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忍翔 OSHOW
2021年10月21日 23:50
僕はこの無料塾をクラウンからスタートさせた。なぜか?まずはありのままの自分で舞台上に立って欲しかったからだ。俳優は舞台に立つこと、いわゆる人前を恐れる。恐れるから、自分を偽り、誤魔化し、虚勢を張る。その状態で役を被り、演じてしまう。嘘の上に嘘を被せてしまうわけだ。それを避けるためには、まずありのままの自分で立てる、立っていいんだという体験をすべきだ。だから僕はクラウンを選んだ。
2021年10月29日 09:01
だいぶ日が空いての無料塾。最近は週2ペースでやっていたので、1週間以上空くと久しぶりだなあって感じがする。この日はK'sスタジオの中でも一番広い本館での稽古。脚本を使ったシーンワークをやるので、できるだけ広い場所が欲しかった。題材はチェーホフの「かもめ」。ことあるごとにこの題材を扱っている気がするが、俳優の学習題材としてはとても優秀なので今後もお世話になり続けます。日本でベスト3くらいに上
2021年10月17日 15:22
初めての雨。寒い。だけど稽古は朝10時から始まる。人が集まると場も暖かくなって、そんなことも忘れていく。段々とこのチームが良くなってきた証拠だとも思った。野口体操で身体をゆるめて、綱渡りをやる。テープが貼られた上を、両サイドから人が少しずつ歩いてくる、身体には触れてはいけないが、手だけに触れて相手を退かす事もできる。不安定な足場の上で、キャアキャア言いながら、相手と押し合ったり、揺さぶり
2021年10月14日 21:49
今日は舞台表現トレーナーのKouさんによる身体ワークの回。僕が俳優養成の学校を作るとしたら、確実に招聘するであろう方に、今回特別講師をお願いしました。今日のテーマは「立つ」。俳優として基礎中の基礎。本当に「立つ」ことは何かを、身体構造や解剖学、Kouさんのこれまでの知見を総動員して教えてもらいました。↓立つ喜びを感じるメンバー↓正しい理論から身体や心について学べる機会なんてほとんどな
2021年10月10日 22:29
今日はモノローグの一次発表会。「モノローグ集「穴」」からそれぞれが選んだモノローグを順次発表する。人によって完成度に差が見えた。一人突出して完成されていた。その子は準備も十分に出来ていたし、モノローグへの想いも強かった。それがそのまま結果として現れていたと思う。この経験を経て、皆が次回何をどう持ってくるのかに期待。あまり「想い」という目に見えないものについて言及したくはないけど、実際のところ
2021年10月7日 22:35
今日は皆疲れてたので、足や身体のリラクゼーションからスタート。その後はウォームアップでボール投げ。相手と呼吸を合わせること、身体全体を合わせること、いわば全体性(unity)。個人でもチームでも。失敗してあわあわしたり、タスクの多さに身体が固まったりすると全体性が崩れる。演劇はスポーツと同じ。今回はペアでのクラウン。前回までと違って、やることがある。だからこそ遊び道具がわかる。全くの自由は一
2021年10月4日 00:02
10月3日「ウォームアップとか何か?/クラウン」今後何度も使うK'sスタジオにて初稽古。直近のワークショップで扱った「ウォームアップとは何か?」という問いから始める。ウォームアップと聞いて、まず真っ先に思い浮かぶのは自分の身体、心、感性。それらを温める。でもウォームアップにはもう1つの側面がある。それは空間。僕らはこの空間を温めることが出来る。お互いや空間を認識すること。そしてそこから更にこ
2021年10月3日 16:02
誰にも頼まれてないけど、無料で100時間俳優(29歳以下)に教える企画「無料塾」が9月16日からスタート。※Twitterハッシュタグでは「#演劇無料塾」10月3日現在で9時間(3時間×3回)が経過し、だいぶチームが作られてきたので、ここいらから経過報告と日誌の意味も込めて、定期的に記事を書くことにした(と言いながら途端にやめてしまうかもしれないが)1日目(9月16日)「インプロ」オンラ