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昭和で生きていても構わないけど私は私

わたしが理想としている生き方は
もしかしたら、ひと昔前を生きてきた人たち、
生きてきた女性たちからしてみたら受け入れてもらえないのかもしれない。

結婚しても、すぐに子どもを産むという選択をせずに好きな仕事を全力で続けていること
毎日自分が食事を用意するわけでなく、
旦那が早く帰宅すれば食事を用意してくれること
文明の発達のおかげで我が家は
ドラム式洗濯機、食洗機、水拭きまでやってくれる掃除ロボットたちが家事をやってくれること
色んな人と物の力が合わさって
私は私らしく生きれている。

60歳を過ぎた女性管理職の方や園長に
よく言われる。
「旦那に対して自分のことを自分でやれなんて」
「結婚したんだから、早く帰れ」
「旦那を立てて生活しろ」

関係なくないか??
私の私生活のことはあなたたちには関係ないし
私の旦那が私に対してご飯を用意して欲しいや
身の回りの世話をして欲しいという欲求があれば
考えなきゃいけないが
(そもそもそんな人選ばない)
関係のない人たちに言われる筋合いはない。

ましてや子どもがいるわけでもないから
早く帰らないと行けない理由もない。

でも相手の立場に立って考えたら
彼女たちもキャリアを本当は絶たれたくなかったのかもしれない。
けれど時代の風潮も踏まえて、
絶たなきゃいけなかった。
絶たざるおえなかったのかもしれない。

20代前半から半ばには結婚して
仕事を辞めて子どもを産んで育てて、
亭主を支えるのが勤めだったのかもしれない。
なんて考えると、悲しすぎるよね、とも思える。
もしそうだったのだとしたら、
自分たちが泣く泣く納得して
こういうものだから、
こうでないといけないからと、こなしてきて
子育てが落ち着いて
大好きな職場に復帰して
数十年後に私みたいな者が出てきたら
それは面白くないのかもしれない。

時代もあるし、
今の時代は
私のような生き方の女性が
多いかもしれないけれど、
過去を生きてきた女性たちからしてみれば、
羨ましいと思う反面、
自分たちが信じて積み重ねてきた正義みたいなものが一気に崩されているような
色んな感情があって、受け入れられなくて
嫌味の一つもこぼしたくなるのかもしれない。

相手の立場を理解しつつも、
私は私だしもっと言ってしまえば
昔の時代で難しいにしても、
貴方たちが声をあげていれば
この令和の時代に来るまで
もっと価値観が変わっていたのかもしれない。

男女平等と言われているけれども
まだまだ男女の賃金格差が埋まらなかったり
家庭の中では亭主関白が根付いていて
共働きでも家事負担が多い女性もいる。
子育てをほぼ1人で行なっている女性もいる。
女性というだけで管理職になれない人もいる。

今の時代の女性を羨むならば、
もっと昔から声をあげてほしかった。
行動してほしかった。

今の時代に声を上げるのと、
その時代に声を上げる重さが違うのも
理解はしているが、
結局時代の流れに身を任せ、
受け入れて行なってきたのは自分自身だ。
それを今の時代の人に当たるのは違う。

私は私だし、貴方は貴方。
貴方はいつまでも旦那の食事の世話、
家事全部を働きながらしてればいいし、
私は旦那と支え合って、分担して行いながら
全力で仕事を行う。

各家庭それぞれの形があっていいじゃないか。
年齢も関係なしに、
誰もかもがそれぞれの家庭の形を、
仕事の形を否定していい理由なんてない。

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