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【児童養護施設】心に傷を負った子供たちへ、大人ができる支援について【サポート】

こんにちわ。玲です。
今日は児童養護施設で過ごす子供たちに、大人たちができるサポートを3つご紹介したいと思います。

児童養護施設で過ごした子供たちの中には、自己価値感や自己肯定感が低いと感じている人がいます。この問題は、養護施設での経験や家族との関係、心の傷などさまざまな要素によって引き起こされています。
児童養護施設で過ごす中で、家族との分離や不安定な状況、虐待、無視、放置といった過去の出来事があった場合に、子供たちは自己価値感についての負の信念を抱くことがあります。″自分には価値がないんだ″、″愛されるに値しないんだ″、″他の人よりも劣っているんだ″と感じることがあります。また、施設内での経験や他の子供たちとの比較によっても、自己評価が低下することがあります。
私自身も、児童養護施設で育ったのですが、親のネグレクト、家庭内暴力によって施設への入所が決まりました。学校でもいじめられて、家庭内でも居場所がなかった私は自己価値観が当時から低かったように思います。また、施設内の子供たち同士のいじめは絶え間なくありました。周りの子供たちより少し身体の成長が早かった私は〇毛(自主規制)が生えているだけで「マ〇毛生えてるから〇ン毛のマ.ンちゃんだね」と。子供ながらにそのあだ名で呼ばれることが屈辱的なことがありました。そのあとも執拗に「お前は音痴だから歌うな」とか、都合のいいように使われることもしばしばありました。そんな状況も、施設の職員は知ってか知らずか、咎めることもないままでした。そういった環境が自己肯定感の低さに拍車をかけていきました。
とまぁ、自身の体験談はほどほどにして。
そうして自己価値感の低さは、さまざまな影響を与える可能性がでてきます。
例えば、自信の欠如、自己表現の困難さ、他者との関係の難しさ、将来への希望や目標の見つけにくさなどです。このような感覚は、心理的な問題やメンタルヘルスの懸念を引き起こす場合もあります。
家庭内不和、施設内でのいじめといった居場所がないように捉えてしまうと周りへ心を開かなくなります。

そうして傷ついた子供たちへは、児童養護施設での支援やケアプロフェッショナルの存在が重要です。施設職員やケアマネジャーは子供たちの自己価値感の向上や自己肯定感の構築に向けた支援を提供することが大事になってきます。
具体的な方法としては、子供たちの感情や経験を尊重し、サポートすること、彼らの強みや成果を認めること、適切な心理療法やカウンセリングを提供することなどがあります。自己価値感の向上は、子供たちが健康的な自己イメージを築くために重要な要素です。
自己価値感や自己肯定感の低さは、児童養護施設で過ごした人々にとって重要な心理的課題です。


子供が抱えている問題によって解決は異なりますがここでは3つご紹介したいと思います。

(あくまで私個人が思う支援方法となります。こうしてほしかったな、という想いですので、専門的な支援は所定の機関へご相談ください)

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