フランス語 | 複合過去形について。
「三日坊主でもやらないよりはマシ」という気持ちでフランス語を勉強しています。
フランス語シリーズの記事は今回で三度目です。この記事ではフランス語の「複合過去形」を扱います。そんなに突っ込んだことは書きません(というより書けません)。
この記事でも、ヘッダーに掲げた参考書を用います。
複合過去形とは?
複合過去形①
「複合過去形」は、
「avoir の現在形 + 過去分詞」という形になるようです。
「avoir」は英語の「have」に相当する動詞なので、「現在完了形」のようなものだと、私は理解しました。
複合過去形②
参考書を読み進めると、「複合過去形」には、
「êtreの現在形 + 過去分詞」という形もあるようです。
「être」は英語の「be動詞」に相当します。たしかに英語にも「be + 過去分詞」という現在完了形もありました。
このパターン(êtreを使う複合過去形)で使われる動詞には、
aller (行く)、arriver(到着する)などがあるようです。
英語の現在完了形
英語の現在完了形は、
「have + 過去分詞」でした。
その他には
「be動詞 + 過去分詞」という形の現在完了形もありますが、go, comeという「往来発着動詞」に限られています。
ドイツ語の現在完了形
ドイツ語にも「現在完了形」があります。
ほとんどは
「haben(英語のhaveに相当)+過去分詞」
ですが、
「sein(英語のbe動詞に相当)+過去分詞」
という形もあります。
「sein型の完了形」は、フランス語の「複合過去形」や英語の「現在完了形」と同じく、「自動詞」の場合が多いです。
英文法への課題
「be + 過去分詞」という形は、英語だと「受け身形」として使われることが多いですね。
受け身形として「be+過去分詞」という形をとる場合は、「過去分詞」として使われる動詞は「他動詞」です。
しかし、完了形としてこの形をが使われる場合は「自動詞」ですね。
有名な例だと「Gone with the wind」。
「風と共に去りぬ」ですが、この「Gone」は「現在完了形」のbe動詞が省略された形です。
まだ細かいところまで調べていませんが、「be動詞+他動詞の過去分詞」が受け身、「be動詞+自動詞の過去分詞」が完了形と定式化できるかもしれません。
一応「仮説」としては、そんなふうに思いました。
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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします