014【マインド】「死」は怖くないからこそ「生」を楽しむ。
結論、「死」の本質を知ると、それはたいして怖くないことが分かります。
だからこそ、今の「生」を楽しみましょう ♪ 😄
1.現存数 vs 死亡数
人類の誕生から現在までの人口は、いったい何人だったのか???
つまり、人類はこれまで何人が死んできたのか、です!
古いデータですが、米国のNPO団体、Population Reference Bureau(PRB)が2011年に推計しました。
その累計の人口は約1,080億人で、現在の世界人口の79億5,400万人はその7.4%になります。(以下のサイトの数字を修正)
したがって、地球上に存在した人類の92.6%はすでに死亡しています。
当たり前ですが、現在生きている人より死んだ人の方が圧倒的に多いです。
普段はそんなことを意識しないので、死は怖いんです。
「死」とは、92.6%の大勢の大先輩たちと同じ状態になるだけのことです。
私は、これを知ったら「死」への恐怖がかなりやわらぎました ♪
2.生きていることの奇跡
そもそも、生きていること自体が「特殊」なんです。
ビッグバンにより宇宙が誕生したのが138億年前です。
よく言われることですが、宇宙誕生から現在までを1年に換算すると、人の一生の儚さ(はかなさ)と貴重さが実感できます。
元旦の深夜0時00分がビッグバンの瞬間です。
一気に半年以上が過ぎて、8月にようやく地球が誕生します。
9月に原始生命が産まれます。
そして一気に師走に飛びます💦
12月18日にやっと魚類が誕生します。
12月20日、両生類誕生。
おい、間に合うのか?
12月23日、恐竜誕生。
12月26日、哺乳類・鳥類誕生。
12月29日、恐竜絶滅。さよなら。。。
おい!、大晦日間近じゃん!!!
12月31日 朝8時、まだ人類は現れません。。。
12月31日 夕方18時、え、まだ?、紅白始まるんだけど。。。
12月31日 21時30分、やっとのことで人類誕生。(400万年前)
あと2時間半で年明けるじゃん!
12月31日 23時59分37秒、縄文時代に突入。(1万年前)
竪穴式、今かよ!!!
12月31日 23時59分58.12秒、鎌倉幕府が樹立。
12月31日 23時59分58.45秒、鎌倉幕府が滅亡。
鎌倉幕府は0.33秒で滅びた。。。
12月31日 23時59分59.07秒、江戸幕府が樹立。
12月31日 23時59分59.65秒、ペリー来航。
日本の鎖国が0.58秒で終わったよ。。。
12月31日 23時59分59.942秒、やっとのことで私、京極楓が生まれました。
というわけで、私の49年の人生なんて、0.058秒です。
そうなんです!
138億年の悠久の時を刻んだ「死」という「ごく普通」の状態から、一瞬の「生」という特殊な状態に変化し、また「死」という通常の状態に戻るだけなんです。
死に「戻る」だけです。
92.6%の大勢の大先輩たちと同じ状態に戻るだけ。
普通の「死」と特殊な「生」。
ただ、それだけです。
「死」への恐怖は少しやわらぎましたか?
3.だからこそ「生」を楽しむ!
ここで、くれぐれも誤解しないでください。
「命を軽んじて良い」なんてことを、言いたいわけでは断じてありません。
もちろん、命はとても重いものです。
これは永遠に変わらない真実です。
気の遠くなるような長い「死の時間」の中の一瞬の「生」だからこそ、私はこの命を熱く燃やして、存分に「生」を楽しみたいんです。
桜はなぜ美しいのか?
単純に色や形が美しいからではありません。
そうです、あっという間に散ってしまうからこそ、その美しさが際立つんです。
桜が1年中ずっと咲いていても、「同じ美しさ」を感じるでしょうか?
分かりますよね?
その限られた時間の中で、力いっぱい花びらを開き、懸命にあの色彩を放ち、そして儚く(はかなく)、潔く(いさぎよく)散っていくその真っすぐさ、素直さに、我々は目を奪われます。
桜に負けないように、自分だけの花びらを開き、自分だけの色を解き放ち、自分らしく散っていこうじゃありませんか!!!
死を怖がってる場合じゃないですよっ!!!
京極 楓でした。
ではまた!
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