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日経平均290円安もTOPIX小幅上昇

三連休明け19日(火)の日経平均は
前営業日比290円安の33,242円
と3営業日ぶりに下落しました


前週末15日(金)のNYダウは
288ドル安の34,618ドル
と下落しました
この日発表された
8月の鉱工業生産指数が市場予想を上回り
ニューヨーク連銀発表の9月の鉱工業生産指数も前月比で上昇しました
8月の輸出入物価指数の前月比の伸びが7月より高まりました
また
原油先物相場が上昇しました
景気が堅調で物価の上昇が続くとの見方から
長期金利が上昇し
金利に対する割高感から株式を売る動きが強まりました
半導体受託の世界最大手であるTSMC(台湾積体電路製造)が
一部の製造装置の出荷を遅らせるよう要請した、と報じられたことから
半導体需要が伸び悩んでいるとの懸念が高まり
関連株が売られました


週明け18日(月)のダウは
6ドル高の34,624ドル
と小幅ながら上昇しました
原油価格が上昇傾向であることを背景に
消費が抑制されるとの見方が強いことから
景気の影響が大きい銘柄が売られました
一方で
景気の影響が小さい食品、医療関連、日用品や
石油を含む資源関連株が買われ
株価指数を下支えました

TSMCによる出荷延期要請との報道を受け
三連休明けの東京市場では
製造装置をはじめとする半導体関連株が売られ
日経平均を押し下げました
ただ
円安傾向であることから自動車関連が上昇し
原油価格上昇が続くことから資源関連株も買われ
TOPIXは1ポイント高(2,430ポイント)と上昇しました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,079銘柄と
値下がり数:704を上回りました
鉱業、石油石炭が買われたほか
海運、鉄鋼、非鉄金属も上昇しました
銀行、保険も買われました
日本製鉄<5401>、商船三井<9104>、三井倉庫<9302>が2013年以降の高値を
ブリヂストン<5108>、小松製作所<6301>、トヨタ自動車<7203>、本田技研工業<7267>
住友商事<8053>、SOMPO<8630>東京海上<8766>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
3ポイント高の1,153ポイント
と3営業日連続で上昇しました
前週に好決算を発表した
エコナビスタ<5585>(介護施設見守りシステム)が大幅に上昇しました

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