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詩 | 蝶が舞う幻夜に

あれはいつから
はじまったのだろう?

気がつけば
ひとりっきりで
蝶といっしょに
歩いていた

辺りには
まるで光などないのに
妙に明るくて
華やかな蝶が
私のまわりを
飛び交っていた

赤い蝶 青い蝶 ピンクの蝶
こんなに美しい蝶を
私はかつて見たことがなかった

てふてふ…
てふてふ…
蝶々 蝶々
私にとまれ!

なぜ私に止まらないの?
私のこと そんなにこわいの?

そうか
私 ついさっき

ビルの屋上から
飛びおりたんだった…



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