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山と壁は越えるもの

高く遠くに見える山

そして

目の前に立ちはだかる壁


これらの共通点は
なんだと思いますか?




そう、答えはタイトルにもある通り

越えること


そして



越えた先に、
あなたの見たかった景色が
待っています。



高く遠くに見える山。

一見、
とても遠くに感じますが、

あなたが今立っているその地面と
繋がっていることに気付いていますか?


どんなに遠く高く見えていたとしても
あなたが一歩ずつ踏み出せば
必ず山に辿り着くことができます。


ただ、山を登るには、
様々な準備が必要になります。

服装、持ち物、飲食物、非常用品…
登る山のことを調べたり、
体力や筋力も必要ですね。


準備を整えて、
いざ山に入ると…


虫に刺されたり、転んだり、
道に迷ったり、
慣れない環境に不調に襲われたり…


次々と問題が襲いかかってきます。


普段の生活と違い
そこにあるもの、限られた状態で
対応をしなければなりません。


そして


登りきった山の上。
そこから見渡す景色は最高ですよね。


では、
ここで一つ問題です。


登りきった山の上で
あなたは何を思いますか?


「景色が綺麗だな!」
「やり切った!」
「お疲れ様!よく頑張った!」





…では、ないですよね?


少なからず、
これからなにをするか考えると思います。


山の頂上まで登ったのでれば、
次は、
同じ道を引き返し下りていきます。


この時、登る時と違うことといえば、


・残りの体力
・残りの食料
・気持ち


山に限らず、どんなことも、

登ることに必死になって
登りきったら達成感!

となることが多いのですが、
コレには少し気をつけないことがあって、


それこそが
下山の体力・食料・気持ち
に当てはまるものになります。


気持ちが昂って、
体力や食料が減っていることに
気が付かない場合があるんです。


気持ちが昂っていると
気が緩んだり、大事なことを見落としたり
大きな怪我に繋がる可能性もあります。



ではどうすれば良いか。



答えは簡単です。

山頂で一旦休憩し、
体力を回復して、下山の計画を確認する。


一歩一歩、ひたすら登ってきたように
下りる時も、一歩一歩、
気をつけながら進んでいきます。


もし、
下りだからと気を緩め、
スピードを考えずに進んでしまうと

足元の石に気付けず
一気に転がり落ちてしまうかもしれません。


登った道を確認するように
下りる道には十分気をつけ、見渡し、
落ち着いて進んでいくと

次の山も登りやすくなるものです。



では次に、壁。


それは
どんな壁ですか?

高さは?材質は?
固い?柔らかい?


なんで越えられない?
なんで壁になるまで気付かなかった?


壁を見つけたとき、
答えはすべてあなたが持っています。


その理由は
その壁を作ったのは、あなただから。


目の前の壁を知ることは
自分ときちんと向き合うこと。


だから、


壁を見つけたら
とにかく問いかけて、答えて、

その「壁」が
何者なのかを見つけ出してください。


壁の
本当の姿を見つけたら、

それが、
あなたが「壁を越える方法」なのです。


山は、
一歩ずつ確認しながら踏み出して、
越えていくものに対して


壁は、
その場で立ち止まって、
何度も壁と「対話」することで
越えていくもの。


山には体力も必要ですが
どちらにしても
最終的には「こころ」との戦いになる。


実際に動くことで
進んでいることがわかる山に対して

壁は、立ち止まっている分、
進んでいる実感がないから
辛く、苦しく、逃げ出したくなります。

つまり
そこから進めなくなるから、
「壁」なんです。



山を登るには、
登山家に相談することで
リスクを減らした状態で
挑むことができますが

壁は真逆です。


壁は自分です。
答えが自分にしかないのです。


答えが出るまで
どのくらいの時間が必要かは
人それぞれ。


しかも


その答えが、
苦渋の決断になることすらある。



その壁を乗り越えなければ
あなたが立ち止まって
進めなくなるのであれば


その答えを選ぶしかない…
ということもあるかもしれません。



だからこそ

あなたにとって
なにが「壁」なのかを
きちんと知ることは大切なことであり、


それを理解できた時、


目の前に立ちはだかる壁は
ひょいっと越えられる高さになっている


かもしれませんね。



あなたにとっての
「山」や「壁」。

なにか
見えてくるものはありましたか?


小さくても、どんなことでも、
あなたにとっての気付きがありましたら
私はとっても嬉しいです。



感想やご意見はもちろん!

ぜひあなたのお話も
聞かせてくださいね。



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