あなたの人生は、あなたを見放しはしない

おはようございます。
心理カウンセラー　池田廉です。

本日は、「あなたの人生は、あなたを見放しはしない」というテーマについて
オーストリアの詩人リルケの教えに基づいて書いていきます。

自分の人生に意義を見出し、創造的に生きていると感じますか？

それとも、人生に退屈し、日々同じことの繰り返しのように感じますか？

もしも、上記の問いかけに対して、人生に後ろ向きであると気づいたなら、
この記事を読み通したうえで、日々に変化を作っていきましょう。

まず最初に、あなたは日常生活を大切にしていますか？

人生を豊かにするためには、未来を意識して行動することも大事ですが、
今この瞬間を大事にすることが最も肝要です。

リルケは、このように説いています。
「自然に近づき、すべての物事を最初の人類のように経験し、表現せよ」

少し大袈裟な言い回しにも見えますが、
この一文に真髄が含まれえていると思います。

日々を丁寧に生きる、大切に生きるとは、
目の前にある人や物に、新鮮な気持ちで意識を向けることでしょう。

そしてまた、その感覚をもとに、創作活動に励むと良いでしょう。
創作をすることによって、幼年時代を思い出し、心に彩が蘇ります。

大人になると、子供の頃のように純正な心で遊ぶことが難しくなります。
子供の心や感度は非常に豊かです。

心を貧しさから解放するためには、何らかの創作活動を行い、
それがまた誰かの役に立てると尚良いでしょう。

創作活動によって、純粋な心が蘇り、他者に良い影響を与え、
あなた自身に生きがいを生むという好循環が生まれるのです。

創作活動に向き合う際には、あなた自身と、あなたの感情を正しいと
考えましょう。

また、創作活動に励んでいる最中には、孤独が生じることもあるでしょう。
孤独はネガティブな存在と認識する場合が多いですが、そうではありません。

むしろ、孤独は愛するべき対象なのです。

リルケは、偉大なる孤独と表現しています。

耐え難い孤独はチャンスでもあるのだと。

悲しい時や寂しい時、孤独を感じる時ほど、注意深くありましょう。

また、未知なる存在に対する恐怖は、人間を弱く、狭くします。

未知なる謎めいた存在に対しても、
受け入れることが相応しい姿勢であり、良い関係性を構築する鍵です。

あなたの人生は、あなたを見放したりしません。

たとえどんな状況にあっても、嵐に耐える木々のようにじっと成熟を待つ。
成熟に伴う苦痛に感謝する。

これは容易な心持ちではありませんが、習得することができると、
あなたの心や魂は大きく成長することでしょう。

今回の記事を通して、創作活動を始めること。
孤独に対して肯定的になること。
未知なる存在に恐怖で支配されないこと。

これら3つのリルケの教えをお伝えさせていただきました。

少しでも、退屈な人生から抜け出せるきっかけになれると幸いです。

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。