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私を苦しめていたもの~恋愛と自己価値~


元々彼と連絡を絶ち、2週間ほど経った。

ふわっと元々彼に似た匂いが香ると
猛烈に思い出す。

匂いの効果はすごい。

ただ、感情は忘れていくという
あおいさんの言葉通り、
少しずつ好きだった感情は
薄れてきている気がする。

3月下旬にアプリでマッチして
2回ご飯に行った同い年の人がいた。

いい人だったし
好きになろうとしている自分がいた。
でもいい人どまりで、
恋愛に発展する感じがないのも
気づいていた。

それでも元々彼を忘れたかった
気持ちもあって2回ご飯に行き、
3回目誘ってくれたけど、
約束をするのすら億劫な自分に気づき、
お断りし、連絡を絶った。

あーあ、また上手くいかなかったな。
なんて思ったのと同時に
なぜそこまで恋愛や結婚に
執着するのかなと考えた。

私の今のところの答えは
「好きな人に愛されない自分には価値がない。
惨めで可哀そう。」
という思考、思い込みだった。

結婚をしないならば、
仕事に生きていって、
皆から羨ましいと思われるくらいの
キャリアを積みたい。

そしたら結婚していない理由にもなるし、
自分にも価値があると思うから。
結婚もしてない、
仕事もいまいちなんて惨めすぎる。

でも現実は、やりたい仕事なんかなくて、
今の仕事も特別な仕事ではなくて、
変わりは務まる仕事で。
(だからこそ休みやすくて、
ありがたいのだけど)

「仕事もプライベートもぱっとしない
自分に価値なんてない」

無意識にそう考えていて、
どちらかというとすぐ変えられる恋愛を
頑張っていたのかもしれない。

そして、「~すべき」「~しなくちゃ」
の不安からくる思考で、
いろんなことを詰め込んできたから、
意味のないこと、無駄なこと、
将来に役立たないこと
(全部自分が思っているだけだけど)は、
勝手に×としていたのかもしれない。

だから純粋にしたいことが
分からなくなっているのかも…

いろんな本を読んで、
”存在しているだけで私たちは価値がある”
って言葉がよくあるけど、
まだそこまでの境地には
すぐにはいけなくて。

だからまずは
自分のしようとしている行動が
純粋にやりたいという気持ちじゃなくて、
したほうがいいとか、
役に立つとか、そういう
”自己否定の裏返しの向上心”から
くるものであるならば、
勇気をもってやめようと思った。

恋愛が上手くいかなくても、、
結婚していなくても、
偉大なキャリアが積めなくても、
私は私でいいんだと自分らしく
生きていけたら、
今まで想像していなかった未来が、
待っている気がしてワクワクする。

この気づきは私にとっては衝撃で、
変われる気がすると思えたのだ。


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