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『見事に成長したものだ』

ズボッとはまった

足を抜こう

試行錯誤

田植えの頃を思い出す

なんとも言えない

ヌメヌメした感覚

ズボッと入り瞬時に

空気が炸裂する感じ

あの懐かしい感覚

好きでもなく

ただ手伝っていて

もうすぐ収穫の秋

育ててもらった頃を

忘れてしまったかのように

無駄な力無く

上へ上へと伸びていく

あの頃を懐かしむ

育てることへの想いに

満ち溢れていた頃のこと

無駄に力を入れていた頃

ハマった足を必死で抜こうと

汗を流していたこと

知る由もない

すっくと伸びて

成長した稲穂たち

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