北欧で3ヶ月過ごして考えさせられた「本当の幸せ」
こんにちは〜〜。
私は北欧で3ヶ月の日々を過ごしました。
その中で「本当の幸せ」について物凄く考えさせられました。
なのです共有できたらな、と思い、綴ります。
この記事のタイトルを見て「北欧流の幸せ」を
学ぶ為にページを開いた方は引き返した方がいいかもしれません😂
というのも、北欧の各々の国は
世界トップレベルで「幸せな "国" 」とは
言われているけれど
私が3ヶ月過ごしてみて
「北欧の "人々" は本当に幸せなのだろうか…?」と
物凄く疑問に思ってしまったからです。
特に私は世界の色んな国を巡った後に
北欧を訪れたので余計に色々な視点から
考えてしまって。
そしてそれは私だけの疑問ではなく
北欧の人たちも同じことを思っているらしく。
それらも含めて色々紹介していけたらと思います。
先に断っておきますが全て私の主観であって
実際はそうでないこともたくさんあると思います。
こんな感じ方もあるんだなと思いながら読んで頂けたら幸いです🤝🏼
私が見た北欧の人達
私は3ヶ月前、まずデンマークに到着して
世界で2番目に幸せな国とは一体どんなもんだいと
とても楽しみにしていました。
正直最初は「北欧人=幸せ」のステレオタイプが
出来上がってしまっていて
デンマークで滞在していたフォルケホイスコーレの側で
休暇を楽しんでいる人達を見て
「やっぱり幸せなんだなぁ〜〜」
と思ってしまっていました。
だけれどもデンマーク人と過ごしているうちに
「この人達本当に幸せなのかな?」という疑問が
物凄く浮かんでくるようになりました。
その理由として
・短気ですぐキレる
・自分の価値観を押し付ける
・プライドが高すぎる
・ブラックジョークが多いけれど面白くない
が挙げられます。
その他、デンマークに限らず北欧各国で
過ごす中で思った理由は
・店員さん達の笑顔が他国と比べて少ない
・街で舌打ちがたまに聞こえる
・街ゆく人達が幸せそうに見えない
・冷たい人が多い
・寛容でない
等々
自分に誇りを持っているように見えて素敵だなとは思うけれど、なんだか人のことを見下しているような印象を受けることが多かったのです。そして冷たい。
ヨーロッパ人は冷たいとたまに聞きますが
私が出会ってきたヨーロッパ人は温かい人が多かった。
何よりも人に対する寛容度に関して
幸せで心に余裕を持った人ならこんな扱いしないよな〜〜と思うようなエピソードが何点か。
北欧人から聞いた話
英語力が堪能でないもので
語り合いきれずに一部ではあるけれど…
・デンマーク人はメンタルの問題を一生に一度は皆経験する
・離婚率が高い(50%😅)
・物価が高すぎる
・何事も文句が多い
・少子高齢化
・移民ばかり
どの人も口を揃えて言うのが
「社会福祉は確かに整っているけれど
それが幸せに直結しない。」
そしてフィンランド人で
世界各国を旅している方と物凄く共感し合えた意見が
「北欧の人は恵まれていることが当たり前過ぎて、その尊さに気づけない。いつも文句ばかり言っている」
というもの。
私もまさにそう思っていました。
日本人に似てないか……?
北欧の人達の性格に焦点当てた時
意外と日本人に似てないか…?と思いました。
私が今まで抱いてきた外国人のイメージを
壊されたことが多くて。
それは特に4点あって
①真面目なところ
例えばルールとかしきたりをしっかりするイメージ。
私にとって外国人なんてルールなんてあるけどないようなイメージだったけれど、北欧人はちゃんとルールを守って、他人が守っていないと注意をしていました。
あと人に対しても誠実な人も多くて
そういう真面目さが日本人みたいだなと思いました。
②シャイなところ
外国人って本当にフレンドリーで
誰に対しても気軽に "Hi~" だとか 微笑みかける。
例えば街行く人等でも。
だから私も海外でのその習慣が抜けず
北欧1カ国目のデンマークでもそんな感じで
話しかけたらちょっと「…?」みたいな感じの雰囲気を醸し出されて、一応返しはしてくれたけれど戸惑いを感じました。
実際にデンマーク人との会話の中で
その人との距離があるところについてになったとき
「例えば日本人ってエレベーターで居合わせた人と挨拶したら少し変な目で見られるんでしょ?実はデンマーク人も。」と言ってて。
他の国の人は知り合いでなくとも
挨拶することは多いけど、デンマークと日本はそれがないよねみたいなことを仰ってました。
③寛容でない
正直日本のこと世界一不寛容な国とか
思っちゃったりしてるんですけど🤫
北欧も他国に比べて寛容さが低かったです。
「自分のことを緩い分、他人にも緩い」イメージがある
外国人さん達。
でも北欧の人には「こうしなさい」と
幾度か外国に来た中で初めて
ルール以外のことで注意されました。
そしてもちろん注意するほどではないような物事で。
④行儀が良い
とにかくマナーがなっていた!
特に外国人のことをマナーが悪いと思ってきたわけではないけれど、食事の仕方が上品で。
清潔感もものすごくあって。
そういうところも日本人ぽいなぁと思いました。
私が考える「本当の幸せ」
私が他国を旅した後に北欧を旅して
ついつい思ってしまったことは
「東南アジアとかアフリカの人達の方が幸せそう」
単刀直入に東南アジアやアフリカの方が
北欧より貧しいと思います。
だけれどもみんな笑顔で人々がそれぞれ仲良くて助け合っていて温かくて。
まだ行ったことはないけれど今まで出会ってきたメキシコ人やエクアドル人、ペルー人(南米人)とかもそんな感じで。
なんだか自分の中で
「物質的に豊かだけど、内面的に豊かでなくて人生を楽しめていない国の人たち」
…北欧や日本
「物質的に貧しいけど、内面的に豊かに人生を楽しんでいる国の人たち」
…東南アジアやアフリカ
として分類されてしまいました。
前者は「教育が行き届いて知りすぎている」「恵まれすぎている」、後者は反対。
なのが原因なのではないかなと考えました。
・知りすぎている
情報社会で教育が行き届いている人達は
世の中を知りすぎている。
でも例えばアフリカ人は大人だもしても
知らないことが多かった。
計算が電卓を使わねば出来なかったり。
「日本」という国を知らなかったり。
「なにそれ?中国の一部?」とよく聞かれました。
私にとっても「知ること」はもちろん楽しいし
知ることに対しては肯定的な意見を持っていますが
「知らぬが仏」という言葉があるように
私的には知らない方が幸せなことも世の中には
たくさんあるなぁ〜〜と思います🥲
・恵まれすぎている
日本も北欧も産まれた頃から
福祉がしっかりしていることが多くて
何かあれば政府等が救ってくれる。
(日本は厳しくなってきてるけど)
それが当たり前でなくて
どんなに恵まれていることか
きっと多くの人は気付いているフリをしながら
本質的には気付けてなくて
そこに胡座をかいているんじゃないかなと思います。
カンボジアに行った際には
どれだけ日本の状態を羨ましがられたことか。
日本の福祉、環境、パスポート。
日本に産まれただけで「国ガチャ大当たり」
なんだろうにうまく気付けなくて
文句を言ってしまう。
私もそう……🥲
アフリカに行ったら日本で蛇口捻ったらすぐ出てくる水がどんなに貴重なことか。
「恵まれている国にとっての当たり前」を自覚するのは確かに難しいと思います。だけれどもそれに気づくだけで、幸せを感じられるんだと思います。
別の話になってしまうけど、私は旅中寝る場所はバスの中だったり、ソファだったり。3食食べれなかったり、髪の毛をドライヤーで乾かせなかったり、湯船はもちろんない。そしてそもそも寝る場所が確約されていない。
そんな環境になって初めて、毎日ベッドで大の字で眠れていること、3食当たり前に食べれること、温かいお風呂に入って、すぐ髪の毛を乾かせること。寝る場所があること。それがどんなに幸せなことか痛感できました。
さいごに
人々って欲張りですよね。
別に当たり前なことを感謝してもしなくても良いかもしれない。それは個人の自由です。
だけれども、「当たり前のこと」に感謝をすること、そんな小さなことだけで幸せを感じられることが増えるのです。
やった方がきっと自分のためになりますよね。
きっと自分が幸せになる近道だと思います。
ちなみに私はまだ完全には出来ていません😂
だけれども、意識するだけできっと違うから。
自分を幸せに満たせてあげれたら、と思います ☺︎
今回も読んでくださりありがとうございました!
😉💐
世界放浪記、節約術、自分のこと。
色々綴っています。
良かったら読んでくださいな!
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