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"ten-year-old son"のハイフンの意味は!?

みなさん、こんにちは。

英語学習の調子はいかがですか?

わからないことやうまくいかないことがあるとモチベーションが下がりますが、それは一時的なこと。わからないことはささっと片付けて、次に進みましょう!

と言いたいところですが、純ジャパの僕も英語学習には相当苦労しました。

なので、その経験を活かし、以前はよくわからなかったけど今ならわかるということを少しずつシェアしていこうと思います。

"ten-year-old"のハイフンって何のため?!

本日のトピックは、いろんなところで見る単語と単語の間のはいふんの意味。

高校の教科書かどこかでみたような気がしますが、

I have a ten-year-old son.

というような使い方をするものです。

このハイフンは何のためについていて、いつ付けるべきなのでしょうか?

よくわからないから、付けてみたり付けてみなかったりした方もいらっしゃるでしょうか?

そんな迷いも今日でさよならしましょう。

形容詞

このハイフンを理解する前に、まず形容詞を理解しておきましょう。

「どこからそんな話が?…」

それもあとで説明します。

「そもそも文法用語なんて日本人しか使ってないでしょ?…」

いえ、そんなことはありません。ネイティブの人でもしっかりアカデミックな英語を使える人は文法を理解して文法用語も知っています。

文法用語はとても便利です。積極的に使いましょう。

話が脱線しました。僕の悪い癖です…

形容詞の説明はいろいろありますが、本日は必要最低限のことだけおさえておきましょう。

形容詞 - 名詞の説明

beautiful flowers (きれいな花)

「flowers」という名詞を説明しているのは「beautiful」という形容詞ですね。

今日のトピックに関しては形容詞はこれだけわかっていれば十分です。

ハイフンはまとまりを表す

言うまでもなくハイフンの役割はまとまりを表すことですね。

では、どんなときにもとまりを表すべきで、どんなときはいらないのでしょうか。

例文を比較することで考えましょう。

a) I am ten years old.

b) I have a ten-year-old son.

a) は[ten years] / [old]に分けることができます

数+複数名詞は「two cats」などと同じ形ですね。それに時間の長さを表す「old」がくっついています。

「634 meters high」も同じ形をしていますね。

[634 meters] / [high]に分かれています。

b) は[ten-year-old]でひとつです分かれていません

では、どうしてこちらは分けないのでしょうか。

それは、このまとまりひとつがうしろの名詞「son」を説明しているからです。

つまり、[ten-year-old]のまとまりをひとつの形容詞としてみなしているということです。

このように、複数の単語をまとめてひとつの形容詞にしたいときにハイフンは使われます。

他の例では、

high-quality products (質の高い商品)

law-abiding citizens (法を遵守する市民)

a state-of-the-art computer system (最先端のコンピュータシステム)

などがあります。

このようにうしろの名詞を説明するために、複数の単語をまとめて形容詞とするためにハイフンをいれます。

ちなみに、このハイフンでつないでいるときは名詞を複数形にしないのが一般的です。

× I have ten-years-old son.

◯ I have ten-year-old son.

このちがいにも注意してください。

いかがでしたか。今までモヤモヤしていたちがいがすっきり解決していれば嬉しく思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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