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【#カメラのこと】自分らしい撮影スタイル模索中 | 第2回本体ボディー編

前回こんな記事を書き、現在所有で、よく使っているレンズ2本について触れましたが。。。

今回は、本体ボディー編です。
前回の記事の通り、現在、私は、

Fujifilm X-T1

という機種のカメラを所有しております。

FUJIFILM X-T1製品紹介映像/富士フイルム | FUJIFILMjapan ( YouTube )

こちらのカメラ、日本では2014年2月に発売開始された現在、中古市場でしかお目にかかれない機種で、このラインの最新モデルであれば、2020年4月に販売開始予定の

Fujifilm X-T4

になってくると思います。X-T4になった今、ボディー内手ぶれ補正が搭載され、更に、連写コマ数、動画性能、オートフォーカスも更に強くなったということで、動画向けシフトになっているような気がします。

現在、所有のX-T1ですが、発売当初、富士フイルム創業80周年記念モデルとして出された機種で、色も黒、シルバー、グラファイトシルバー(限定モデル)の3色展開で、私は画像にもあるように、黒を購入したわけなんですが、同じ、富士フイルムの別の新機種に、興味もあることはあるんですが、でも、やはり、X-T1の愛着が優り、現在に至ります。

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上のリンクにも貼ってある前回の記事でも触れましたが、私自身、長年、キャノンのカメラを愛用しておりまして、レンズもEFレンズを中心に多く所有しておりました。現在、キャノンのカメラは全て、売却してしまい、一部の気に入って、富士フイルムでもアダプターを介して使えるEFレンズだけ、残しつつも、購入して今年で丸3年になるこの時期、今では、完全、富士フイルムのカメラなしでは、無理な状態になってしまいました。

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では、私がなぜ、長年愛用していたキャノンから富士フイルムへ装備を変えることにしたのか?

それは、カメラ愛好家歴を重ねるにつれ、自分の中で、こうありたい。。。と思う撮影スタイルが大きく変化したということが要因だと思います。以前なら、

- オートフォーカスの正確さ
- センサー解像度
- 最新性能
- 連写枚数

など、カタログと照らし合わせながら、やはり、中上位機種の最新性能を追い求めていたのですが。。。歴を重ねるにつれ、角が取れたのでしょうか?撮影も、風景、花へ完全シフト、オートフォーカスは使わず、マニュアル撮影のクラッシックな撮影スタイルに悦びを感じるようになったのです。

もちろん、キャノンのカメラでもマニュアル撮影は可能です。
ただ、こういうスタイルを続けていくうちに、ダイヤル操作で直感的に確認でき、自分でコントロールしている感覚が味わえる昔のカメラのようなカメラで現代に置き換えた場合の選択肢の1つに上がったのが、

富士フイルムのカメラ

だったんです。

- 富士フイルムのカメラ愛が伝わる哲学
- 商品のコンセプト
- 代表機能のフイルムシミュレーションによるフイルム時代の色再現

全てが自分の考えに合致していたとでもいいましょうか。。。

ただ、長年愛用していたキャノンから富士フイルムに完全移行するにあたり、気がかりなこともあるにはありました。

- 今まで慣れ親しんでいたキャノンの操作性からすぐに適用できるだろうか?
- 今まで使ってきたキャノンのEFレンズ、富士に移行してからも使えないものだろうか?
- もし、購入後、やっぱり、心変わりしてしまったらどうしようか?
(フランスの富士フイルムでは、日本の富士フイルムのようなサービスステーションでの短期貸出サービスは存在しない)

それでも、現行モデルでもあるX-Hシリーズ、X-Tシリーズや、X-PROシリーズに存在する

- 直感的ダイヤルの操作性(絞り(レンズによる)/シャッタースピード/ISO(X-T2桁数字台シリーズは除く)/測光/露出補正)
- 往年の富士フイルムのフイルムを毎回、つけかえるように楽しめるフイルムシミュレーション(これは、全ての機種に搭載ではあるのだけれども。。。)
- クラッシックで街に溶け込むデザイン(威圧感を与えない)

このスタイルに移行したいとこれからのカメラライフの未来像と照らし合わせてみて、この3つが最大の理由でした。

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気がかりで取り上げていたEFレンズ問題も更に、調べていくうちに、専用アダプターを介して、富士フイルムでも使えるレンズがあるということで、リストにして調べたら、自分が所有しているレンズ、かなり、使えるということがわかったので、それも、最終的な購入の後押しになったと思います。

私自身は、2017年7月、当時、新品で購入しましたが、発売は、2014年2月ということで、もし、ご興味ある方は、現在、中古市場でも、かなり安価で手に入れることができるのではないか?と思います。80周年記念かつ当時のフラッグシップモデルです。

▶︎ Fujifilm X-T1 中古相場の価格はこちら。。。

最新のX-T4と比べるとAF性能や連写速度、センサーの古さ、解像度の低さなど劣るところは多々ありますが、それでも、富士フイルムの往年のフィルムの色をまず、試してみたい方、写りは独特のものがあり、APS-Cのミラーレスカメラなんだけど、クラッシックカメラ感覚で、マニュアルで気軽に試してみたい方、動画よりもカメラで純粋に写真撮影を楽しみたいという方、ある程度の装備で、身軽に持ち歩きたい方に是非、オススメしたいカメラです。
シャッター音も現在の最新機種と比べると、頑張っている感があり、そこがまた逆に、私にとっては愛おしく思えるのです。

そして、何よりもパリの街に溶け込むデザイン、最高です!!

実際、街を撮影していると、観光客から写真を頼まれることがよくあり、その際、よく、私のカメラについて、質問されることがあるのですが、多くは、昔の往年のフイルムカメラだと思われる方か、ライカと思われる方が多いようで、【富士フイルム】のミラーレスであることを告げると、驚かれる方も、パリでは多いです。

それをきっかけに、観光客の方と話が弾んだり、また、新たな出会いが生まれたり。。。このカメラの存在感も私のカメラライフに花を添えてくれています。

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純正の富士フイルムのXFレンズを使うのが、やはり一番ベストだとは思いますが、たまには、アダプターを介して、往年のクラシックレンズとこのカメラに搭載されている往年の富士フイルムのレンズの色を再現したフイルムシミュレーションとの組み合わせというのもこのカメラを使い始めてから得た新しいカメラとの向き合い方です。

パリという環境も手伝って、今と昔、時代を自由に行き来している感覚、そのタイムマシンが私の中では現在、X-T1とでも言いましょうか。それだけでも、ロマンを感じます。

現在所持の富士フイルム純正レンズについて、こちらで書いています。

私自身も最新のカメラがこれから出ようとしているこのご時世でも、なんか、このカメラはいつまでも、ずっと持っていたい可愛い相棒として、できる限り、大切に、持ち続けていたいと思っております。

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