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「雑務に託けて」

役所での雑務を終わらせて、次の場所へと向かった。

また、次から次へと説明されて増えていく書類の山。

順番に、片付けていくしかない。

通常の業務をおざなりにして、一つ一つ身の回りを整理する。

あの人から言われた託け、ふと思い出しながらも、

目の前にある雑務を片付けていく。

気分転換にと駅前まで出掛けて、本屋さんに立ち寄り、

その後KALDIにも寄ってみる。

何気なく商品を見ると、春っぽいパッケージが目立つ。

肌寒さが残る中、パッケージが一足早く春を物語っている。

帰ると雑務が待っているが、その先にある春を信じて、

ルーティンワークのようにこなしていく。


少しだけ、温かさを求めて歩いていく




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