ゆーのすけ@鍼灸家via経絡治療

4代目鍼灸家 / 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師 / 医科学修士 / 花田学園卒 / …

ゆーのすけ@鍼灸家via経絡治療

4代目鍼灸家 / 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師 / 医科学修士 / 花田学園卒 / 予防鍼灸研究会会長 / 鍼灸学会Tokyo理事 / 東京都鍼灸師会広報部 / ハリトヒト。代表 / noteでは普段実践する経絡治療をメインとした施術について言語化していきます。

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あなたの知らない経絡の世界~胆経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

の記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経、胆経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、三焦経の正経以外の流れである、経別、絡脈、経筋についてまとめていきます。 ちなみに前回の胆経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) また、胆経の流注に関係する

    • なぜ頭の胆経の流注はジグザグなのか?

      この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 前回、胆経の流注について解説しました。 今回は,経絡の流注解説を一休みしてコラム的に書いてみます。 前回の記事でも解説したように、胆経は頭部の流注が実に複雑なことがわかります。 目の外眼角の外方から後頭部の方に行き、そこからまた前方の額へ行き、そこからまた後頭部へいきます。 このように胆経の頭部の流注は後ろへ、前

      • あなたの知らない経絡の世界~胆経の巻・前編

        この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、胆経についてまとめていきます。 三焦経ともに体の側面を担っている経絡が胆経です。 側頭部の頭痛や、臀部側部の痛みも伴う腰痛など幅広く使用します。 また、胆経は、全経絡の

        • あなたの知らない経絡の世界~三焦経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、そして三焦経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、三焦経の正経以外の流れである、経別、絡脈、経筋についてまとめていきます。 ちなみに前回の三焦経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 以下の流注図を見ながら

        あなたの知らない経絡の世界~胆経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

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          あなたの知らない経絡の世界~三焦経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、三焦経についてまとめていきます。 三焦ってなんだ?ってところは、今回文字数的に書きませんが、前回の心包経の記事、解剖学的には心包や三焦は「間質」なんじゃと紹介しました。 今回調べていたら、三焦は、

          あなたの知らない経絡の世界~三焦経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 おはこんにちわ。ゆーのすけです。 経絡治療をおこなう上で重要な知識である”経絡”を再確認する意味を兼ねて流注解説をしています。 これまで流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 ちなみに前回の心包経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 前回の記事では、手の厥陰心

          あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、心包経についてまとめていきます。 突然ですか心包経といえばどんなツボを思い浮かべますか? 僕はよくツボ教室などでお話するとき、「労宮」を紹介します。 発表前など緊張してるとき、手のひらに人という字を3回

          あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~腎経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 おはこんにちわ。ゆーのすけです。 これまで流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 ちなみに前回の腎経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 前回の記事では、腎経の正規のルート(正経)を解説しました。 今回は、足の少陰経のさらに枝の経路である、経別、絡脈、経筋について書い

          あなたの知らない経絡の世界~腎経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          あなたの知らない経絡の世界~腎経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、陰経の中でも重要度や使用頻度が高いであろう腎経についてまとめていきます。 今回の前編では、そんな腎経のメインの流注(正経)について解説します。 腎経正式には、「足の少陰腎経」と呼ばれます。 腎経の流注 まず

          あなたの知らない経絡の世界~腎経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~膀胱経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 こんにちは。ゆーのすけです。 これまで流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 12経絡+任脈、督脈で合わせて14ですからやっと半分ってところです(^^;; ちなみに前回の膀胱経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 膀胱経の正規のルート(正経)を解説しました。 今回は、足の太

          あなたの知らない経絡の世界~膀胱経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          あなたの知らない経絡の世界~膀胱経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、身体の背面をめぐる経絡であり、所属する経穴数が最多である膀胱経についてみていきます。 経穴のテストでも一番、大変だった記憶が強い・・・笑 さて、膀胱経はどんな時に使われるのかというと、教科書的な病証は以下のようになってい

          あなたの知らない経絡の世界~膀胱経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~小腸経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 こんにちは。ゆーのすけです。 これまでは、流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 前回の小腸経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 今回は、手の太陽経でも枝の経路である、経別、絡脈、経筋について書いていきます。 以下の流注図を見ながら記事読むとわかりやすいかと思います。 ポイント①

          あなたの知らない経絡の世界~小腸経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          あなたの知らない経絡の世界~小腸経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、小腸経についてみていきます。 さっそくですがこれを読んでいる方に質問です! 小腸経と言えばなにを思い浮かべますか?? 一緒に働く、鍼灸師の後輩に聞いたところ、 「小腸経といえば、ファニーボーン!」って返ってきました。 ファニ

          あなたの知らない経絡の世界~小腸経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~心経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 こんにちは。ゆーのすけです。 これまでは、流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経そして心経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 前回の心経の記事(前編)はこちら↓ (いいねしてくれると喜びます。) 今回は、手の少陰心経でも枝の経路である、経別、絡脈、経筋について書いていきます。 以下の流注図を見ながら記事読むとわかりやすいかと思います。 ポイント①『ノ

          あなたの知らない経絡の世界~心経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

          あなたの知らない経絡の世界~心経の巻・前編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 おはこんにちは。ゆーのすけです。 前回までは、肺経、大腸経、胃経、そして脾経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 前回の脾経の記事(前編・後編)はこちら↓ 今回は、手の少陰心経をみていきます。 「君主の官」として有名な「心」につながる経絡ですね。 臨床でも、心包経と共に、メンタルに関わる状態や心窩部のつまりがある方などによく使います。 経絡治療の教科書的には「心虚は

          あなたの知らない経絡の世界~心経の巻・前編

          あなたの知らない経絡の世界~脾経の巻・後編

          この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 おはこんにちは。ゆーのすけです。 前回の前編では、足の太陰脾経(正経)の流注(経絡の流れ)について解説しました。 今回は、足の太陰脾経でも主な経路ではない、経別、絡脈、経筋について書いていきます。 以下の流注図を見ながら記事読むとわかりやすいかと思います。 ポイント①『咽頭』『舌』とつながる足の太陰経別の流注 まずは、足の太陰経別の流注についてみていきます。 大腿内側

          あなたの知らない経絡の世界~脾経の巻・後編