ブラック企業?その⑦

前回の記事の続きです。興味のある方は、前回の記事も読んでみてくださいね。

友達に連絡したら、私達は私のこれからについていろいろ話しました。

私:会社、辞めてしまいました。2月12日に帰国します。すごく後悔しています。会社の人達にいろいろ迷惑をかけてしまいました。4月まで残ってくれと言われましたが、断ってしまいました。また同じ間違いをしてしまいました。

友達:じゃあ、お前、やめるとき、いつ迷惑がかからないと思う?やめるときは、迷惑がかかるものだ。お前にも責任はあるが、すべてお前のせいじゃないと思う。お前の会社が何もしなかったから、こんな状況になったとは思わないか?

私:それもそうですが。

友達:東京に来いよ。俺がお前のメンタルを強くしてやるから。

私:一度帰国したいです。それよりも楽天銀行口座の解約方法を教えてください。

友達:そりゃ楽天カスタマーサービスに電話するしかないね。脱退一時金については知ってるか?

私:知っています。それはどうでもいいです。また日本で働きたいです。一生日本に住みたいです。

友達:帰国して、3年間働いて精神を鍛えろ。

私:もう26歳です。日本企業は年齢を重視するので、採用してもらえないかもしれません。

友達:俺がお前を採用してやるよ。

私:ありがとうございます。嬉しいです。

その後、マクドナルドに行ってプログラミングの勉強を再開しました。マクドナルドで勉強しているとき、早く仕事がしたくてワクワクしていました。それから帰国するまでの間、マクドナルドと自宅との行き来が続きました。

いよいよ出発日の前日になりました。その日、日本の友達と一緒にロイヤルインドで食事をしました。いつも通りとても美味しかったです。帰り道で、突然あるおじさんに話しかけられてしまいました。

おじさん:どうして日本に来たの?女が目的で来たんだよね?俺、精神科医だから、わかるんだ。

私:はい、そうです。鬱なので、明日帰国します。

おじさん:鬱じゃなくて、お前はホームシックになってるだけだ。こんな雪、飛行機動いてると思う?

私:予約しているので、動いていると思います。

その後、おじさんは私を近くのファミリマートに連れていき、そして、そこで働いていた女性に「こいつ結婚したい、君今何歳。」と訊きはじめました。私と彼女はお互いを見ながら、照れはじめました。

それから、おじさんは「お前は必ず戻ってくる」と言いはじめました。
その後、私は自宅に帰り、準備をし、ホテルに行きました。ホテルで寝て朝になり、空港に行き、コーヒーを飲み、飛行機に乗り、インドに帰りました。インドに着いたのは2月12日の23時頃でした。

この記事がこのシリーズの最後の記事になります。


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