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創業者が2人揃ってインタビュー番組に出演!『VISIONING VOICE』スタートアップ企業としての想いを熱弁

こんにちは☀️PLEN Roboticsの鈴木です!
もうすぐ夏休みも終わりですね!皆さんの夏の思い出は何ですか?(^^)

さて今回は、これまでの記事とは一風変わった内容でお届け。

先日、東京都のベンチャー支援施設「NEXs Tokyo」が配信するインタビュー番組に出演させていただきました!
そして今回は初となる創業者2人(代表取締役の赤澤夏郎、取締役COOの富田敦彦)でお話させていただくことに..!

ということでこの記事では、番組の内容をダイジェスト版でシェアしていきます!

オープニング

「VISIONING VOICE」は、国内外の広域展開に挑むスタートアップが次のステージに向かって羽ばたくために、サポートをしてくれる人やファンと繋がることができる番組です。
スタートアップのトランジットポイントである「NEXs Tokyo」と日経グループが連携し、スタートアップ企業の経営者にフォーカス。次のステージを目指すスタートアップ企業の3つの「カクシン(核心・革新・確信)」に迫り、ゲストの熱い想いを深堀りしていきます。

自己紹介

赤澤)初めまして、こんにちは。PLEN Robotics代表の赤澤夏郎です。
富田)サラリーマン生活25年、ベンチャー経営5年、転職4回、起業1回、人生風の向くまま気の向くまま富田敦彦でございます。

事業・製品紹介

赤澤)顔認証AIで対人・対面業務の効率化、無人化を目指しております。
人との接触をなるべく少なくしようという行動原則はもう完全に社会に根付いております。加えて、深刻な問題として労働人口が不足しています。ということから、対人・対面業務の無人化は急務であると言えます。

そしてインターフェースとなる弊社のプロダクトがこちらの「PLEN Cube」です。手のひらサイズのAIアシスタントでございます。
特徴としては、顔認証と音声対話をエッジコンピューティングで実装できることです。

実績紹介

赤澤)導入先としては学校や学童保育などの教育機関は多いです。生徒の出欠管理を顔認証でやっております。
他にはシェアオフィス・コワーキングスペースなどの会員制施設への導入も増えてきております。施設のドアと連携させることで、会員さんが顔認証をしたときにだけドアを自動で開ける、というような取り組みも行っております。

珍しいものでいうと「常連検知」というものをやっております。来店されたお客さんの顔の特徴点だけを記録し、その方が一定期間内に何回ぐらい来たかを把握する、ということにもチャレンジしております。

ビジョン

赤澤)我々のビジョンは「人とテクノロジーが普通に、違和感なく、共生する世の中を作る」です。

1つ目のカクシン(核心)

起業した背景

赤澤)実家が町工場を経営しており、小さい頃から町工場の辛いところばかりを見て育ってきましたので、父に反発して「僕はもっと派手な業界に行きたい!」という思いがありました。20代の頃は学生時代にアルバイトをしていたスキー場にそのまま潜り込み、スキーのインストラクターとプロのスキーヤーとして10年間を過ごしており ました。
それから30代に入ったものの、ずっと続けられる職業ではなかったので、大阪に帰ってきました。そうすると父親が会社の新規事業として、小さい二足歩行型ロボットを大学と共同研究していました。それまでの私の町工場のイメージとは全然違っていて、興味を掻き立てられました。私はまたしてもなんとかそのプロジェクトに潜り込み、以来ロボットを開発するというテーマで20年弱走り続け、今に至ります。

富田)一生サラリーマンをやるつもりだったので、起業するは予定なかったんです。 2013年の暮れぐらいに共通の知り合いが、業界の人間とベンチャーをくっつけようといったmeet upイベントを企画したんですが、人が集まらず。それで声をかけてきてくれたので参加し、赤澤と出会ったという感じですね。ちょうどその頃、3つの要因があって起業ブームが起きました。
1つ目はクラウドファンディング。お金はないけど、アイデアを世の中に提示したら、支援する人がいて形にできる、といったものの現れ。

2つ目にメイカーブーム。
設備を持ってなくても3Dプリンターなど比較的簡易なものでプロトタイピングができちゃうようになりました。

最後にスタートアップブーム。
実績がなくてもお金が調達できる、というムーブメント。

さらに、アマゾンがAlexaを出したり、ソフトバンクがペッパーを出したり。ディープラーニングが実用化されて、ロボットや人工知能が具体的な商品として世に登場してきたので、もしかしたらビジネスになるかもしれないと考え始めました。じゃあもうつべこべ言ってないで起業しようか、という風に思いました。

2つ目のカクシン(革新)

事業を通して我々がアップデートさせたい対象、世の中の解消したい課題

赤澤)「人と機械の仕事の分担のイメージを改革する」

富田)人の心ですかね。まず日本での話をすると、我慢することが美徳だと評価されることによって、進歩する気持ちを失っているような気がするんですよ。バブルが破裂して、世の中ガラッと変わるのかなぁと思ったんですが、案外変わらなかったんですよね。他にも3.11などの大きな災害があって流石に日本変わるだろうと思ったら、みんな耐えたじゃないですか。全然変わってないんです。
我々が子どもの頃の未来ってもっとすごかったような気がしますよね。空を自動車が飛び交ったり、人間の代わりにロボットが仕事をしたり。
あの未来はどこに行っちゃった?って言ったら、中国とかドバイとかにあった。
これは日本人の「耐えて現状を維持する」という思考から来てるような気がしますね。

赤澤)中には「ロボットを導入すると全ての問題が解決され平和になる」というイメージを持たれているお客さんもいるんです。ですが実際それは難しい。
「ここまでは俺らやらんとあかんな、でもここから先はロボットやサービスがやってくれるから。」みたいな意識の改革がないと、結果現場の人が「あれ?たくさんお金をかけてツールを導入したけど、余計に手間増えてない?」みたいな状況になってしまうと思います。

富田)例えば端末に数字を入力した後に電卓で計算するようなことです。それじゃあ全然テクノロジーが活きてないじゃないか、ということになってしまいます。

赤澤)他の例で言うと、今まで手書きあるいはExelに直打ちでやっていた作業を自動化するとなったときに、自動化するまでの課程でトレーニングなり研修的なものが必要ですよね。やっぱりそれは現場の人にすごく抵抗されますね。

3つ目のカクシン(確信)

欲しい未来

赤澤)我々の欲しい未来は『誰もがテクノロジーと共存しているという"意識"が持てる未来』です。

先ほども言いましたが、「ある日突然テクノロジーが空から降ってきて全てが便利に変わっちゃう」といったイメージを持たれているお客さんはまだまだ多いと思っています。
我々とお客さんは意識の格差がありますよね。なので我々が良いサービスを開発し、啓蒙しながら世の中に広げていきたいです。


いかがだったでしょうか!

さすがインタビュー番組、根掘り葉掘り聞かれましたね~!私も知らなかった「改革への想い」なども知ることができました。
今回、37分となった配信をnoteの記事にするにあたり、途中仕方なく端折ったところがございます。もっともっと創業者2人の熱い想いを聞きたい方はこちらからご覧ください!

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富田さんへのインタビュー記事も読んでいってください(^O^)/

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