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【#パリでシンプルライフ】持ち物をコンパクトに | 第2回 書籍編

実は、私自身の話になりますが、2016年3月にリヨンからパリへ引っ越し、その際、引越しの荷物の重量で、かなりの位置を占めていた1つに書籍がありました。

引越しの際に、12年の蓄積からくる書籍の割合はかなりのもので、それでも、厳選し、パリへ持ち込んだつもりでいたのですが、改めて、手持ちの荷物の中における書籍の重量、存在感を当時、痛感していたのでした。。。

あれから、もうそろそろ、4年の月日が流れようとしておりますが。。。
実は、この気になっていた書籍を何とか、スリム化し、もっと、自分の荷物を軽くできないものかと試行錯誤した結果、ある1つのキーワードに辿り着きました。それは。。。

本を自炊する

ということ。。。
どういうことかと申しますと、

書籍を、スキャニングして電子化するということ。

つまり、今ある書籍を電子化して、荷物を減らすということ。。。自分で作業するからという意味もあり、その界隈では、【本の自炊】とも言われているみたいですね。
幸い、所持していた書籍の多くは、マニュアル本やカタログみたいなもの、旅にまつわる本が多かったこともあり、この方法は、適しているのでは。。。と考えたわけです。

自炊をしてわかったこと。。。
それは、自分にとって必要な情報の選別。

書籍によっては、時間経過により、情報が古くなってしまっているもののもあるので、情報の鮮度が求められるものはなるべく、ネットを活用するなど。。。今後、書籍とどのように生活の中で向き合っていけばいいのか?と自問自答するための時間だったように思います。

また、書籍を電子化することで、日頃、クラウドサービスを管理、フル活用していることもあり、結果、以下が嬉しいメリットとして、繋がることに。。。

- タブレット、スマホ、Mac(PC)、場所を選ばず、フレキシブルな活用を実現
→ わざわざ、本棚に探しに行く手間が省ける
- デジタル化されたことにより、タイトル検索も容易に
→ 本が埋もれることがなくなる、更に、カテゴリー別にすれば、更に明確化
- 移動時間、本を持ち歩く必要がなくなり、結果、荷物の軽量化へ
→ 特に、旅行時に良さを実感。旅行ガイドもPDF化してタブレットへ(パンフ類も含む)

また、ネット環境が難しい状況であれば、事前に、PDF化したものを、必要な分だけ、タブレットないし、スマホにダウンロードしておけば、ネット接続環境も気にならないので、有効。

ただ、問題は、パリの引越しの際に持ち込んだ書籍の数。あと、空き時間を見つけての作業ということもあり、休み休みつつも、気がつけば、決断してから、3年以上もの月日が流れておりました。

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BOOK OFF PARIS | Quatre Septembre店(オペラ座地区)の外観

そして、自炊後の書籍は、一時は、完全処分も考えたのですが、思いの外、キレイな状態で、このまま処分するのは勿体無いと思ったのと、幸い、パリにはBOOK OFFがあったので、書籍を持ち込んだところ、フランスの書籍だけでなく、日本をはじめとした、海外書籍も買取できるということで、また、本にとっても、第2ステージへ送り届けることができるという嬉しい結果につながったように思います。

パリのブックオフ公式サイト

パリ市内には、BOOK OFF、2020年2月現在、
- Quatre Septembre店(オペラ座地区)*日本の書籍取扱店舗
- Faubourg Saint-Antoine店(バスティーユ地区) 
- Rue Saint-Martin店(シャトレ地区)(こちらは、2月にオープンしたばかり)
以上、3店舗あるようです。

このおかげで、自宅の私の本棚はかなり、スッキリ、シンプルになり、空間、余白も生まれ、より手持ちの荷物のスリム化になったのではないか?と思います。

これからは、なるべく、書籍や雑誌は電子書籍を活用することにし、この状態を維持していけたらと思っている今日この頃です。

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