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[クライアントインタビュー#1]お客さまの気持ちに応えるサイトを一緒に作る/フォスターミュージック×プラスジャム

商品点数7,500点以上、国内外の良質な吹奏楽・アンサンブル楽譜を取り扱うフォスターミュージックオンラインショップ。このサイトを運営しているのがフォスターミュージック株式会社さまです。
今回のサイトリニューアル、これまでのエピソードやコンテンツマーケティングについて、代表・榊本さんにディレクター大竹がお話を伺いました。

榊本真希さん
フォスターミュージック株式会社 代表取締役社長。2008年会社設立。吹奏楽、管楽器のアンサンブルを中心に自社出版楽曲多数。ブラバンコンシェルジュとしてきめ細やかな顧客サポート・お取り寄せ対応も行っている。
オンラインショップ:https://www.fostermusic.jp/
ブログサイト:https://blog.fostermusic.jp/

こだわりが詰まった11年ぶりのサイトリニューアル

大竹|
改めましてECサイトリニューアルおめでとうございます🎉
お客さまや周囲からの反応や感想はいかがですか?

榊本|
ありがとうございます。「見やすくなった」「楽譜が大きく見えて良い」とお客さまや作曲家の方々から好評ですよ!
私達は楽譜を販売する出版社。サンプル楽譜の試し読みや動画による試聴など、いろんな選曲サポートコンテンツを盛り込んできましたが、これまで増築を繰り返してきたので、商品詳細ページのレイアウトが歪になっていました。今回はこだわりを大事にしながら情報をすっきり整頓することに重点を置きました。

大竹|
私も、商品に関する多くの情報をどうまとめればお客さまが読みやすいかを常に考えてました。これまでは上下の視線移動が入り乱れてたので、「ダイエット」という言葉を何度も使わせていただいて情報整理を進めました。
榊本さんから教えて頂いた海外の同業出版社サイトも参考にしながら、商品詳細ページの文章情報はタブ切り替えを採用しました。商品一覧ページで音源動画が試聴できるカスタマイズも加えて、聴き比べしやすさも追求しましたね。

今回のサイトリニューアルの肝とも言える商品詳細ページの改善ポイント

大竹|
私はオリジナルキャラクター・フォスターくんをもっと打ち出したいと思って、トップページのボタンに使う提案をさせていただきました。このキャラを見たらフォスターミュージックを思い出す、そんな存在であってほしいと願ってます。
やっぱり、自分の楽器関連グッズやキャラに注目しちゃうのは吹奏楽あるあるだと思うので、目につくところにいてほしいなぁと。

榊本|
そうですね。ぱっと見でパートを判別する手助けをしてくれる存在なので、最近は商品画像やブログサイトにも積極的に登場させてます。
あと、しばらくお休みしてたフォスターくんグッズサイトも再始動します!吹奏楽プレイヤー&ファンだけでなく音楽愛好家の方もチェックしていただけたらうれしいです。

フォスターミュージックのオリジナルキャラクター・フォスターくん。
吹奏楽編成のパートを網羅!楽器を持っているのがポイントです♪

大竹|
管理機能では業務効率の維持も重要なポイントでした。これまでもいろんなツールを駆使して確立された業務フローを変更せずにそのまま維持することで、新しい管理システムに慣れてから業務効率アップを図るステップをご提案しました。

榊本|
今回のリニューアルは、まずお客さまが使うフロント画面を最優先。新システムに変わることで商品データの作り直しなど大変でしたが、販売管理〜出荷フローを維持できるシステムカスタマイズを加えてくださったことで、運用をスムーズに移行できました

大竹|
6月のリニューアルは、パワーアップの第1歩。次から次へと湧き上がってくる榊本さんのアイデアを受け止めながら「工期と予算を踏まえて、フェーズ1はここまでに」と繰り返し思案しました。今回は2021年度のIT補助金を利用したプロジェクトという条件もあって、今後の拡張性を踏まえたシステム開発をさせていただいてます。

榊本|
やむを得ず間に合わなかったもの、新しく実現したいことなど、構想はいっぱいあります。
また、リニューアルしたばかりなので変更箇所については厳しい声をいただくことも。一つ一つを拾い上げてお客さまの声に寄り添い、お客さまがもっと便利にお買い物していただけるように順次改善していきます。
プラスジャムさんには今後ともお力添えのほどよろしくお願いします。

大竹|
こちらこそ引き続きよろしくおねがいします。

↓リニューアルポイントは制作実績にも掲載しています↓

↓吹奏楽・アンサンブル楽譜オンラインショップ↓
↓フォスターミュージックはこちら↓

コロナ禍の種まきが、実を結んでいる

大竹|
フォスターミュージックさまとプラスジャムの付き合いは、2018年秋から。アクセス解析&コンサル+PDCA一体型EC事業支援サービスで、事業成果に繋げるためのさまざまな取り組みをご一緒させていただいていますが、最初は吹奏楽出版社からのご相談と聞いてとても興奮しました!私は中学から大学まで吹奏楽をやってたので、勝手に運命を感じちゃったんです(笑)

榊本|
大竹さんが吹奏楽の常識や文化を予め知っている方だったのは、とてもよかったです。全然知らない方だと理解いただくのがなかなか大変なので。
ブログサイトの記事執筆も、吹奏楽をやってる人が書いてるってことが伝わってくる文章なので安心してお任せすることができました。

大竹|
そう言っていただけると、とてもうれしいです!コンサルを担当させていただく上で、クライアントさまの業界・業務理解は絶対に必要なものですし、私も楽しみながらお仕事させていただいています。

2020年、コロナ禍1年目は部活動の休止や文化芸術活動の制限を強いられましたね。御社の事業も大きな影響をうけました。

榊本|
先行き不透明だったので約半年間コンサルを休止しました。年間売上は7割減。かなり厳しい状況を経験しましたが、この間にやっていた種まきが、今年とてもいい形で実を結んできています。

大竹|
ほんとその通りですね!YouTube動画を増やしたり、SNS発信に力を入れたり。コンサル&施策でお手伝いしていた取り組みを社内で行うフローを確立されましたよね。
その成果として動画検索のヒット数が着実に増えています!名門吹奏楽部の演奏動画も次々公開されて、聴き応えだけでなく見応えも素晴らしいです。

フォスターミュージックを代表する楽曲「マードックからの最後の手紙」。タイタニック号の航海士・マードック氏が、大西洋に沈みゆく船内で家族にむけて手紙を綴るというストーリーのドラマチックなナンバー。吹奏楽部員なら誰もが知ってると言っても過言ではないモンスターヒット作品。

大竹|
解析レポートは”前年比”で出している項目が多かったので、2021年の解析はコロナ前の2019年との比較も盛り込みました。非常事態宣言が出されている都市と地方の差が色濃く出たり、検索クエリやアクセス推移も状況によって大きな変化がありましたね。
これからもアクセス解析を通して、御社のビジネスをサポートさせていただきます。

いつの時代も「伝える」の本質は変わらない

大竹|
弊社がご一緒させて頂く前からコンテンツマーケティングに注力され、積極的にリライトして常にフレッシュな記事を提供されています。
コンテンツマーケティングに取り組まれたきっかけを伺ってもいいですか?

榊本|
以前のコンサルさんに「とにかく曲紹介のブログを書きましょう!」と言われて、最初は「これって意味あるのかな?」と思いながらやってましたね。

その後に「コンテンツマーケティング」という言葉をよく耳にするようになりました。そして、ブログサイトにもたくさんの人が訪れてくださるようになってきたんです。
「こういうことか!」と腑に落ちました。

思い返してみれば、私自身、前職も前々職も、テーマに合う楽曲を紹介するキュレーター的な仕事はしてきたんです。それを発信する場所がどこかという違いで、やってることは何も変わらないなと。これなら続けていける!と思いました。
時代が変わっても「伝える」ってことって結構アナログというか、本質は変わらないんだなぁと感じています。

大竹|
御社には大会向けの本格的な楽曲から映画音楽やポップスなどの盛り上げ曲。作曲家特集や選曲指南。震災復興祈念の楽譜無料ダウンロードなど、幅広い検索ニーズに応える、質の高い記事・コンテンツがたくさんあります。
長年に渡ってコツコツと取り組まれているのでサイトランクも高く、記事公開後に圏外から上位表示までの時間も短めです。まさに「継続は力なり」ですね!

榊本|
これまではブログを書く時のアイキャッチ画像作成がネックでしたが、大竹さんが教えてくれたCanva(※無料デザインツール)のおかげで、とても作業が楽になりました。画像がつくと印象がグッと変わりますよね。

大竹|
ご紹介したツールが役立ってるのは、とてもうれしいです。Webツールは次々に新しいものがでてくるので、アンテナを張り巡らせながら、御社にマッチするものはどんどんご紹介したいと思っています。

↓吹奏楽・アンサンブルの情報満載 ブログサイト↓

大竹|
インタビューの最後に。プラスジャムへのメッセージをいただけますか?

榊本|
私が求めている「なんでも相談できて、スピード感をもって取り組んでくれる制作会社」という希望に応えてくれるのがプラスジャムさんです。これからもよろしくお願いします。

大竹|
こちらこそこれからもよろしくおねがいします。ご多忙のところお時間いただき、ありがとうございました。