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未来に対してのオーナーシップと探究マインド

皆さん、こんにちは。プレイノベーションの菅家です。

今回は、私たちプレイノベーションが新規事業として取り組む「探究人口プラットフォーム ”Fukushima & Company”」に対する個人的な想いについて書いてみました。

▼「探究人口プラットフォーム ”Fukushima & Company”」に取り組む経緯や問題意識などはこちらの記事をご参照ください。

そもそも探究とは?

「探究をちょっと優しく、もっとオープンにすることで、世の中の探究人口を増やす」ことを、新規事業探究人口プラットフォーム ”Fukushima & Company”」のミッションとして私たちは掲げています。

そもそ探究とは何なのでしょうか?

私たちは探究を「答えのない問題に対して、自分なりの答えを導き出すこと」と定義しています。

付随して、「答えのない問題に対して、自分なりの答えを導き出す”力”」を「探究力」、「答えのない問題に対して、自分なりの答えを導き出そうとする”主体性であり意欲”」を「探究マインド」と定義しました。

従って、探究人口を増やすことは、探究するためのマインドと力を持ち、探究を実践する人の数を増やすことなのです。

なぜ探究人口を増やすのか?それは子どもたちに明るい未来を残すため

近年、100億人/人生100年時代が目の前にきていることを背景に、人類は過去に経験したことのない問題に立ち向かうことが求められています。

例えばそれはこの数年世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスもあれば、戦争の問題、自然災害や地球環境問題、エネルギー問題や食料問題などが挙げられるでしょう。

これらの問題は大規模で複雑な問題であることから、一つの会社や一つの地域という単位だけでは解決しづらいことに加え、時間軸も中長期スパンです。従って既存のビジネスや政策の仕組みだけでは解決しづらい問題です。

これらの問題を解決することは今の世代だけではなく私たちの子どもたちの世代やその次の世代が幸せに地球で生きていくためには決して避けては通れない問題です。

今、私には2歳の娘がいます。

娘が生まれてから自分の中でも価値観が大きく変わりました。目の前にある仕事や給与、売上だけではなく、娘たちが生きていくこれからの社会や地球環境を本気で考えるようになりました。


明るい未来のために私たちに何ができるのか?

この問いに対しての私の答えは「未来に対してオーナーシップを持つこと」。

言い換えれば、20年後や30年後、もっと言えば100年後の未来に主体性を持つことだと考えます。

変化が激しい時代で先行きが見えないこの世の中でも、目を逸らさず未来を見立てること。

答えのない問題に対しても諦めず自分なりの答えを導き出す主体性を持つこと。

一人でも多くの人が未来に対してオーナーシップを持ち、より良い未来作りのために探究マインドを発揮し、行動する。

一人ひとりのできることや成果は小さくても、その積み重ねは確実に未来を良くしていくはず。

これが私が探究人口を増やすことに取り組む最大の理由です。

Fukushima & Companyは探究人口を増やすための第一歩

Fukushima & Companyは探究人口を増やすために私たちが始める実験的な取り組みです。

今年の9月から3ヶ月間のトライアルプログラムを開始します。

トライアルプログラムでは、参加者全員で20年後に起こりうる社会的課題や地域課題、その時に個人が直面する課題などを福島を起点にして見立てていきます。見立てた未来や他の参加者との対話を通じて、参加者それぞれのやりがいや役割、ビジョン、自分たちにできることを探究します。

参加者の方には、探究力のベースとなる「問題発見・問題解決の基本的な思考法」をはじめ「未来を見立てる力」や「問いを立てる力」を学び、実践する機会を提供することで、参加者全員の探究マインドと探究力を育む場を目指します。

トライアルプログラムは全てオンラインでの開催を予定しています。福島在住の方でなくとも参加できますので、日本国内だけではなく世界中からのご参加をお待ちしております。

トライアルプログラムの参加者を先着30名で募集しています。募集締め切りが2022年8月29日23時までとなっておりますので、ご興味ご関心ある方は是非この機会にご参加ください。

▼トライアルプログラムへのお申し込みはこちらから


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