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理不尽な旅行の思い出

こんばんは。
春野つみれです。

先日小学校の頃からの友人と、晩ごはんを食べに行きました。
以前の記事でも書いたこの友人です。

小学校の頃に出会いましたが、小学校の途中で転校して以来学校が一緒だったことはありません。
中学、高校、大学すべて別でした。
頻繁に連絡を取るわけではありませんが、久しぶりの連絡も気兼ねなくできる友人です。

もうそろそろ20年の付き合いになります。
アラサーにもなると仕事のことだけではなく、結婚・出産や老後の話題になります。
学生時代はこんな話をするとは思ってもいなかったので、不思議な気分になりました。
もちろん昔のことも話します。
共通の思い出がある友人は何年減っていくので、本当に貴重だと感じます。

今回はその友人との思い出話です。

大学生の時、初めて一緒に旅行をしました。
恐らく2回生だったと思います。
2人でどこに行くか相談しました。
相談した結果、島根県に行くことにしました。
2人ともずーーっと彼氏がいなかったので、出雲大社で縁を結ぼうという三段です。
下心満載旅行です。

当日は出雲大社以外にも、いくつかパワースポットをまわりました。
もちろんパワースポットを調べてくれたのは、全て友人です。その節はどうもありがとう。

メインの出雲大社に着きました。
神社がどうだったかはもう覚えていませんが、ここで衝撃の事実を知ることになります。

ある事情により、友人は出雲大社で参拝ができないようなのです。

仕方がないので1人で拝んできました。
いつもは5円のお賽銭を、15円と奮発しました。
十分なご縁がありますように。

彼氏ができるようにしっかりとお祈りをして、友人のところに戻りました。
「参拝できないなら出雲大社以外にすればよかったね。」と伝えました。
すると「出雲大社は来てみたかったし、近くに来るだけでも効果あるかと思って。」と笑っていました。

あとは宍道湖に行ったり玉造温泉に行ったり、島根県を満喫しました。
ごはんも部屋食で贅沢な旅行になりました。

無事に旅行から帰り、それからしばらくの月日が流れました。
そして友人に彼氏ができました。
私は当然のように、引き続き彼氏がいない状態をキープしていました。
友人に彼氏ができたことは本当に嬉しく思いましたし、めちゃくちゃ祝福しました。

しかし、神様?
お賽銭を入れて、作法通り二礼二拍手一礼で祈った私にはまだですか?
友人に彼氏をできないようにしろと言っているのではありません。
私にも彼氏をくださいと言っているだけです。

友人も「春野が祈ったのに私にできてもうた」と笑っていました。
彼氏ができなかった私もこの出来事は鉄板ネタにできる、と少しだけ喜んでしまいました。
喜んでしまったからでしょうか・・。
その後もひたすら彼氏ができず、笑い事ではなくなってくるのはまた別のお話です。

ちなみに友人はこの時の彼氏と結婚しました。

お読みいただきありがとうございました!


■本日の見出し
ピンクのポストと、ハート型に置かれた石です。
写真を遡っていたら全写真に人物が写っていたので、描けそうな2つを描きました。
出雲大社は到底無理でした。

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