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HAMT〜在宅鍼灸師のためのライブラリ〜

200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が執筆担当… もっと読む
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2021年3月の記事一覧

こんな時どうする!?すぐに対応しないと"ヤバい"患者の見極めかた〜膝関節痛Ver〜

 在宅鍼灸師のためのマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。このマガジンの「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝と申します。  これまでプライマリ・ケアにおいてもっとも重要な「患者中心の医療」にフォーカスしました。  さて今回は、私たちがよく遭遇する「膝関節痛」の症例をもとに「すぐに対応しないとヤバい患者の見極めかた」を勉強していきます。  在宅医療の現場では訪問した際に、患者の容態が変化していたり、いつもとちがう症状を家族から相談されることがあり

「他職種に感じる壁について」

HAMT読者の皆さま、ご購読ありがとうございます。「すぎやん」こと「鍼灸指圧 杉下治療院 Thumb'z Space」院長の杉下辰雄と申します。 移転後の自分の治療院のホームページの更新がだいぶ後回しになっている今日この頃です。 前回は、他業種の方達と繋がれる方法についてお伝えしましたが、今回は上田法を通して「他職種との溝を埋めるきっかけについて」話をしようと思います。 目次 1.上田法とは?まずは、上田法について知らない方も多いと思いますので、ご紹介します。 上田法は1

お金に対するとらえかた

養生担当 ”のぶ” こと千葉宣貴です。 今回は養生する前にあなた自身の『お金』に対するとらえ方が大切だということをお伝えします。 「なかなか学問的な内容を書かないなぁ。」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。 ただ、資本主義社会において健康だけを考えて幸せになる人はいません。 事実、在宅鍼灸マッサージ施術は保険適応のものです。 国民がビジネスを行うことによって国が得たお金で運営されています。 だからこそ「お金」は我々にとって無視できないものなのです。 また、お金と

在宅鍼灸師が緩和ケアを学ぶ理由

はじめまして!いなとらこと古田大河と申します。 2021年4月から、このHAMTマガジンにて「緩和ケア」に関する連載を担当させていただくこととなりました。皆さん、よろしくおねがいします。 ↓ 自己紹介記事はコチラ ↓ さて、皆さんは緩和ケアって聞いたことありますか? 『緩和ケア』と聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか? こんなイメージが頭に浮かんだ方が多いのではないでしょうか? はっきりいいます。それは間違いです!!! 『緩和ケア』のイメージは“後ろ向き”に捉

臨床で確実に押さえておきたいMMTの原理原則

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 第1回:運動療法の原則について 第2回:ROMの原理原則について 第3回:ROM実践のコツについて 第4回となる今回はMMTの原理原則についてお話していきたいと思います。 MMTはROMと同様、国家試験にも必ず出てくるので皆さんご存知ですよね? 何の略かというと、MMT(エムエムティー)はManu

第4回 おしっこトラブルの色々な形(その3)

おさらい第2〜3回では蓄尿症状(頻尿や尿失禁)の原因には大きく分けて、過活動膀胱をはじめとする膀胱に起因するものと、全身疾患が絡む多尿/夜間多尿がある事をお話しました。今回のテーマは蓄尿症状とは逆の状態『排尿症状』です。排尿症状とは、ためたオシッコがスムースに出せない状態を指します。さらに蓄尿症状と排尿症状が共存するパターンについても触れたいと思います。 1. 排尿症状とは排尿症状とはオシッコがスムースに出せないわけですが、具体的には以下のような状態を指します。 尿勢低下

【ゼロから始める中医学④】減り下る!滞り上る!〜気〜病理編

こんにちは、どらごんです。 前回、気は絶え間なく運動している、動いている状態が正常な状態という話をした。 今回はそんな気がどうすると動けなくなるのか(病理状態になるのか)どんな症状が出て来るのかみていこう。 減少し落ちていく…気の虚証 気の虚証には①気虚、②気陥(きかん)、③気脱(きだつ)がある。 ①気虚 気の量が減少して各種作用が機能しなくなった病態。 原因は飲食物の摂取不足や臓腑機能の低下による気の化生の減少や大病、長患い、過労などにより気が消耗されることで起こる

初心者のための「脈診」③

こんにちは、ゆーのすけです。 今回は、脈診をどう治療法に落とし込んでいくのかについて入っていきます。 1回目の記事にも書いたように、経絡治療では病気の原因を「五臓の精気の虚」と考えます。 よって、経絡治療における一つの大きな目標は「五臓の精気の虚」を補うことです。 五臓のうちどの臓が虚しているのか?それを判断する診察法の一つが脈診になります。特に、経絡治療では重視されます。 前回の記事では、脈診動作について解説しました。 今回は、その動作を踏まえたうえ

臨床に活かせるフィジカルアセスメント〜SpO2測定のポイント〜

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在宅におけるリスク管理について④  鍼灸治療におけるリスクについて

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