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9歳の自分が初めて作った料理【人生を決めたかも?】

自分が初めて作った料理って何だろう?
先日そんなことをふと思った。

初めて作った料理って
オムライスだったと思う。

なぜオムライスを作ろうと思ったのかは
分からないが、たぶんきっとスゴく
お腹が空いていたのだろう。
そして何より炊けたたくさんのご飯が
冷蔵庫にあったのだろう。

元々母親の父(祖父)が
食堂をしていたのも手伝って、
母の兄弟はみなと言ってもいいぐらいに
飲食店を営んでいた。

だからその子供たちは何らかの形で、
どこかの店を小学生の頃から
手伝いをしていた。

そんな環境だったから
おおかたの子供たちは、
飲食店をしているか経験者だ。

だから自分で料理をするのに抵抗は無く、
またお腹が減ったら自然と
何かを作るのが流れだったと思う。

そんなこんなで
初めてオムライスを作ったと思う。

具は何も無かったと思う、
もしくは溶き卵を入れた
ケチャップライスだったと思う。

フライパンに油を引いて、
溶き卵を入れ半熟状態の時に
冷やご飯をいれる
(当時は電子レンジなど我が家には無かった)
祖父の見よう見まねでフライパンをふり、
せっせと周りにご飯をこぼしながら
作っていたと思う。

味付けし、ケチャップで彩られた赤いご飯を
一旦お皿に移し、
フライパン全体に再び油を引き、
溶き卵をいれ全体に薄く広げたら、
そこにケチャップライスを横一文字に置き、
火を止めフライパンと卵のフチを
箸で一周させるようにはがし、
上下の卵のフチを
ケチャップライスに少しかけて、
お皿をフタのように被せる。

イチ、ニのサン!

フライパンとお皿が離れないように、
しっかり押さえながらひっくり返す。

お皿真ん中に少し広がった卵焼き、
その下には先ほどの
ケチャップライスが横一文字に盛り上がっている。

箸と手で盛り上がってる形に沿って
ととのえる。

コックさんの様に包み込む技術が無いので、
知恵を振り絞って
そう言う行動をしたと思う。
今でもそうやって作る時もあるし…。

出来上がったオムライスの真ん中に、
よくある絵づらの様にまたケチャップ。

そして完成した時に両親が帰宅し、
自慢げに出来たオムライス
見せたのをすごく覚えている。

たぶん「よく作ったな」とか
「スゴイやん」と
褒めてもらいたかったのかな?

味は覚えていないけど、
塩コショウとケチャップの
簡単に想像できる炒めご飯の卵巻き。

けどあの日あの時に、
飲食に関係する人生が決まったのかな?
と今では思う。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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