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2019年から新CEOとなりITベンダーからDXパートナーへと企業変革を行っている富士通。FY22は過去最高益予想。改革の現状、成長可能性と打つべきアクションについて解説。

富士通と言えば過去はPCや携帯などコンシューマー向けサービスも行っていいたり、一時期はスパコンの富岳で脚光を浴びたりしましたが、現在はSIerとして認識されておられる方が多いかと思います。

実際国内SIerとしてはNTTデータを押さえトップのマーケットシェアを持つ企業ではありますが、DX全盛期の今はDXに取り残された古いSIerとして見られがちです。しかし、富士通はDX企業になるための構造改革に大胆に着手しており、さらにFY22は過去最高益予想を出し、決算後は大きく株価も上昇しました。

そんな富士通がどんな構造改革を行っており、今後成長する可能性があるのか。DXの覇者アクセンチュアやデロイトなどとどう戦っていくべきなのか、解説したいと思います。

DXの到来によりITサービス市場はFor stabilityからFor growthへ

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2. デザイン事業 × プラットフォーム事業という新しい形でDXの波に乗る新進気鋭のデザインファームGoodpatch
3. 新CEOとなりITベンダーからDXパートナーへと企業変革を行っている富士通
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