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#92 「にんにく」のガチ解説

先日、初めてタンニングマシン(日焼けマシン)を
やってみました。

初めてやったので、7分という短い時間でしたが、
マシンから出て1時間くらい経つと
胸、お腹、腕、背中、お尻、太ももが真っ赤。

ヒリヒリして本当に日焼けと同じような感じ。

あんな短時間でもしっかり焼けるんだと
感心しました。

短時間で、かつ、綺麗に焼けてくれるので、
効率よく綺麗に焼くにはいいですね。

これから後何回かやってもう少し綺麗な色に
焼けるようにしたいと思います。

◯「にんにく」の栄養価と効能

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「にんにく」には、ご存知のように
独特な見た目と匂いがあり、
様々な料理にも使われ、
疲労回復や精力増強、美容といった
効能があるとして非常に有名です。

そもそも「にんにく」は、
他の野菜と比べて100gあたりの
エネルギーが136kcalと
かなり高いという特徴があります。

これが「にんにく」を食べたときに
元気になる、いわゆる滋養強壮の効果を
もたらす一つの要因ではないかと
考えられています。

では、それ以外にどのような栄養素が含まれているか、
その栄養素がどのような効果をもたらすかを
確認してみましょう!

・アリシン

『アリシン』とは、「にんにく」由来の
強い抗菌・抗カビ作用を持つ化合物です。

また、「にんにく」を炒めたり、煮たりしたときの
匂いの元となる正体でもあります。

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この『アリシン』は、「にんにく」の皮を剥いただけでは
発生しませんが、刻んたりおろしたりすると、
「にんにく」の細胞内にある“アリイン“と
水や栄養素を運ぶ維管束に存在する
“アリイナーゼ“という酵素が反応して
生まれる化合物です。

そのため、皮を剥いただけでは
匂いがしないということになります。

また、たんぱく質を構成するものとは異なるアミノ酸の一種です。

安定している化合物ではないため、
少しの間放置すると徐々に無くなるため、
調理している間には、分解されてしまいます。

この『アリシン』には、
抗菌作用の他に、動脈硬化の予防、
免疫力向上、疲労回復効果、
LDLコレステロールの減少、
食欲増進効果、アンチエイジング効果など
様々あるとされており、
「にんにく」の良い効果を
もたらしてくれる代表的な成分です。

さらに『アリシン』は、ビタミンB1との
相性が非常に良い成分です。

『アリシン』とビタミンB1が結合すると
“アリチアミン“という成分に変化します。

この“アリチアミン“になると、
通常の『ビタミンB1」よりも長く血液中に
存在することができ、ビタミンB1が持っている
疲労回復効果がより持続します。

また、『アリシン』は、『ビタミンB1』の
吸収を高める働きがあるため、
非常に相性が良いのが特徴です。

・ビタミンB1

『ビタミンB1』には、糖質をエネルギーに変換する
効果があるため、非常に重要な栄養素の一つです。

「にんにく」にも、この『ビタミンB1』が
豊富に含まれています。
野菜の中でもかなり上位に入るほどの
含有量を誇っています。

糖質からエネルギーを効率よく生成してくれるため、
疲労回復などにも効果があります。

疲労回復や糖質の代謝に作用するビタミンB1の
吸収をよくしてくれる『アリシン』を含むため、
「にんにく」は、優れた食材と言えるでしょう。

・スコルジニン

こちらも『にんにく』特有の成分です。

「にんにく」に含まれる『スコルジニン』という
成分は、新陳代謝を促進してくれる効果があります。

新陳代謝が活発になるということは、
細胞が新しいものに生まれ変わったり、
ホルモンの分泌を促してくれるので、
冷え性などに有効な成分です。

また、LDLコレステロールの減少効果もあるため、
動脈硬化などの血管系の疾患の予防にも効果があります。

・ビタミンB6

「にんにく」には、たんぱく質を
エネルギーに変換してくれる働きがある
『ビタミンB6』が豊富に含まれています。

エネルギー源というと”糖質”というイメージを
持つ方もいるかと思いますが、
実は”たんぱく質”もエネルギーとして活用されます。

その際に、必要になるのが『ビタミンB6』。

『ビタミンB6』には、他にも
筋肉や血液、皮膚、粘膜などの生成にも
深く関わっているため、
体の健康を考えたときに欠かすことの
できない栄養素です。

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上記のことに関与するため、
この『ビタミンB6』が不足すると、
温疹や口内炎、貧血などを引き起こす
可能性が考えられます。

・葉酸

『葉酸』といえば、細胞の生成や修復、
また、神経系の発達にも関与する栄養素であり、
胎児の発育に深く関わることから
特に妊娠中の方には重要と言われています。

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妊婦さんに対して病院から処方される
薬にも『葉酸』があるくらいなので、
重要であることに間違いはないでしょう。

その『葉酸』が「にんにく」にも
含まれています。

『葉酸』はビタミンの一種で、
上記に書いたものの他にも
赤血球の生成をサポートし、
造血を促す効果もあります。

○「にんにく」の”芽”もおすすめ!

「にんにく」というとどうしても
根の部分に注目が集まりがちですが。

実は”にんにくの芽”も栄養素が豊富です。

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”にんにくの芽”に含まれる栄養素としては、

★ビタミンA
★鉄分
★亜鉛
★カルシウム
★GABA

などがあります。

特にビタミン系は、ビタミンA以外にも
様々なものが含まれているので
根の部分と合わせて”芽”も取ると良いでしょう。

○摂取過多には要注意!?

ここまでの説明で、やはり「にんにく」は
体に非常に良いということがわかったと思います。

ただし、いくら体に良いと言っても
食べ過ぎには要注意です。

「にんにく」には強い殺菌作用があると
説明しましたが、とりすぎてしまうと
胃の粘膜や胃壁を荒らしてしまったり、
腸内の善玉菌を殺してしまい、
腸内環境が悪化して腹痛や下痢、便秘などを
引き起こしてしまう可能性もあり
逆効果となることがあります。

これらのことから推奨される量は、
1日3〜4片、多くても10片以内に
留めておくと良いでしょう。

ぜひこの内容を生かしてみてください!

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