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#世にも奇妙な物語

bar memories

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古びた木製の扉を開けると、暗い店内の奥にカウンターがあるのが分かった。ひとつだけ置かれた蝋燭の小さな炎が、やけに明るく見える。

「いらっしゃいませ」

何時の間にかその隣に老齢の店員が立っていた。先程までは居なかったように思えるが、さだかではない。
男は足早に中へ進むと、背の高い椅子にどかりと掛けた。

「記憶を売ってるってのは本当か」

店員はグラスを拭きながら「はい」と一言返事をした。すると

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