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各界から絶賛の声が届いております!

拙著『台湾対抗文化紀行』を読まれた様々な分野の第一線で活躍する方々から、アツいメッセージが届いております。今回は、そのメッセージを一挙公開したいと思います。君に届け!このメッセージ!もし少しでも届いたら、本を読んでいただけるとこんなに嬉しいことはありません。

                              神田桂一

ゲストハウスで激甘ミルクティーを飲みながら菓子を頬張り、ひたすらPCを見ていた神田さん。何やってるんだろうと思っていたのですが、この本を読んで答え合わせができました。愛すべきクズ、そして紛う方なき天才・神田桂一の脳内が垣間見れた気がします。また旅行行きましょうね。
 
西浦謙助(集団行動/mezcolanza ex.相対性理論)
初めて会った5年前からこの本を書いていると言っていて、そのあいだにぼくと神田さんは2冊の本をだして、いまふたりで漫画原作をやっています。やっとでましたね。ガイドブックでも旅行記でもなく、神田さんの等身大のニュージャーナリズム。21世紀の文化交流。またみんなで旅行に行きましょうね。 

菊池良(ライター/コンテンツボーイ)
ゲラが送られてきたとき「ついに!」と思った。肩の力を抜いて書かれたルポルタージュは、神田さん自身の佇まいと同様に親しみやすい。そんな人柄によってなしえた取材のうち、とりわけ興味を惹かれたのが第五章と第六章。インディペンデント誌『秋刀魚』とオルタナティブスペース〈waiting room〉の活動には、メディアや都市空間のありかたを考えるヒントがいくつもあった。雑誌文化のなかで育まれた文体から、SNS以降の文化交流のすがたが見える。ていねいな注も魅力。いっぱいググりたい。

瀬下翔太(編集者)

呂明賜にも読んでほしい。
 
岡野誠(ライター/松木安太郎研究家)
3~4年前位か、神田君と話す時頻繁に"台湾"というワードが出ていたのですごいハマってるんだなあと思っていたけど、実際こんなことになってるとは。濃密な約7年の記憶体験記。台湾に吸い寄せられ、とにかく知ろう、自分のものにしようという熱意欲望が凄い。固有名詞バシバシ通るし、歴史と接続されていく所なんかは久々にカルチャー浴びてるなぁって時間を過ごせて良かった。
自分的に裏面というか、少し違うルールで動く世界の状態を覗いてると、一気に想像広がって頭の中刺激されまくる。紹介されてる「秋刀魚」っていう雑誌も面白そう。台湾行きたくなりました。背中押されるわ。

 
MCモニカ(フリースタイルできないラッパー)
この本は、飛行機を発明すること以上に旅行に革命を起こすかも!要するに神田さんはライト兄弟よりすごい!
 
マシュー・チョジック(タレント/ライター/翻訳家)
いつも虚ろな目の神田さんが、最近、台湾に行くたびに溌溂として帰ってきていた理由はこれだったのか!ズルいぞ、神田さん。ちょっと俺もスマホとこの本だけ持ってサクッと行ってくる! 高円寺と台北を接続する最新形カルチャー紀行、ついに刊行。
 
原カントくん(本屋B&B)
空虚のモンスターが描く、気ままな僕ら。
~台湾対抗文化紀行によせて~
 
神田君は、「空虚」を体現している人だと思っている。そこに何もない。さしたる主張も思想もなく、熱もない。普段の会話も面白いわけでもない。彼と話していると、自分自身の空虚をうっかり覗き込むような、虚しい気持ちになることがある。
 
「台湾対抗文化紀行」も、ほぼ全編を通して取材対象者の口を通して台湾について語られ、本人の主張はあまりない。明確な主題もゴールなく、なんとなく政治に触れ、気ままに文化に触れ、思いついたように建築に触れ…。しかも、あとがきで突然はじまる自分語りの脈絡のなさはどうだ。
すべてが散漫なのに、リアリティがあってスリリング。まるで気ままな僕らを映し出すような一冊で、一気に読んでしまった。
 
2012年とのことだったと思う。実はこの書籍の取材の一環として、僕も友人数名と神田君に誘われるがまま台湾を訪れたことがある。僕らは初めて訪れた台湾の街のあり方に…現地で新しく知り合う友人に…ことごとく感動していた。そんな僕らを尻目に、神田君はひとり、虚ろな目でニコリともせず台北の街を彷徨っていた。
 
あの姿…あの空虚のモンスターが異国の街を闊歩する姿。
 
そんな彼だからこそ、何か誰も気がつかない、気がつけない、気がつかなくてもいいようなことに、気がつくのかもしれない。
この書籍の「結論のなさ」そのものが、神田君の心に唯一触れられた瞬間なのかな…と思って、少しだけ嬉しいような気分だった。

 
泉水マサチェリー(Shime , inc CEO)
台湾LOVE❤️片思いじゃないよね🤣LONG LIVE 台湾! 

相澤冬樹(ジャーナリスト/元NHK記者)
僕が神田くんと台湾に行ったのは2012年のことだったと思う。
僕らが旅に出た理由は、航空券が安かったから。
その後、彼が幾度も台湾に足を運んでいたのは知っていたけど、
こんなにも沢山の理由を見つけていたとは。
本に出てくるレコードショップやミュージシャン、台湾の友人。
一緒に行ったり、お酒を飲んだり、楽しい夜を過ごしたけど僕の記憶とは少し違っている。
読んでいて、また別の台湾を、そして神田桂一を旅してるよな気分だった。
久しぶりに会いたくなったよ。台湾にね。

 
大久保潤也(アナ/MIMIGURI)
 台北駅から台南へ6時間の鉄道旅が始まる!お酒を飲まないことで有名な神田氏だが、鉄道に持ち込んだのはビールと大量のゆでピーナッツだった!こういう時の神田氏は不思議と外さないチョイスをするのだ!実にいい感じで流れていく台湾鉄道の車窓と、大量のゆでピーナッツ、そしてうっすら汗をかいている緑っぽいラベルの缶ビール!見ていないはずの風景に、すっかり心を奪われてしまっていた僕だった!
 

ぶたお(ラジオパーソナリティ)
「仲良くなってだいぶ経つけど、こういう話をしたことなかったな」
と、親しい(と思っていた)友だち=台湾の、別の顔を見るような気持ちで読みました。
共通の友人・神田くんの前では、こんな顔を見せるんだね……というような。いやいや、私が見せてって言わなかっただけかな。
 
妹のライブツアーにくっついて、初めて台北に行ったのが2012年。遊びにいけば、台湾の友だちが「ごはん食べに行こう~」「あそこが美味しいよ~」と優しくしてくれて、みんなもうマブダチ……なんて思っていたけれど、私はひたすらお客さん気分で、相手のことを知ろうとしてなかったのです。今度会ったら、もっといろいろな話をしたい。dodoが教えてくれた小上海の牛肉麺もまた食べたい(最高においしい)。
台湾に行ける日がくるまでは、この本をぱらりぱらりとめくっておこうと思います。いまの気持ちを忘れないように!

 
山脇唯(女優、ヨーロッパ企画など)
神田桂一の本、「 台湾対抗文化紀行」を読んだ。
トータルで200ページもない短い本。
2010年代の 台湾の若者文化を ライトなタッチで 読み解いていく。 本人がどうやって台湾にのめり込んでいったのかという描写はあるが そもそもメインカルチャーが何かとか、 政治的な背景はどうかとか、そうした説明はぶっ飛ばし、 単刀直入にキーパーソンにばしばし話を聞いていく。 日本の若者文化に詳しい、 その手の雑誌を読み付けているような人からすると、 このぐらいのライトタッチが ちょうどいいのだと思う。 手軽に読めて 内容をきっちり把握できる。 読みかけの雑誌を途中から読んで、途中で閉じるようなそんな感じ。
こうした、とっつきやすくさらっと読めるというのは大事なことだ。 ある意味、神田くんは雑誌文化の申し子。 僕の書いているものが重厚長大な 1曲あたり20分もあるプログレッシヴロックだとすれば、 彼の書いているものは 1曲3分の渋谷系。 そのどっちが良いのか悪いのかと言う絶対的な良し悪しというのはない。
なので、僕は自分が出来ないことをやってのけた、 彼の才能っていうのを、この作品を読み、改めて見直した次第。

 
西牟田靖(ノンフィクション作家)
サブカルチャーのことを「次文化」と呼ぶ台湾に神田さんが呼ばれたのは必然!
わたしたちは台湾に「なんとなく」惹かれているわけじゃないんだってことを、旅するように立体的に教えてもらいました。

 
藤岡みなみ(エッセイスト/ラジオパーソナリティ)
この本を読んで、神田さん、遅れてやってきた青春を存分に楽しんでるなと思った。青春は遥か遠くに過ぎ去ったものだと諦めていたけれど、神田さんのように一人で自由に異国を旅すれば、誰でもいつでも「青春できる」のかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる本だった。
 
亀松太郎(DANRO編集長)
この本を読もうとしている皆さんにお伝えしたいのは、これは台湾の情報を知るためのものでなく、神田桂一という40代の人間の内面を旅する紀行文だということ。
“青春しか書けない”と常々言っている彼の少年のような好奇心と、青年のような迷い・悩みを、台湾という国は見事に引き出した。もはや神田桂一が素材で、台湾がライターになっている感すらある。。


土生田 晃(映像ディレクター、クローズアップ現代など)
なんと何となく知ってるけど、なんとなく知らない国、台湾。この国ほど語る人によって印象が変わる国はない。
100人が語れば、100通りの台湾が出現する。語る人の「色眼鏡とセンス」がすごく大切。
神田さんの本を読むと、台湾は訪れて楽しむんじゃなくて、読んで楽しむ国なんじゃないかと思うくらいだ。


林龍太郎(編集者/広告プランナー)

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