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小さい頃と同じ生活感覚で今暮らすとどうなるの?

時間割り表、スマートフォン無し、ゲームは夜は没収。

小さい頃と同じ生活感覚で今暮らしてみるとどうなるのだろう。
ふと、そんなことを考えてみた。

もしかしたら今、多くの大人の身体に起こっている不調や、うまく行かない行動を変えることができるかもしれない。

そう思い、小さい頃は当たり前だった生活環境のことについて思い返してみました。


小学校がある日

今回は、学校がある日の小学生の一日を思い出してみます。

7:00
私は基本的に7:00頃に起床していました。朝ごはんは自分で用意します。
7:40
小学校へ行く。
8:00
学校に着いて友達と話したりする。
8:35

朝の会。朝の会で何をしていたのかをはっきりとは思い出せませんが、本を読む日や歌を歌う日などがあったと思います。
8:45
1時間目の授業開始。(10分休憩)
9:40
2時間目の授業開始。
10:25
15分の休み時間。15分の間に外へ出て行き遊んで、チャイムが鳴るまでに大急ぎで帰ってくる子が多い。
10:40
3時間目の授業開始。(10分休憩)
11:35
4時間目の授業開始。

---
12:20
給食。
13:00
昼休み。朝の15分の休憩時間の時の遊びの続き、もしくは20分と時間が長いので昼以上に外に出る子が多い。
13:20
掃除。
13:40
5時間目の授業開始。(10分休憩)
14:35
6時間目の授業開始。
15:20

帰りの会。今日一日あったことなどを話す会であったはず。
15:30
帰宅。

16:00
家に着く。おやつを食べる。遊ぶ。
17:00
宿題をする。
18:00
お風呂に入る。
19:00
晩ごはんを食べる。
20:00
遊ぶ。
21:00
就寝。


小学生って忙しい

私は小学生の頃の時間割を途中から思い出すことができなかったので、「小学生 時間割」と検索して時間を調べました。
1時間の授業が45分であることや、朝の会や帰りの会があることなどはすっかり忘れていました。
(※時間割について、地域差はあると思います)。

こうやって見ると、小学生って忙しいですね。
極稀に、生活に意識を持って行動している人が分刻みでスケジュールを組んでいるのを見かけますが、小学生がそういった方以上に分刻みの生活をしていたことに驚きました。

キーンコーンカーンコーンというチャイムの音でうまく頭の切り替えができていたことを考えると、今の日常にチャイムの音を取り込んでみるのも面白いかもしれません。

あとこの日は何もない日の例でしたが、帰宅後は習い事へ行く日もありました。
私は週2回と他の子に比べると習い事が少ない方でしたが、塾やピアノ、プールと複数習い事をしている子もいたので、そういった子であれば毎日のように学校から帰宅したら別の場所へ向かうのですね。

正直、習い事の存在を思い出した時に
小学生は、まだやることがあるのかと、頭が下がる思いでした。


今思うと凄いなと思うこと

小学生の時間割の中で最も凄いなと思ったのは、
たった15分の間に外に出かけて行って、運動場でボール遊びなんかをしたりして、チャイムが鳴るまでに走って教室に帰って来なければならない。という部分ですね。あの10分そこらの短時間で全力で1つのゲームを済ませていた小学生は、時間使いの達人です。

私はエジプトのミイラという本にハマッていたので、図書室に行って毎日本を開いたり、教室で絵を描いたりしていました。そんな風に、教室で過ごす子もいました。
(エジプトのミイラについてはまた別の回でお話しします)。


気付いたことについて

この時間割を見てあることに気付きました。
12:20に給食を食べて、その後に20分の昼休みと20分の掃除があるんです。

お昼ご飯を食べた後に身体が怠いと思って、ダラダラと過ごしてしまう方、いませんか?
私はそうです。お昼ご飯を食べた後は、外で歩いていない限りは動きが鈍くなります。

お昼を食べた後に20分の昼休みと20分の掃除という、頭を働かせる必要が無い時間を取るということを、身体が覚えてしまっているのだろうか。
という考えが、頭をよぎりました。気のせいでしょうか。
大人になると、ごはんを食べた時に上がった血糖値を身体が下げようとする働きの影響で眠くなるというのはよく聞きますね。
(食後の眠気について参照⇒ 症状 )

もしかしたら5時間目、6時間目とお昼からの授業を行うにあたって、緩んだ気をもう一度入れ直すために昼に掃除を組んでいるのかもしれません。

私たちも今の生活で昼に気が緩んでしまうのであれば、お昼ごはん後に何か独自のToDoを一旦取り込むと目が覚めて、昼からの仕事に集中できるかもしれないなと思いました。

職場ではそのスケジュールが適えられなくても、休日に取り込むことで「休日がもう終わってしまった」。と思うことが無くなっていくかもしれません。

夜、「この時間からはゲーム禁止!」「遅くまでマンガを読むのは禁止!」「早く寝なさい!」などと親に言われていた頃を思い出してみると、夜スマートフォンやパソコンを使うことを一切禁止してみれば、また生活は変わりそうです。

体力面についても大人は課題を抱えています。
小学生の頃は週に3回は体育の授業がありました。
その上、無意識に日常的に全力で走るという機会も多かったと思いますが、今はそれが一切ありません。
想像してみてください。
職場で体育の時間があることをイメージすると、かなり嫌です。

私は硬い身体を動かしている姿をあまり人に見られたくはないので、運動をする科目を自力で生活に取り込もうと決めました...。



小さい頃と同じ生活感覚で今暮らしてみるとどうなるか。
明らかに、私の場合は小さい頃に比べると集中力が早く切れるようになりました。

小学生の頃の生活を今見てみると参考になるのではと安易な考えから書き始めたのですが、大きなヒントが得られそうです。




次の記事⇒ 図書室のミイラ

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