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英語コンプレックスは解消されるのか?

みなさん、こんにちは。

僕は昔から自分のコンプレックスについて考え事をしては、なんの解決策も出ないということを繰り返してきています。

僕だけでなく、みんなそんな感じなのでしょうか?…

僕が一番初めにコンプレックスを感じたのは保育園に通っていた時だったともいます。

もちろん、当時は「コンプレックス」なんていう言葉は知りませんが、今思えば最初はその時だったと思います。

僕は子どものときから思考がまとまらず、言葉がスラスラ出てこない子でした。

それ故に、周りの人とコミュニケーションがうまく取れていないのが、フラストレーションでした。

当時はただでさえ、子どもでボキャブラリーが少なく、自分の気持ちを言葉で整理するのが難しかったです。

これはいまだに変わっていないのですが、ずーっと頭の中で考え事をしているような感じです。

誰でも手持ち無沙汰のときや、作業中のふとした瞬間に考え事をしてしまうとは思うのですが、僕は何かの作業の真っ最中でも考え事をしては、その作業が止まってしまうということも多いです。

僕がそのあとに感じたコンプレックスは小学校に上がったときです。

とにかく、全ての教科でつまづいてしまっていました。

僕は小学校に上がるときには一応ひらがなは全て書けるというくらいの能力があったのですが、それ以外は全くダメ。

特に苦手だったのが、算数と体育。

算数は小学1年生の引き算ですでに???状態でした。

4年生くらいで距離・速さ・時間の関係がわからないという話はよく聞きますが、僕のレベルはそんなものではなかったです。

引き算ができなければ私生活にも影響するレベルです。

幸い、現在は本当に単純な引き算ならできますが、それでも計算能力はやはり低い…

体育は救いようのないほどの運動音痴なのでどんなスポーツもまったくできず、とにかく苦痛な時間でした。

そのあとのコンプレックスは中学に入って初めて勉強した英語。

僕がどれくらい英語が苦手かということはいろいろなところで書いてきたのですが、とにかくひどいレベルで今思い出してもどうしてそこまで苦労していたのだろうかと思うレベルです。

まあ、僕は何事も飲み込みが遅いので英語も例外でなかったというだけだっただろうと思います。

とはいうものの、長年の英語学習のおかげで日本生まれながらそれほど英語が苦手でないというレベルにはなれたのではないかと思います。

英語を勉強し始めたときに比べたら、驚くくらいの成長があったと思えます。

が、それでもやはり英語コンプレックスは解消されませんね。

これは非ネイティブである限りは解消されないコンプレックスなのだと思います。

なにもネイティブと同等に話せないのが悔しい! などと言っているわけではありません。

僕はもうネイティブのように英語が話したいという憧れの気持ちは持っていません。

それでも成長度合いに従い、そのときどきのコンプレックスというのは出てくるのです。

初めアルファベット26文字すら覚えられなかったときは英語という存在そのものが苦痛でしたが、そのレベルをクリアし、大学受験英語なら全く問題ないというレベルになると、それでも英字新聞が半分も理解できないということが起こったりといろいろ英語のつまずきはなくなりません。

大学院留学中にはまわりのほとんどの人がネイティブという環境になって、英語を勉強し始めたときのように英語自体が苦痛というレベルになったことも記憶に新しいです。

周りとのあまりのレベル差に直面するとそれ自体が苦痛になるというのは仕方ないですよね…

今は留学が終わり日本にいますが、それで全て英語のコンプレックスが解消されたというわけではありません。

僕の知人には英語と日本語の両方を読み書きのレベルで同等に使える人が結構います。

もちろん彼らは幼少期に第二言語圏に住んでいたのですが、それでも、僕からすると彼らの頭はどうなっているのかと思うほどです。

自然な言葉で2言語話せるという人は帰国子女でも結構多いですが、読み書きのレベルまでとなるとその中でも少数派だろうと思います。

そんな知り合いに囲まれていると自分の言語能力の低さには愕然としてしまいます。

彼らは小学6年生で英検1級合格やTOEFL110点など、もはや純ジャパには理解できない域にいます。

そのうえもう一か国語話せるなんて人もいて、その事実を前にすると「僕の長期間にわたる英語学習はなんだったのか…」というなんとも言えない感情がもたげてきます。

とはいうものの、環境の変化で得られるスキルにちがいが出るのは仕方のないことですね。

すくなくとも母国語である日本語は問題なく使えているので、それでよしとしておきましょう。

それくらいに思っていないとどうしようもないですし、実際に日本語さえ使えていれば生きていけなくもないので、まあそれでいいのです!笑

みなさんも自分の足りないところばかり見るのではなく、懸命に英語にトライしてきた自分、成長を見せた自分を大切にしてあげてください…


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