メタバース旅行雑誌Platform編集部

メタバース旅行雑誌Platform編集部の公式noteです。こちらでは、本誌とは違う写…

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メタバース旅行雑誌Platform編集部の公式noteです。こちらでは、本誌とは違う写真記事やエッセイなどを更新していきます。

最近の記事

【えんきすぺーすⅡ -Space Angel Kiss 2-】メタバースの宇宙カフェ! 青い地球を眺めながら一杯いかが?(月一連載 3/5)

※サムネイルの写真は左から jumius(ゆみうす)さん ルナ紅音(あかね)さん のほほさん ネームペンさん かせーさん Platform編集部のライター、sunと申します。 えんきす民たちと共に巡る、月一連載のclusterワールドの紹介記事。 第三回目は、えんきすぺーすⅡ -Space Angel Kiss 2- を紹介します。 (※『えんきす民』や店主の草羽エルさんについての説明は、第一回の記事をご覧ください!) なんといっても、壮大な宇宙の光景が広がる非現実

    • AM3˸00に仮想公園で気づいたこと

      リアルワールド:家メタバース旅行雑誌『Platform』の刊行を開始し、VRエッセイストを勝手に名乗り始めてから、もう半年以上が過ぎた。刊行に向けて色々と準備をし、第3号まで出したところで、一番変わったことは何だろうかと考えてみると、「締め切り」を意識して文章を書くようになったということになるだろう。 これまでエッセイを書いていたとはいえ、結局は自分のnoteに書き記すだけであり、書きたければ書けばいいし、書きたくなければ書かなくてよかった。いいアイディアが降ってわいた時に

      • 写真の展示会に参加していました

         バーチャルフォトグラファーのみくにきです。ついこの間までスギ花粉でむせび泣いていたかと思えば、いつの間にか桜咲き、すでに散り始めています。今年は早咲きだったこともありますが、春という季節は、瞬く間に過ぎ去ってしまいます。え、次はヒノキ花粉? もうやめてくれ……。  さて今回のお話ですが、2023年を迎えてすぐの1月。わたしと共に『Platform』の写真を担当しているオージュさんが主催するイベント「投稿写真展示会」に掲載される写真の募集が開始されました。  当該のイベン

        • 【連載】52Hz 最終回『くじらの叫び声』

          「だから、僕はこの単行本のタイトルを『くじらの叫び声』にした」 「彼女が言っていたことを、そのまま拝借したのだ」 「もし、彼女が読書を続けていたなら、きっと、一度は手に取るだろう」 『くじらの叫び声』勘のいい方は既にお気付きだと思うが、この連載そのものが『くじらの叫び声』を踏襲したものになっている。 『くじらの叫び声』は「本」にまつわる連載エッセイを単行本にしたもので、作者が読んで来た本と関連するエピソードを書いたものだ。実をいうと、そのエピソードとは…いや、ここでネタバ

        【えんきすぺーすⅡ -Space Angel Kiss 2-】メタバースの宇宙カフェ! 青い地球を眺めながら一杯いかが?(月一連載 3/5)

          【連載】52Hz 第5回『故郷』

          帰る場所なぞこの身にはないが 思い返す場所こそある 閉鎖されたあのワールドが私の故郷 『故郷』「ルントゥが木偶のような人間になっていた」という言葉が妙に面白がられて、クラス内で流行したことがある。授業中、教師に当てられて答えられなかったり、忘れ物をしたり、とにかくまぁなにかにつけて「誰誰は木偶のような人間になっていた」と言い合っていた。 国語の時間に魯迅の『故郷』を扱ってからのちょっとした流行だった。 『故郷』は全文が教科書に掲載されるくらいの短編で、外国文学の翻訳もので

          【連載】52Hz 第5回『故郷』

          【連載】52Hz 第4回『駆け込み訴え』

          愛していた師に 「そのものの為に、生まれてこない方が良かった」と言われた私は 誰になにを訴えれば救われるのでしょうか? 『駆け込み訴え』一時期、本当に「文学青年」をやってみたくて、いわゆる古典文学を読もうと思ったことがあった。流石に『平家物語』だとか『伊勢物語』は敷居が高いので、明治~昭和の名作をとりあえず読めるだけ読んでみようと思って、図書館で『舞姫』だの『こころ』だのを借りてきて読んだ。なんとなく、太宰治に手を出したら(自分の性格的に)ヤバいという感覚があったのだが、ち

          【連載】52Hz 第4回『駆け込み訴え』

          【連載】52Hz 第3回『ローマ人の物語』

          仇敵カルタゴを滅ぼした後、ローマ軍は全てを焼き払った。 その光景を見て司令官は涙した。 いつかローマもこのような運命をたどるのだろう、と 『ローマ人の物語』このシリーズは本連載でとりあげるべきか、ギリギリまで迷った。しかしまぁ、長大なシリーズで、新刊が待ち遠しいと思って読んでいたものだから、取り上げることにしたのだ。 この本は、古代ローマ帝国の起りから滅亡までを描いた、超長編歴史小説である。全くの創作というわけではなく、基本的な事実関係は抑えつつ、当時の為政者の気持ちだと

          【連載】52Hz 第3回『ローマ人の物語』

          【草羽エル 2nd Anniversary Stage】メタバースならではの誕生日パーティー。ワールドそのものがアルバムになる。(月一連載 2/5)

          ※サムネイルの写真は左から jumius(ゆみうす)さん のほほさん かせーさん ルナ紅音(あかね)さん ネームペンさん Platform編集部のライター、sunと申します。 えんきす民たちと共に巡る、月一連載のclusterワールドの紹介記事。 第二回目は、草羽エル 2nd Anniversary Stage を紹介します。 えんきすの経営者である草羽エルさんのお誕生日祝いのため、のほほさんが制作されたワールドです。 (※『えんきす民』や草羽エルさんについての説明は

          【草羽エル 2nd Anniversary Stage】メタバースならではの誕生日パーティー。ワールドそのものがアルバムになる。(月一連載 2/5)

          【連載】52Hz 第2回『エイジ』

          何もかもがわからなくて 何もかもがわかった気がして いつもイラついていたようなAge 『エイジ』なんというか、その時期にしか感じない感覚とか、気持ちとか、そういうものがある。大体そういう感覚とか気持ちというのは言語化が難しいので、適当な言葉で表現しつつ「でもちょっと違うんだよなぁ」とモヤモヤした気持ちを抱えてしまったりする。そうでなければ、言語化が難しいそれらを、上手く表現した何かを見て共感したりする。 そういう時期に読んだ重松清の『エイジ』は、私に共感を与えてくれた作品

          【連載】52Hz 第2回『エイジ』

          【連載】52Hz 第1回「グラスホッパー」

          群れることで変わってしまう生物がいる。 群れることで狂暴になる生物がいる。 では大勢の人間が生きる大都会で人間は? 『グラスホッパー』Platform編集長という肩書でエッセイを掲載してきたが、今回はnoteの連載記事を書くことになった。大体、私のエッセイはなんか意味深な凝った言い回しをして、後半で「ふと気づく」か「思い出した」で展開させて、イイ感じっぽく〆ようとしてしまう。これでは一生執筆力があがらないので、この連載ではふと気づかず、思い出さずに書いていきたいと思っている

          【連載】52Hz 第1回「グラスホッパー」

          【BAR Angel Kiss】えんきす民たちと共に巡るclusterのワールド。そこは思い出で溢れた温かい世界。月一連載 1/5

          ※サムネイルの写真はBAR Angel Kissにて。写真左から ネームペンさん ルナ紅音(あかね)さん jumius(ゆみうす)さん のほほさん かせーさん Platform編集部のライター、sunと申します。 今回から5回に分けて連載予定の、clusterワールド紹介をさせていただきます。 第一回目のワールドは、BAR Angel Kiss(エンジェルキッス)を紹介します。 Platform本誌では一人旅もできるようなスポットに焦点を当てていますが、本連載では「メ

          【BAR Angel Kiss】えんきす民たちと共に巡るclusterのワールド。そこは思い出で溢れた温かい世界。月一連載 1/5

          バーチャルに音楽を探しに行きませんか

           どうも、メタバース旅行雑誌『Platform』にてライターを担当しているヤマノケと申します。ぼくは普段自作の音楽を作ってはyoutubeにポイポイあげている者なのですが、曲ってどうにもこうにもインプットが少ないとなかなか湧き上がってこないんですよねぇ……。そこで、今日はちょっと気分転換にVRChatのレコード屋さんに寄って色々と曲を漁ってこようかなと考えてるんですけど、良かったらご一緒にどうです?ちょっと今ポータル、開きますね。  アメリカ民謡研究会のHaniwaさんとい

          バーチャルに音楽を探しに行きませんか

          『Platform』Vol.1での撮影 ~リアルフォト編~

           バーチャルフォトグラファーのみくにきです。「バーチャル」と付くということは、「リアル」では撮らないのでしょうか。いえ、リアルでもちょいちょい撮ったりします。と言っても、カメラを買ったのは去年の秋に入ってから(具体的には、9月頃だったと思います)なので、それまではスマホでの撮影しか手段がありませんでした。そう、つまり8月に発行された本誌の表紙も……。  VRChat編、Cluster編、NeosVR編と、バーチャルフォトの話を立て続けにしてきましたが、今回は「リアルフォト」編

          『Platform』Vol.1での撮影 ~リアルフォト編~

          『Platform』Vol.1での撮影 ~NeosVR編~

           バーチャルフォトグラファーのみくにきです。仲間内では「🌰」で通じます。名前のどこにもクリ要素はないのですが、ただ単に「モンブランが好き」というだけでこのキャラを定着させています。もし機会があれば「あ、🌰の人だ」と軽率に指差してあげてください。  気がつけば執筆のほうも3回目ということで、飽き性な自分にしては頑張ってるほうだと思います。ただ、ここで頑張らないと、Vol.2以降参加してくれた撮影仲間が遠慮して書けないと思うので、彼らのお尻を叩く意味でも頑張りたいと思います。俄然

          『Platform』Vol.1での撮影 ~NeosVR編~

          『Platform』Vol.1での撮影 ~Cluster編~

           バーチャルフォトグラファーのみくにきです。「分かりやすい肩書きがあったほうが良いだろう」ということでこう名乗っていますが、時たま「メタバース写真家」だとか「電脳カメラマン」だとか、はたまた「バチャグラファー」だとか、違った呼び方をすることがあります。けれどやっていることには変わりないので、つまるところ「VRで写真を撮って、それを投稿している人」です。  前回に引き続き、今回は「Cluster」で撮った写真の中から、本誌のVol.1にて掲載された物の裏話や、掲載されなかった写

          『Platform』Vol.1での撮影 ~Cluster編~

          『Platform』Vol.1での撮影 ~VRChat編~

           メタバース旅行雑誌『Platform』(以下、本誌)にて撮影を担当しています、バーチャルフォトグラファーのみくにきです。  現在までにVol.2が刊行されており、Vol.3の製作も着々と進んでいる本誌ですが、中には掲載することの出来なかった写真も沢山あります。また、撮影するにあたっての裏話や、専門的……と言う程でもありませんが、撮影時の構図など。その時に考えていたこと、感じたこと等を、忘れる前に書き出しておこう、というのが、この記事のコンセプトです。  初回はやはりというか

          『Platform』Vol.1での撮影 ~VRChat編~