『キラキラと輝く太陽』

川面に映るキラキラと輝く太陽

どこまでも追いかけてくる

もう付いてこないでって言っても

ピッタリと付いてくる

泳ぐ魚を見たい衝動に駆られるが

キラキラと光り輝き一向に見せてくれない

飽きない光景なのだろうか

開き直って諦めないといけないものなのか

これが普段の日常世界のように

我が身の中心に向かって訴えかけてくる

決して飽きる光景にはならない

だけど偶には泳ぐ魚も見てみたい

好きにすればって言う自由な時間の中

重大な責任を伴う不自由さを感じつつ

川っぺりの散歩道を後にした

どこまでも付いてくるもの

とても大切な人の

元気で明るい笑顔なのかも知れない

有りっ丈の愛情そのものかも知れない

傷付いた時に癒してくれるものなのかも知れない

水中で泳ぐ魚たちは見守られ自由に泳いでいる

キラキラと輝く太陽の下で