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ふつうで、とくべつ

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結局のところ、生きる意味なんてなくて、しあわせや人生というものは、なにか決まったゴールがあるものではない。 ただ生きていること。それが生きる意味で、生きているなんでもない瞬間こ… もっと読む
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子どもは神さま

子どもは神さま

甥っ子(10ヶ月)の面倒をときどきみる。甥っ子と過ごす時間のなかで、ときどき、自分が自分と深くつながり、完全に「いま」この瞬間にいられるときがある。

そうすると、時間はスローに流れる。毎瞬間が過去になっていくのを感じるから、その時間はなぜか懐かしくて、愛おしくて、すこしさみしくて、胸がいっぱいになる。

昨日は、夕方から3時間くらい甥っ子と過ごした。本来なら、夕飯を食べて、寝る時間だけれど、なか

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2022.03.29

2022.03.29

寒くて、グルーミー。

鼻水が止まらない。母と漢方薬を買いに行ったついでに、ひとりコーヒー屋にいく。テイクアウトのカップを自転車のカゴに乗せて方向転換した瞬間に、カップが倒れてコーヒーが流れ出る。ジョウロだった。

藤井風の新しいアルバムを流しながら、夕飯。父は食べるのが早い。藤井風は、やっぱりピアノがいい。

2022.03.24

2022.03.24

黄色い電車に乗る。片道1時間半。行き先は、千葉。夜眠れていないので、爆睡した。電車で眠ってしまうのはめずらしい。

帰り道、商店街でうしろからとつぜん腕をつかまれる。母だった。スーパーに寄って、焼き芋を買う。今日のお芋は出来が良さそう。期待。夕日がきれいだった。

2022.03.26

2022.03.26

強風。雨とか

家族は車で花見に出かけた。桜が咲くときだけ、自然を愛でる習慣がきらいだ。いつだって自然は近くにあるのに。不自然な習慣。

だいすきなミルクティーやさんのミルクティーをお土産に買ってきてくれた。クリームがたっぷり。今日はクリームは、すこし控えておこう。

どんなにわたしが殻に閉じこもっているときでも、こうして両親はわたしを受け入れてくれる。いつだって。

今日も、そんなふたりが元気に

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2022.03.27

2022.03.27

晴れは束の間、曇ったし雨も降った。

がらんとした無機質なカフェで、すきなイラストレーターの展示。無表情な店員さんのつくる、生ぬるいカフェラテ。

今日は、お姉ちゃんと待ち合わせして、ひさびさのお出かけ。途中でパイナップルやパクチーが入っている手づくりブリトーを買って食べる。

自転車で、冷たい風を切りながら帰宅。今日も、母親のおいしい夕飯を囲む。

2022.03.28

2022.03.28

晴れたかと思えば、曇り。

鮮やかなそらいろの平家の前を通る。家の前に咲く桜のやさしいピンク色が映える。今日は、3つ先の駅まで電車でお出かけ。

駅に着くことに気を取られるあまり、早くなっていた歩みのテンポを落とす。深呼吸。人生と同じ。未来に気を取られるあまり、いまをわすれてしまう。足の裏から感じる地面、頬にあたるすこし冷たく気持ちのいい風、鳥の声。いまに、意識を戻す。

と、こんな感覚を取り戻せ

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20222.03.20

20222.03.20

晴れたり曇ったり、いやな感じのお天気。

家族は、お墓参りに行った。家族とわたしは違う地球に住んでいるから(物質的豊かさVS精神的豊かさ)ときどき一緒にいると、自分の価値観が揺らいでしまって苦しい。いまは、ちょっと弱ってしまっている。

部屋が汚れてきた。掃除機をかけよう。5分できれいになる。

海が近くて、水回りがきれいで、日がたくさん入る、いい物件に出会うんだ。

2022.03.19

2022.03.19

今日も雨。

窓を開けていたら、雨が吹き込んでブラインドが濡れてしまった。拭かないと。

親子3人ソファに並んで、田舎移住のテレビを見る。一瞬映ったバナナ農園に憧れてしまった。求人はフルタイムのみ。アルバイトならしてみたい。

今日は一歩も家を出なかった。犬を飼うなら、名前はしんのすけにして、しんちゃんって呼ぼう。

2022.03.18

2022.03.18

恵みの雨 冬の寒さ

ハリボーのグミを机に並べる。赤がいちばんお気に入り。アメリカの味がする。

賞味期限切れのチョコレートプリンを食べて、熟成しておいしくなったという父を見ておかしくて、たくさん笑う。たしかに、濃厚になった。

起きたら16時だった。『フラッシュ』にはまって、一日何時間も見ている。主人公がかわいくて好きだ。

2022.3.17

2022.3.17

あったか湿気

遊びにきた姉と、スーパーまでお散歩。ミッションは、塩分濃度1.9%のしゃけを買うこと。「1.9%」の表示がどこにも見当たらず、積まれたしゃけを目の前にふたりして固まる。

腰が痛いという母親にお手当する時間があたたかくて、好き。ぬくもり感じるひとときに、こちらが癒される。

将来もしも結婚することがあれば、別居がいい。

2022.03.16

2022.03.16

はれ。

吉祥寺で、『名付けようのない踊り』というドキュメンタリーをみた。好きじゃなくて、途中で、出た。

井の頭公園に行った。夕陽が池の水面にあたってきらきらしている。鳥がいろんなところで、さえずっている。

となりのベンチに座る男女が、しずかにおしゃべりしている。カップルごっこを楽しんでいる。

実家で夕食を食べながら、母親が職場のひとの文句を言ってるのを右から左に聞き流す。夕食後、父親が、残

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