0歳赤ちゃんを育てながら、開業しちゃった!ワンオペママに話を聞いてみた(前編)
子どもができたら、自分の好きなことはできなくなるの?
わたしは、子どもを育てたことはない。
でも、友達のママさんや親をみていると子どもにつきっきり。
好きなことをするどころか、睡眠すらまともにとれないそう・・・。
わたしは好きなことをしたい好奇心が強いゆえ、もし親になったら子育て一筋の生活に耐えられる気がしません!
「好きなことを仕事に」といわれる令和時代だけど、好きなことと仕事、それに子育てまで、全部できるのか・・・。
そんな未来へのモヤモヤを抱えていたとき、あるママさんがこう言ってくれました。
・・・っ!
頭では分かってても、どうやったらいいかわからんのじゃぁあああ!!
どうしたら理想が叶うのか聞かせてくださぁあああい!!!
ということで、0歳の赤ちゃんを育てながら、カフェを開業しちゃったワンオペママさんに話を聞いてみました。
話を聞いた人:まゆさん
1.子育てしてたら好きなことは後回しにならないの?
えび:まゆちゃん、よろしくお願いします^^
まゆ:改まって、インタビュー受けるの初めてだから、どきどきするね~
えび:この前「開業するんだ〜」って話を聞いて、0歳ベイビーを子育てしてる中できるの!?って思ったんです。
だから、好きなことと子育ての両立について教えてほしいんです!!!
まゆちゃんからは「好きなことしたい!」っていう情熱をすごく感じるんですよね。
まゆ:お金がないから、時間がないから、赤ちゃんがいるからって、大好きな旅行にいけないのはイヤなんです!
まわりの人から批判されることもあるけど(笑)それでも、スキーやおでかけに行っているよ。
えび:赤ちゃんがいて、遊びに出かけるとまわりから批判されるんですか?
まゆ:「わたしは一番上のお姉ちゃんが生まれた時は一年間ひとつも外にでなかったのよ。」って誇らしげに言われたり。
でも、それをわたしに強制するのは違うと思って。
わたし(母)が我慢すると、子どもも我慢しちゃう気がします。
えび:赤ちゃんがいても、好きな場所に旅行にいけたら理想ですよね。
でも、それどころじゃない人のほうが多いと思うけど。。。
そんな中、子育ても仕事も好きなことも諦めないまゆちゃんのガッツがすごい…。
まゆ:子育ても仕事も好きなことも、子どもに自由に生きてもらいたいからですね。
2.「我慢をしないこと」が子どものためになる?
えび:「親が我慢するから、子どもも我慢しちゃう」って言うことだけど、くわしく聞かせてください。例えば、どんなことがありますか?
まゆ:「子どものために私は服を一着しか着てないわ」「子どものために旅行をあきらめたの」そういう人が多いと思うけど、それが子どもに伝わっちゃうんです。
すると、子どもも我慢するように。
「ママが苦しい思いするから、オモチャほしいけど我慢しよう」子どもも我慢して好きなことができないと思います。
だって、お金がないから、時間がないから、人脈がないからと諦めてしまいます。
えび:わかる~~~!
わたしの母もすごく子どもの私に愛情を注いでくれてたけど、母本人は、趣味は仕事、服も食も質素な暮らしをしてて。
子どもながら「わたしばかり良い思いをするのは申し訳ないなぁ」と感じてました(笑)
まゆ:そうそう。だから、まずは親がいい思いをしたほうがいいと思います。
子どものために自分が幸せになる。そうなると子どもも連鎖して一緒に幸せになると思います。
それに「好きなことやっていいよ」って言えるし。
自分に余裕があれば、好きなものも買えるし、好きなこともできる。
えび:それでも、親目線を想像すると「その時一生懸命ためたお金で買ったのに、もう捨てちゃうの!?」怒られるかもしれないですね。
まゆ:買ったけど捨てちゃった、と怒る人がいるかもしれないけど、子どもは使わなかったことを覚えています。
自分で好きなものを買うようになって「無駄遣いしちゃったな」と覚えていくと思います。
買ったけどコレはいらなかった、というのをその時点で学んでいくから。
まず買ってみないと分からないですよね、子どもだって。
えび:ものを大切にしなさいとか、それは親に言われなくても、自分でわかっていくものなのかもしれません。
まずは自分に余裕をもたせて、自分が我慢しないことが先なんですね。
まゆ:自分が好きなことを、好きなときに、好きなだけやれるようになる、これが一番の教育だと思います。
3.自分に余裕をもつには、第一に収入源をつくること
えび:「自分に余裕をもたせる」というと、どうやって余裕をもたせたんですか?
まゆ:まずは、リモートでできる収入源をつくることです。
わたしはタロット占いや手相診断をやっていますが、何でもいいと思います。
えび:家にいながら仕事ができると、時間的な余裕も生まれそうですよね。
どんなリモートワークがおすすめですか?
まゆ:例えば、ネット上で雑貨やファッションなどモノを売ったり、英会話を教えたり、あとはパン教室をやるとか。
オンラインのいいところは、場所代もかからないし、開業届もいらないところです。
えび:パン教室!? 飲食だと保健所の許可が必要になるんじゃ…。
まゆ:家でパンをつくるなら届け出はいらないんです。パンを販売するのではなく、作り方を教えるのであれば必要ありません。
自分で作って自分で食べる。オンラインのパン教室は、1対1でZOOMなどに繋げてレクチャーします。
材料は自分で用意するか、こちらから送ったりもできます。
えび:思ったより簡単に始められるんですね。それに、初めてみないとわからないこともたくさんありそうです。
まゆ:うん。最初は、経済的に自立することを目標にしてみたらいいと思います。少しずつ金銭的な余裕ができてくると、心にも余裕が生まれてきます。
えび:なるほど、収入源があると心のゆとりにも繋がるんですね。
結果的に子どもへも「好きなことやっていいんだよ」って言えたら、のびのび育ちそうです^ ^
4.順風満帆とは限らない
えび:ここまで聞かせてもらって、お金にも心にも余裕があって人生うまくいってて正直うらやましいです(笑)
まゆ:今は過去に比べて、遥かに自分らしく生きられてます。
でも楽になるまで、しんどいことだらけでしたよ。
えび:過去・・・。つらかった時期があったんですか!?
まゆ:うん、精神手帳3級をもってるんだけど、ADHD・双極性障害・ 軽度認知・糖尿病の症状があるんです。
えび:えぇ!? 話しているだけでは、全然気づかなかったです。
スムーズにコミュニケーションもとれるし、何も問題ないように見えました。
まゆ:”ふつうに見える”
それが精神病をかかえている人にとっての苦しみなんです。
えび:もしよかったら、まゆちゃんの闘病生活について聞かせてくれませんか?
まゆ:ぜひ、病気が理由で自由のないママさんの救いになるのなら。
えび:まゆちゃんありがとうございます!!
それでは次回、精神的な病気と向き合ってきたまゆちゃんの過去をお聞きしたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました^^
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