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女子校育ちは一生女子校育ち
高校は地元から少し離れたところにある女子校に通っていた。
制服が可愛いからという理由で選んだ高校だったが、わたしという人間を確固たるものにしたのはこの「女子校」に他ならないと思っている。
今でも連絡をとる友人のほとんどが、あの異質な空間での生活を共にした猛者たちだ。
今回は、わたしが女子校で過ごした3年間の中で
「今思い返すとやべぇな!!!」
という出来事を振り返りたいと思う。
その1
来週、うちにネコがやってくる。はじめてのペットでとても不安だけど、来るのがとても楽しみ!!気合いが入りすぎてケージをとてつもなく大きいものを注文してしまった。組み立てながら「デカすぎー!」とゲラゲラ笑った。
あまいあまい夢をみてた
大学進学を機に上京をしたのはもう6年も前のこと。
当時のわたしは、大学で教員免許を取得して卒業後は地元に帰って教員になるつもりだった。
まあ、こうしてまだ東京に残っているわけだが。
慣れ親しんだ地元を離れたのは6年前の3月31日。16時ごろ。
当時付き合っていた同い年の彼に見送られながら最寄りのJRの駅に行くバスに乗った。
彼が行くのは地元の大学だった。週末にはたくさん遊びに行こうね、と
しあわせのリベルテのクロワッサン
一緒に住んでいる彼は、外に出るのが苦手だ。
まず人混みが苦手で、長い列を作った話題の人気店なんかは見た瞬間にギブアップ。
3つ年上の彼と付き合い始めた当時、大学生だったわたしはちょっと寂しいようなつまらないような、そんな気持ちによくなっていた。
そんな彼が去年の夏、急に
「ねえねえ、次の休みはどこに行こうか?」
と聞いてきた。どういう風の吹き回しだろうか。
かくいうわたしも、社会人にな
いつか、自分で夏フェスに
いつか、自分の運転する車で夏フェスに行きたい。
緊急事態宣言で自宅待機をしている中、ふとそう思った。
わたしは自他共に認める超ウルトラハイパーミラクルペーパードライバー。もはや怖すぎて自分でも運転する気にならないし、実家に帰省をした時も誰も助手席に乗ってくれないどころか、車を貸してはくれない。
現在付き合っている彼も同じく超ウルトラハイパーミラクルペーパードライバーなので、遠出はもちろん、運