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ぴぴぷる
2019年8月18日 00:20
まあるい月から 雫が垂れたと思ったら それは涙でいや、それも見間違いで ただ網から油が 炭に落ちただけだった重く蒸発するようなその音は 一瞬のドラムのように静寂の中に響き また、虫の声が広がっていく僕の目の前には 愛しい人が ハンモックで寝ていて いつものように イビキをかいている音楽とも言えない音の重なりが 心に沁みてきて また、僕は酒を呑む幸せは 移ろうものと知りつ