脳は楽しいことを求めている

最近、でかけたところっていえば、自転車で行ける範囲にあるスーパー、神社仏閣、公園くらい。今度のお休みには富士山の近くに行こうって計画していたけどあきらめることにした。今は動かない方が無難。夕方、遠くに見える富士山を見ていた。モンスター雲が大きな口をあけて富士山に向かって突進して飲み込もうとしているかのように見えた。富士山を近くで見たいという私のささやかな夢さえも、モンスターは食べようとしているか・・・

夢は誰にもどんなものからも奪われることはない。夢が叶う日が延期されただけのこと。状況が許さないというのなら、いま限られた、安全な場所で楽しめることを考えることにしよう。

YouTubeで音楽を聞きまくってお気に入りの曲をみつける、とか
好きな洋楽の英語の歌詞を覚えてかっこよく歌えるように練習する、とか

大好きなコーヒーをいつもと違うこだわりで淹れてみる、とか。
ベートーヴェンは大のコーヒー好きで毎朝コーヒー豆を数えて、きっちり60粒の豆をコーヒーミルで挽いて飲んでいたらしい。そんな意味がなさそうなことにこだわってみるのもおもしろい。

脳は楽しいことを想像すると活性化して、どんどん楽しいことを考えつく。どんなおもしろいことを思いつくのだろう？　自分のセンスに期待しよう。