・・・が、私でもやればなんとかなりましたので!他人からの(モチベを下げるような)助言はスルーしてやりたいことをやり通しませんか?

ぽむ

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