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日経平均1円高も値上がり銘柄多い

18日(水)の日経平均は
前日比1円高の32,042円
と小幅ながら前日に続き上昇しました


17日(火)のNYダウは
13ドル高の33,997ドル
と3営業日連続で上昇しました
この日発表された9月の小売売上高が市場予想を上回ったことから
消費関連株や景気の影響が大きい銘柄が買われ
ダウを押し上げました
一方で
景気は堅調との見方から長期金利が上昇したため
金利に対する株価指標の割高感が意識されたハイテク株が下落しました
特に
政府が最先端半導体の対中輸出規制を強化する方針を示したことから
半導体関連株が売られました
ナスダック総合株価指数は34ポイント安(13,533ポイント)と下落しました


米国における
長期金利の上昇
半導体輸出規制強化の動きを受け
東京市場でも半導体関連を中心に株式を売る動きが強まりました
パレスチナ自治区ガザの病院が空爆されたと報じられたことから
イスラム教徒組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化するとの懸念が高まり
株式の売買は手控えられ、日経平均は前日比マイナスで推移しました
ただ
中国が発表した7~9月の実質国内総生産(GDP)の伸び(前年比)が
(4~6月に比べ鈍化したものの)市場予想を上回ったことから
中国経済に対する不安が後退し、日経平均は下げ幅を縮小しました
また
半導体設計のソシオネクスト<6526>が英アーム、台湾積体電路製造(TSMC)との提携を発表し急騰したことから
半導体関連株を買い戻す動きが強まりました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,184銘柄と
値下がり数:582を大きく上回りました

東証スタンダード市場指数は
6ポイント高の1,116ポイント
と前日に続き上昇しました
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が上場来高値を更新しました

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