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大丈夫、自分のために生きていればちゃんと強くなれるよ。

学生って辛いよね。
いや学生って辛いよ。学生っていうか、学生時代っていうか。
10代と言えばいいのか、親の保護下におかれて学校社会に参加しなきゃいけない時代と言えばいいのか。

空気読めなきゃ、生存戦略立てられなかったら、居場所なんて秒で無くなってしまう。
誰がトップで、誰に逆らったらやばくて、誰とは仲良くしない方が良くて、誰には絡まれたらやばい、とか。えぐ。

地獄ですね、そんなん学校行かなきゃいいじゃんって大人は思うじゃないですか。
(私も思います)
でも、子供は逃げ場が無いことが多いんですよね。
だって、まず電車でどっか行こうとしてもお金無いし、(チャリで行ける範囲なんてたかが知れてる)
スマホ無いから(あっても親名義だから)どこに行けばいいか分からないし、
そもそも親の目があるし、
ていうかこんな人生の序盤で逃げてどうすんの?こっから先進学も就職もできんかったら終わりじゃね?
とか色々な事情でよく分かんない地元という檻の中に入れられてる。
そもそも外に野離しにされたことがないから、今の生活から逃げ出したとて、生き方が分からない。
(いや他のキッズがどうだか知りませんが私はそうでしたよって話です、当たり前ですが)
人生のマサラタウンつれえよ〜〜。

辛いね。
逃げ場所がないって、本当に辛いね。
逃げたっていいんだよって皆言うけど、そもそも逃げ場がないんよね。

で、結果私は、なにがなんでも逃げたほうがいい、って思います。
(えっ今まで書いてたことなんだったん笑)
多くの大人が言うように、逃げることに賛成ですが、多くの大人よりも強く、逃げ場を探せ、って思います。
(どういうことだよ)
それは自分の心の中かもしれません。
うろ覚えな親戚の家かもしれません。
新宿かもしれません。
どこでもいい。
諦めて、学校で皆のリクエストに応えて暴力を受けるんじゃなく、
失敗してもいいから(というか失敗するために)、「逃げる」というアクションを起こすことが大切なんじゃないかって思います。
通報されたり親呼ばれて連れ戻されるかもしれないし、
学校中退するかもしれないし、
転校になるかもしれないし、
逆に何も起こらないかもしれないし、
どうなるか分かんないけど、「逃げた」「逃げようとした」って経験は確実に、自分を支えてくれると思う。
とにかく言いたいのは、人のアドバイスより誰かのエッセイより、啓発本より、自分を自由に、強くするのは自分のアクションだって、ワイは思います。

この間地域の人が集まるイベント行ったら、めっちゃ中高生いて、
「彼氏いなくてもいいよね、うちらだけで楽しいよね」
「わかる、でも友達もいなかったらまじで悲惨だよね」
「それあの子のこと言ってる?あの子最近はぶられててうけるよね」
みたいな会話が聞こえてきたんです。
うわー胸がいてえーと思って。
そういうのあったなあと思って。
そんな地獄みたいな世界で、友達は素晴らしい青春は素晴らしいみたいな標語とか絵とか描いて提出して県大会だの全国大会だのみたいに評価されてたの、あれなんだったんだろ。
そこでうまくやれたり、友達いっぱいだったり、楽しいと思えるのは一種の才能です。
皆がそんな才能持ってなくていいよっていうか、同じ才能を全員が持ってるわけがないだろ。
学生生活で輝いてる人は、そういう才能があるだけ。
自分にはまた別の才能があるから、合わせる必要ないのです。

長々書いてしまいましたが、結論、
今いる場所が合わないと思うのだったら、自分の意思でアクションを起こす
ってことがめっちゃ大切なんだよなあ、ということです。
ただ注意なのは、自分の希望とは違うアクションを起こす(のも経験として大事だけど)と余計辛いから自分がどうしたいのか自分に聞く、ということを忘れたくないねって思います。
例えば、学校という場所や周りの友達に違和感を感じているのに、
「私が悪いのかな?私の努力が足りないのかな?皆に馴染めるように個性を捨てよう」
と考えるとか。
上記が間違ってるとかでは全くないのですが、上記をやったところで、違和感に合わせにいっているだけなので違和感は消えないどころか深まりますよね。
自分がどうしたいのか徹底的に自分に聞いてみる。
で、その望みを叶えるために自分に出来ることをやってみる。
成功したら奇跡、失敗したらラッキー、その傷がより深く自分がどうしたいのか、どうありたいのか考えるきっかけをくれると私は思います。

毎回しつこいですがこれは完全に私の狭い見解の一部です。
自分にぴったりの対処方法を見つけるために、沢山の選択をしてみて、トライアンドエラーして、いつか「たいしたことなかったわ」って笑える日がくるといいですな。
(誰に言ってんの)
生きていれば、皆色んな方法で強くなったり、思い出を癒したり出来るようになるでしょう。
いつどんな時も、自分がどうしたいか、何が嫌なのか、を最優先にすることを忘れずに。

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