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つぶやきのような詩のような

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日々のつぶやきと詩っぽいものです
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#写真日記

こころに風を
いい風を
さらさらとして
心地よくて
ちょうど
子供の頃に使っていた
あのタオルケットのような
やさしい肌触りの
いつまでも触れていたい
そんな風を
吹かせていようね

みあげた先に
なにがある?
どんな景色で
あってほしい?
それとも宝物?
願いはそれぞれ
想いもそれぞれ

結局は
自分がとうか
ということなのだ
己を受け入れる
ということなのだ
不出来な自分を
愛おしむ
ということなのだ

会話をしていて
くすっと笑いあうとき
世界中でふたりにだけ
流れている時間
ふたりだけが
あるいはお互いが
お互いだけをみている
そんな空気に包まれたら
きっとそれはしあわせ

いてくれたら嬉しい
くらいなら
いてもいなくてもいい
のかなと思う
くらいには
自分に自信が
無いものだから

わたしは走っている
裸足の足は血がにじみ
とうに感覚はない
胸が苦しい
肺は固まったようだ
それでもわたしは走る
どこへ?
さあ どこなのだろう
わたしはどこへ向かって
走っているのだろう