【ゼロから始める中医学】精の不足と陰陽の失調〜腎の病理〜
こんにちは!
HAMTライブラリ中医学担当のどらごんこと大西竜之介です🐉
前回は腎の生理についてみてきた。
今回はその続き、腎の病証についてみていこうと思う。
腎の病証には腎精不足、腎気虚(腎気不固、腎不納気)、腎陽虚、腎陰虚などがよくみられる。
また関連する腑の膀胱の病証には膀胱湿熱などがある。
それでは順番にみていこう!
1.腎精不足=精虚腎精が不足して、精の機能が減退する病証。
腎精不足は以前、精の回でみてきた精虚と同義である。
先天の精の不足、加齢、久病、房事過