私の留学先【UCI】をご紹介 #49
突然かつ今更ですが、
私の留学している、【University of California Irvine】 をご紹介します!
ほんとに今更~~~
UCIでの留学が6ヶ月目に入って、ずいぶん慣れたろうということと、なんだか離れたら寂しくなりそうなくらい愛着が湧いてきたので、これを機に大学のことをまとめてみることにしました。
UCIは日本での知名度が低い!
親戚も私がどこにいるのかわかってるのか怪しい!
アーバイン校の魅力を伝えたい!
ということで、これを書き始めました。
アメリカの大学に興味がある方、
これから留学を控えてる方、
なんとUCIに縁がある方(連絡ください)、
私のnoteと出会ってくださり、どこにいるのか興味を持ってくださった方、
ぴおりは今どこにいるんだったかな?と思ってる身内の皆さま、
このnoteは必見ですよ!!
自分の備忘録のためにも、数日かけて丁寧にまとめていく予定ですので、楽しんで読んでいただければと思います。
それではどうぞ~~
まずあんた今どこにいんのよ
幾度となくnoteに書いてきましたが、私は現在、アメリカ カリフォルニア州のカリフォルニア大学アーバイン校 University of California Irvine 通称UCIに留学しています。
アーバインというのは、アメリカで見たらこの辺で
カリフォルニア南部で見たらこの辺です。
北米で最も安全な地とも言われるアーバインは、アメリカでは名の知れた地名ですが、日本で知っている方はなかなかいないと思います。
UCIという大学名も同様ですね。
カリフォルニア大学、いわゆるUC系列の中には、名門UCLAやUCバークレーなどがあり、UCIはUC系列9校のうちの一つです。
ちなみに、UCの中でも学力差はかなりあることが知られていますが、2022年調査のUC学力ランキングでは、UCアーバインは9校中5位だそうです。
ど真ん中!
UCIの特徴 -めっちゃ自然多い-
UCIというかアーバインという街全体の特徴でもあるのですが、自然の量がすごいです。
このイメージ写真を見ていただくと分かる通り、めっちゃ緑~~~
キャンパスのど真ん中にバカでかい公園があり、キャンパスをリスが駆け回る大変平和空間です。
私の日本のド田舎大学も比にならない自然の多さ!
アメリカの大学が全部こうなのかと思っていましたが、以前UCLAに遊びに行ったときに、「同じ系列でここまで違うか」という建物の多さとハイテクっぷりに驚いたので、UCIは特別自然が多いということなのだと思います。
田舎ってことじゃないよ☆
UCIの特徴 -アジア人がかなり多い-
アーバイン全体の特徴として、言い方は悪いですが、金持ちのアジア人が多いです。
だからこそアジア系のスーパーやレストランが充実してるなんて話もあるのですが。
UCIは、UC Asianと揶揄されるくらいにはアジア人が多いです。
学校のデータによると、全体の生徒数の33.1%がAsian/Asian Americanなんだそうです。
全然マイノリティじゃない!!!
UCIにアジア人が多いと聞いて、より多くのアジア人学生が集まっているのかもしれません。
体感でも、アジア人、特に中国人と韓国人の数は全体の半数くらいを占めるんじゃないかと思っています。
キャンパスを歩いていれば中国語や韓国語を頻繁に耳にするし、日本人も少なくはありません。
そしてやっぱり、アジア人の私からすると、アジア人が大半を占めるというのは心地がいいもの。
英語が完璧ではなくても、寛容に受け入れてくれる体制が整っているのは、留学生にとっても他国籍の人にとっても、ありがたいことだなと感じています。
まあその分デメリットもあるのですが…
後ほど紹介します!
UCIの特徴 -コミュニティを作りにくい-
残念ながらUCIは、「コミュニティを作りにくい大学」として広く知られているそうです。
Rate My Universityという、アメリカのほぼすべての大学を、多角的な視点から評価するというサイトがあります。
それによると、UC Irvineは、自然の多さや治安の良さの点では抜群に高い数値を誇っているのに、友達の作りやすさでは、残念なコメントが目立ちます。
グループディスカッションが少ない。
クラブ活動があまり活発ではない。
近くに学生の遊び場がない。
オンライン授業がいまだに多い。
というのが、主な理由として挙げられていました。
大教室のクラスの授業中の風景がこちら。
この授業は生徒の出席率が特に悪いので少し特殊ですが、大教室で生徒数が多くないと、このように散らばって授業を受けることになります。
大人数授業だとクラス内のディスカッションもないので、この場で知り合いを作ることはかなり難しいと思います。
私も不可能だと感じています。
また、さらに悪い点として、授業間の休みが10分しかないのです。
広いキャンパスで、教室移動がある場合、10分での移動は全くもって容易ではありません。授業が終わる5分前には、みんながソワソワして片付けを始め、授業が終わった瞬間に教室を飛び出す生徒もいるくらいなので、授業前後に落ち着いて周りと話す機会はほぼないと言えます。
よって、私のような期間限定の学生が、大学で友達を唯一作れる場としては、少人数のディスカッションの授業のみ!
これは結構厳しいですよね〜
キャンパス施設の紹介
UCIにある施設をいくつか紹介します!
まずは図書館。
UCIには図書館が3つあるのですが、写真の図書館は、中でも一番大きいLangson Libraryです。
自習スペースが存分にあり、朝早くから夜遅くまで開いているので、多くの学生がここで勉強をしています。蔵書数も多いはずですが、なかなか借りている人を見ることはありません…(なぜ?)
他の図書館としては、理系図書館と医学系図書館がキャンパス内にあります。
図書館の向かいには、Student Study Centerという、Langson Libraryそっくりの建物があります。
こちらは図書館ではなく勉強スペースになっていて、大きな学習机や個々の机、自由に使用できるパソコンやグループ作業に使える小部屋などがあります。
いつも図書館で勉強しているので、こちらを利用したことはありませんが、グループ課題などが出た時はとても便利な建物だと思います。
お次はカフェテリアです!
UCIはキャンパスが広いだけあって、カフェテリアがあちこちにあります。歩けばカフェテリアにあたります。
カフェテリアといっても、学食のようなものは一つだけで、残りは上の写真のようなファストフード店が並んだカフェテリアになります。
主なラインナップとしては、スタバ、サブウェイ、ウェンディーズ、パンダエクスプレス、サラダ屋、ベーグル屋、ブリトー屋、弁当屋、スムージー…などなど。
まあなんか大体あります。
そして、カフェテリアが沢山あるにもかかわらず、「全然歩きたくないわ〜ご飯の方からこっちに来ないかしら〜」なんて学生のために、キャンパス内を縦横無尽に走り抜ける配達ロボットがいます!
それがこの子!
私は「いや歩けよ」と思っているので、残念ながら使ったことがないのですが、お昼時はこの子たちが道をゆく姿が頻繁に見られます!
アプリで注文すれば、あなたの目の前の正確な位置まで運んでくれるので、多少時間はかかれど使う人は多いようです。
だいぶスローな動きのロボットstarshipくんですが、行く先の人をセンサーで感知してピタッと止まり、道が開けたらまた進みだすその健気な姿に、学生たちは癒されています。学生がロボットに道を譲ります笑
次に紹介するのは生協・売店です。
コンビニのようなちょっとした売店はあちこちにあるのですが、UCIグッズを取り扱っているメインの生協は一つしかありません。
それが、The HILL。
文房具やお菓子などはもちろんのこと、店の奥に入ると、ものすごい数のUCIグッズが並んでいます。
言ってしまえばなんでもグッズ化されています。
なんでも欲しくなります。
今でも訪れては月一くらいで、パーカーの物色を始めてしまいます。もう3着も買ったのに!
キャンパス周辺の紹介
続いてキャンパスから飛び出して、UCI生がよく訪れる施設を紹介します。
といってもアーバイン何もないので、学生が集う場所は主に二つだけです。
まずはUTC。
これを語らずに何を語る。
本名はUniversity Town Centerなのですが、UTCといえば通じます。
UCIの目の前に位置する屋外の商号施設で、多くの飲食店が集まっています。
大学内の変わり映えしないカフェテリアのラインナップに飽きた学生たちは、大体ここに来ます。
といっても、UTCに特別な店があるわけではなく、in-n-outやchipotle、Chick Fil-A、Peet coffeeなど、相変わらずどこにでもあるラインナップが多いです。
また、TargetとTrader Joe'sという人気スーパーに加え、映画館やネイルサロンなどもあるので、空きコマの暇つぶしにはぴったりです。
そんなUTCで一番人気の店は、なんと、タピオカ。
そうです、みなさんご存知あのタピオカです。
別に特別なフレーバーだとか、台湾大人気の、とかでもありません。普通のタピオカ屋さんです。
どういう時の流れなのか、UCI生の中で空前のタピオカブームが来ているそうです。
授業中にはタピオカ。放課後にはタピオカ。ランチ後のデザートにはタピオカ。
平成末期のJKか、とツッコみたくなりますが、結構ガチです。
放課後はタピオカ屋が脅威の行列になっていることもあり、タピオカブームがとうに過ぎ去った国から来た私は、かなり困惑中です。
話は変わり、キャンパス隣には、立派なシアターがあります。
Irvine Barclay Theatreです。
夜には美しくライトアップするこのシアターでは頻繁に、一般のお客さんを集めて、コンサートやオペラ、バレエなどが行われています。
キャンパス横というか、ほぼキャンパス内なので少し違和感はありますが、立派な楽団などが公演を行うアーバイン屈指の場となっています。
ちなみに平日夜や公演の無い土日には、UCIのダンス部や演劇部などの公演が行われているそうです。
そういったイベントも、しっかりチケットを販売する形をとっているので、一般向けに行われていてとても本格的です。
授業の雰囲気
さてスピードアップして授業の様子を紹介します。
UCIの授業は、アメリカの大学の例でよく聞く通り、とても活発です。
教授が一方的に喋って生徒が聞くだけ、なんてスタイルはほぼ全くなく、教授がリアクションを求めたり問いかけをしたりして、随時生徒が手を挙げて答えるスタイルです。もちろん発言しなくてもいいですが、意見があれば積極的に発言することができます。
また講義中にも、質問や意見があれば即座に挙手して聞くことができるので、これはかなりカルチャーショックでした。
一方でUCIは、教授⇆生徒のインタラクションは多くとも、生徒同士のインタラクションが少ないという傾向があります。
隣とのコミュニケーションは、授業中に促されない限りなかなかないし、大人数授業であれば1人で授業を受けている人がかなり多いと感じます。みな個々でパソコンやノートにメモを取り、質問があればすぐに教授やTA(助教授)に聞く、という雰囲気で成り立っています。
これについては、「アジア人が多いからUCIは控えめなんだ」と言っている教授がいましたが、真相は定かではありません。ちょっとRacist気質があってこの意見は好きでもありません。
学生の雰囲気
前にnoteにも書きましたが、UCI生は真面目な生徒が多いと思います。
授業前の予習と授業後の復習をやっている生徒はかなり多いし、テストへの取り組み方も日本の学生とは大違いです。テスト期間ではなくても、勉強スペースやカフェテリアでは、パソコンを開いている学生がとても多いです。
詳しくはこちら
広いUCIのキャンパスを移動するのに、彼らが頻繁に使用するのが、スケボーです。
一般的なスケボーも電動スケボーもキャンパス内はOKとされているので、乗りこなしている人たちはかなりいます。
そんで彼らめっちゃ上手い!!!
人混みの中でも、シャーっと走り抜け、巧みな体の動きですり抜けていきます。日本でなかなか見ることがなかったので、カーブやスピードに惚れ惚れしちゃいます。でも真横を通られるのは怖いのでやめてほしいです。
またスケボーだけでなく、電動スクーターやチャリもたまに走っています。
めっちゃ自由!
ロボットもいるしなんかハイテク!
Anteaterについて
Anteaterとは何かご存知ですか!!
え、知らない?
じゃあちょっと分解してみましょうか。
Ant eater
そう、アリクイのことです!
なんで急にアリクイの話をし始めたのかというと、UCIのマスコットはアリクイなんです!え、ダサい…
こんな可愛いマスコットがいる中で、UCIはこちら。
うん、ほんとになんで???
UC系列の中でも区別化するために、かつての学生がアリクイをチョイスしたそうなのですが、うーん…もうちょっと他の生き物いなかった??
そんな絶妙チョイスのアリクイですが、UCI生は自分たちをAnteatersと名乗り、Anteaterはかなり愛されています。
校内にもあちこちにいます。
まだ愛着が湧いたとは言い難いですが、Anteater自体にはずいぶん興味を持ち始めました。
"私はAnteater" なんて言う日も近いかもしれません!(?)
日本の大学と比較して
まとめです。
日本の大学と比較すると、もう相違点しか見当たらないのですが、どちらも勉強する環境がかなり整っていると感じます。
個人的には、自分の日本の大学が "田舎+狭い" という限りなく小規模大学なので、ビッグで自由な大学にはかなり憧れを持っていました。
UCIはどこにでも勉強する場所やリラックスする場所があり、教室の一つ一つも大きいので、圧迫感がなく居心地がいいです。
キャンパス内にスタバが三つもあることはかなり自慢できます!
アーバインという、目立った何かはないけれど、みんなが地元を愛し守ろうとするその空気感が、UCIにもしっかりと漂っている感じがします。
私はとても好きです!!!
今回もまた非常に長文とはなりましたが、UCIの知識を深めたり、興味を持っていただけたら嬉しいです!
アーバインNo.1の観光名所の紹介でした!🤦♀️😇
UCIいいね!って思った方はスキ♡をしていただけると喜びます!
よろしくお願いします〜
ではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?