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つぶやきのような詩のような

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日々のつぶやきと詩っぽいものです
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#ことば

宇宙のなかの
小さな星が
太陽のまわりを
ゆっくり進んでいる
それだけのこと
それだけのこと

なにごとも
続けられるように
続ける工夫をしてみる
背伸びをしないで
このくらいことと
卑下しないで
十分満足だと
思ってみる
わずかなことの
積み重ねでいい
それでも
形になっていくから

いろんなことを
思いつくけれど
全部はできないから
そのうちの
ふたつかみっつくらい
できたら
上出来

目覚めて
布団から起き上がったら
両目から
涙がだだだーっと
でました

……どうなってんの?

一週間毎晩
泣いた日もあった
一晩中
泣いた日もあった
あと何回
しょうがないって
思うのだろう
悲しみの波に
押し流される

みあげた先に
なにがある?
どんな景色で
あってほしい?
それとも宝物?
願いはそれぞれ
想いもそれぞれ

結局は
自分がとうか
ということなのだ
己を受け入れる
ということなのだ
不出来な自分を
愛おしむ
ということなのだ

会話をしていて
くすっと笑いあうとき
世界中でふたりにだけ
流れている時間
ふたりだけが
あるいはお互いが
お互いだけをみている
そんな空気に包まれたら
きっとそれはしあわせ

いてくれたら嬉しい
くらいなら
いてもいなくてもいい
のかなと思う
くらいには
自分に自信が
無いものだから