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ダメなものはダメ

派遣のHちゃんが契約更新を断ったと聞いていたが、今日は医務課のドアを開けてビックリ。

座っているHちゃんの横に施設長が立っていて、何を言うのか?と思いきや、「契約を断ったと聞きましたけど、こちらからも切らせていただきます!」。

色んな意味で衝撃だった。
ナースの離職率90パ以上の所以が分かる。

切るも何も、そちら側が断られているんだってば。「切らせていただきます。」どころじゃないんだってば。何の負け惜しみだよ。

Hちゃんも「まあ、30代後半になると色んな職場や色んな人に出会って来たけど、最後に『ありがとうございました』とならない場所ってのは初めてです。」とのこと。
そうだよね。物凄く貢献していたのにね。

おそらくはパワハラしても媚びて来なかったことに腹を立てたジャイアンがあることないこと吹き込んだのだろう。
ジャイアンもジャイアンだけど信じる方も信じる方だ。

この人には色々と不思議な発言が多くて「介護職員と直接喋らないで私を通して。いいですね?喋らないで。」という。

どうしてですか?

「介護職は何も分かっていないから我々のレベルに追いついていないから。」

これも色んな意味でクエスチョンだった。我々って、何?あんた看護師じゃないでしょ?

極端に医師や家族との関わりを恐れ、看護師に指示ができる立場になって、過去に何があったのかは知らないけれど、看護師に根深い恨みを細かい方法でぶつける。
でも、時が経てば経つほど、不自然でいびつに見えて来た。
彼女はジャイアンをいじめる。ジャイアンナースはそこで溜まった鬱憤をHちゃんたちにぶつけてパワハラする。

ダメだ、こりゃ。

「乗り越えて行けばいいことじゃない?」と施設長が言う。

何を?

「正社員になるんだから、派遣の人たちとは違うんだから。」
「派遣はダメだ。」
「介護はバカだ。」

どこが?

正社員の話を断ると言った後も「色々あるけど乗り越えて行こうよ。」

無理やりドラマ仕立てにしようとしていらっしゃるのかも知れないが、全く意味が分からず、とにかくお断りした。

職員を大事にしていなければ、利用者さんのことも思っていない。

今回のことがなくても「は?」ということは多々あったものの、ダメだ、こりゃと思ったのだ。よく分からない私怨と仕事がグシャグシャになっている人なんだろうなあ。

昨夜、Kちゃんに打ち明けたとき、ちょっと泣きそうになった。一緒に働けるなら目をつぶろうかと思っていたけど、無理だよ。ごめんね。

「おうおう。さっさと辞めちまえ、そんなところ。私も週明け、『やっぱり行かない』って電話する。」

一緒の施設で働くことを夢見て、昨年から楽しみにしていた2月。そのたったの3日前のことだった。

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