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3章赤ちゃんの行動発達、生まれてからの大変化

こんにちは!赤ちゃんは何を考えているのかわからない。しかし、観察技術が細かくみえてくると赤ちゃんの世界は面白いかも。最前列で1番のファンになろう!(自己紹介はココ)

総論:1年のダイナミックな変化は、大人には再体験ができる楽しさがあり、最前列で応援観戦できる一番のファンでいることができるのです。させてあげるというより、この子ができるその瞬間を選ばせてあげる、見届けさせてもらう、その気持ちが大切だと思います

1年でダイナミックな変化する


 生まれて赤ちゃんは1年でダイナミックな変化をいたします。仰向けしかできなかった、身動きできなかった赤ちゃんが1年後にはおおむね立ち上がる、その次は一人で歩き出すという、何がどうしたらそのように変化するのか、あっという間にできることが増えていくのです。


 赤ちゃんは、1年の間、寝て・起きて・飲んで・寝ての中で、その瞬間の最大限の力で、五感の力を基に、繰り返し行動をしながら、たくさんの発見をし、「それが何か」を習得していき、できることを着実に伸ばしていくのです。

各ステージによる変化とは


 あおむけ時代には、あおむけ時代に大事なことを、うつ伏せ時代にはうつ伏せ時代にできる大切なこと、その時代のステージに必要なことを成し遂げていきます。


 寝返り・寝返り返り・ズリバイ・ハイハイ・おすわり・つかまり立ち・伝い歩き、ひとり立ち、歩行に向けてのステージ。1年で成し遂げるのは誉ではないかと思います。

時代を先取りしないこと


 ついやってしまいがちなのが、「身の丈を知る」ということです。

 次の時代の先取りをすればよいというわけではない。無理をさせるからです。無理の上の発達を積み上げると、たとえば積み木の積み上げ、隙間があったならばその上に積み上げることで不安定要素ができやすくなります。

赤ちゃんは常に前向きで努力家ですよ


 0歳の発達は、五感を基に小さな積み上げを沢山あつめて、認知、理解、記憶、行動に起こすまで、ホントに、ホントに努力の人です。多少できないと嘆くことはあっても、諦めず挑む姿勢は、大人が忘れている、たくましさや粘り強さ、妥協をせず、無理もしない、嘘もつかない、人間あるべき姿を思い出させてくれます。

温かい目でみまもる大切さ


 大人から見れば、赤ちゃんがしたいそれは、いともたやすくできるので、なんてことないものになりますが、できないところからできることを生み出す赤ちゃんは尊敬に値します。そんな風に赤ちゃんを見ることができれば、日々の赤ちゃんのご様子が、「頑張っているな」小さな成長が大きく感じ取ることができると思います

赤ちゃんは自分の能力を見極められる


 知りえたことをやってみたい、そう思い始めて赤ちゃんは、実現にむけて動き出します。できる状況になれば自分のちからで進んでいくのです。


 できる状況になるまで、見守ったり、手を差し伸べてあげたり、傍にいるからこそ、習得していくことの再体験ができるはずです。


 何がしたいのだろう、どう考えているのだろうと、ちょっと赤ちゃんの気持ちへ共感・寄り添ってみてください。赤ちゃんの世界観が見えてくるかもしれません。見えたらおもしろいですよ

大人も再体験・再習得できる楽しさ


 赤ちゃんがしているそれは、大人はもう獲得しているものばかりです。しかし応援という立場に立っているので、再体験している感情に引き込まれます。赤ちゃんが習得していく様は、まるで再習得したような楽しさや快感を得ることができるかもしれません。


赤ちゃんの一番のファンになれる


 これを最前列で見守れるのは親の特権です。他でもない、親だからできることです。


 再体験できることは、子育ての充実感を高めてくれるのに、大いに役立ちます。ぜひぜひ、赤ちゃんの日々にスポットを当てる時間を持っていただければと思います


 大人目線でやらせてあげる/させないというようなものでもなく、赤ちゃん自身が自分の力でできる環境があり、自分でできる力をつけていき、できる手段を選べることが最善だということです。



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